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短歌:キタキツネの夜歩き

雪深き庭に残ったキタキツネの足跡は語る生きる厳しさ/銀猫
ゆきぶかきにわにのこったきたきつねのあしあとはかたるいきるきびしさ

 最近は、住宅街の真ん中を平気でキタキツネが歩いています。
 パートナーに言わせると、いま住んでいる地域では、彼が子どもの頃からめずらしくなかったそうです。
 わたしの実家は、ここからもう少し繁華街に近い地域にあります。そこでは、わたしが子どもの頃にはキツネが出たりしなかったのですが、ここ数年はキタキツネが現れます。

 キタキツネが住んでいる林や山の中では、食べ物が見つからないということです。

 ところで、キタキツネにはエキノコックスという寄生虫がいる場合があるので、人間がキツネに接触することはおすすめできません。人間が寄生されたら、大変なことになります。飼い犬が媒介することもあるので、ほんとうに気を付けなくては。

 野生生物というのは、いろいろな意味で恐ろしいのです。

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