ノスタルジアは強い #シン・ウルトラマン
『シン・ウルトラマン』
企画/脚本:庵野秀明 監督:樋口真嗣
🔆ネタバレあり個人的感想 🔆
前置き
6歳離れた弟がいて、小学生〜中学生位までずっと
ウルトランシリーズ一緒にみてたのと、
スタジオカラー&庵野さんが大好きだから絶対に
みたいなと思ってた作品👏
子供の頃ウルトラマン観てた母上と一緒に行った
観終わったあとの、母上の最初の一言が、
「……おもっ…しろかったねえ…………」やったの
最高すぎて、誘ってよかった…!となった
ノスタルジーと新しい感動
開始2秒で、もう心掴まれた
あの、絵の具みたいなやつが、にゅ〜〜んって
文字になってタイトルになるやつ!!!!!!!
全編通してサウンドが当時聞いてたやつだし、
禍特隊のバッジも、
何から何までテンション上がる
怪獣がバンバン出てくるのもらしくて良い
ウルトランが現れるまでの期間人類めちゃくちゃ
奮闘して何体も怪獣倒していて誇らしい
現場の動きと、デスクに座ってる上官、
そして政治家
指揮系統がめちゃくちゃ丁寧に描かれているのに
テンポよくて臨場感ある、
あの描写すごくいいなあ、いいなあと思った
1人間をウルトラマン化するという発想、
ウルトラマンの成り立ち(?)を考えたらありえる
と思うけどそれを考えつくのすご…目から鱗だった
そして核とか、軍事転用、外交に繋がってく感じ
とてもリアルに感じられるのも臨場感の一因かな
予告映像ではこの辺のこと一切出してなかったよね?!?!
プロモーションの情報の出し方は流石としか
予告で想像してたとこの数段上行く感じが、
このひたひたの、満足感に繋がっているきっと
まさかゾフィー出てくるとも思わんかったもん
居酒屋のシーンが最高にすきだった
外星人のふたりが、浅草の居酒屋に溶け込んで
人間らしいの、このシーンほんとうにすき
「大将、おあいそ」「……割り勘で良い?」最高
メフィラスを演じた山本耕史、天晴れ!!!
めちゃくちゃすごかった、ほんとに素敵だった
紳士的で、落ち着いてて、嘘偽りなく話してるのに
そこはかとなく裏ありそうで
なんとも言えない雰囲気でちょっと怖い
お茶目にブランコ漕いでるのにね
シンのメフィラス、ほんとに素晴らしすぎる
斎藤工もほんとうに素晴らしかった
メフィラスとは対照的な、ぎこちなさというか、
中身が入れ替わったのがセリフ1言目から分かる
というか、すごいな〜!!!!!最高
めちゃくちゃ最高なところたくさんあったけど
個人的に1番うわ〜!すき!てなったのは、
カメラアングル!!!劇中音楽!!!!!!!!
プロフェッショナルの時も庵野さん制作のとき
めちゃカメラアングル拘ってるのあったけど
今回もめちゃくちゃカメラアングル変態で庵野節
効いてるな……て終始、にまにましてしまった
会話シーン、最初に禍特隊が現場で話すとこから
もうどこから撮ってんの?てなるすごいカット数
撮ってるよね絶対、すごい………
あと、庵野さんの大好きな”工業地帯”シチュも
ふんだんに入っててにこにこした
劇中音楽も最高、1番良かったのはvsメフィラス
あんな低いエレキギター1本掻き鳴らしとか、
上がらん訳ないね…渋すぎてにまにましちゃった
からのバチバチのロックテイスト〜!沸く
インタビューで、樋口さんが、
「庵野さんの書いた本をほぼその通り映像化できた
と思う」みたいなこと仰ってた、うわ〜!
樋口さん、庵野さんと共に制作ずっとされてて、
(プロフェッショナル観てすごい苦悩されてるなと
思った)
右腕を務めあげるのほんとうに尊敬…すごい
庵野&樋口(敬称略)の並びめちゃくちゃすき
エンドロールにも、自衛隊とか官庁とか
めちゃくちゃ組織の名前あって感慨が深かった
制作に関わった全ての方に感謝したい
4年という長期間の制作おつかれさまでした
素敵な作品を創って下さって
ほんとうにありがとうございました
2022.05.13
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