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短歌:泣きそう

自分では気付けなかった君がいることが当然だと思ってた/銀猫
じぶんではきづけなかったきみがいることがとうぜんだとおもってた

 やさしい人になりたいと思っていますが、万人にやさしい人はほんとうにやさしい人ではないと思っています。

 わたしの母は人から嫌われることを極端に嫌がる人で、自分が嫌いな相手であっても、その相手が母を嫌うことをよしとしません。奇妙な心理です。

 その捩れた感情を満たすために、もっと捩れた行動を起こして騒動を招く厄介な性格をしています。
 つまり、その場その場でそれぞれの関係者にやさしいことを言ったり、やさしい行動を取ったりするのです。なぜか周囲にばれないと思って。

 そんな性格の親の元で捩れたやさしさを植え付けられながら育ったせいか、やさしさの定義が曖昧なままなような気がします。

 やさしい人になりたいんですけどね。

 短歌とは関係のない話になってしまった…
 エッセイの方は、すっかり母短歌です。

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