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短歌:僕の夢、君の夢

君が見る夢の登場人物に僕もいつかはなれるだろうか/銀猫
きみがみるゆめのとうじょうじんぶつにぼくもいつかはなれるだろうか

 しばらく会えていない友人が出てくる夢を見ました。音信不通になってしまったので、連絡のしようがありません。
 あちらはする気があればできると思うので、たぶん、もう会うことはないのでしょう。
 分かれ道をそれぞれ歩むことになったきっかけは、何だったのかな。

 そんなふうに懐かしんでいた気持ちにちょっぴり脚色をして、短歌にしました。

 わたしの短歌は、一人称が僕になることがありますが、テーマを決めて作る連作を除き、わたしと僕の使い分けに大した意味はありません。むしろ、音の数を優先しているだけとも言えます。

 ただ、作ってみると心に良く作用する効果があります。

 僕、だと少し心にクッションを置けるのです。


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