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短歌:雨がうるさい

明け方の叩く雨音心音に重なり僕を隠してくれる/銀猫
あけがたのたたくあまおとしんおんにかさなりぼくをかくしてくれる

 7月に入ってから、まとまった雨がほとんど降らない状態でしたが、昨夜眠ってから雨が降り出し、どんどん激しくなり、明け方には相当な雨音になっていました。空が白み始めたこともあり、4時頃に目が覚めてしまいました。ちなみに、眠れたのはたぶん2時半ころ。

 わたしの健康上の悩みは縮小しつつあるのですが、ひとつだけ困っていることがあります。軽快してきた化学物質過敏症以上に。

 以前からある気圧変動で発現する具合の悪さが悪化して、特に就寝中に気圧がぐるんぐるん動くと(上昇も下降も)、キョーレツな耳鳴りと動悸に苛まれます。口からエクトプラズムが出そうなくらいです。

 行きつけの鍼の先生に打ってもらうと、不思議なくらい耳鳴りも動悸も止まるのですが、ベースには対処療法の漢方薬の服用が不可欠。

 うっかり就寝前に漢方薬を飲み忘れ、夜中に一大気圧変動があり、明け方に目が覚め、耳鳴りと動悸で…

という状況下の自分を、アオくさいモードで短歌にしました。

 雨のバタバタ音と動悸のドクドク音(この場合ドキドキではない)がシンクロすると、自分の脳に「具合が悪い訳ではない」という偽信号を送れることを発見したのです。転んでもタダでは起きない自分。

 おかげで、いつもよりも早めに行動を開始できました。

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