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短歌:元にもどす作業

温風を手櫛で当てるゆっくりとウェットだった時を消すごと/銀猫
おんぷうをてぐしであてるゆっくりとうぇっとだったときをけすごと

 わたしは生来の茶髪である上に、髪が厚く一本が太く癖毛です。高校生くらいまでは、烏の濡れ羽色の直毛にずいぶんと憧れました。頭髪検査が厳しかったという理由もあります。

 髪を乾かすのも時間が掛かり、夏場は特に嫌なのですが、ずっしり濡れたまま寝ることもできず、毎夜のメンドクサイ作業となり果てています。

 誰か、わたしの髪にドライヤーをかけてくれないものかしら。美容室へ行くと、女王様の気分になれます。

 ヘッダー画像、妙な切り取り方をして申し訳ありません。

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