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依存症期間中と現在との生活の比較

私がギャンブル依存症中と脱却後の平日生活は下記の通りです。

【依存症期間中】
7:30 起床 
7:40 携帯を眺めながら公営ギャンブルの予想を行う(地方競馬、競艇、競輪など)
8:30 出勤 (勤務時間の休憩中に馬券、舟券などを購入)
12:00 昼食を取りながら馬券、舟券購入
19:00 退勤。帰り途中で時々パチスロに向かうときがある。帰宅中、歩きスマホで馬券、舟券購入
20:15 帰宅 一人で食事(家族は食事を済ませているので)
20:30 競輪の車券購入、もしくはfx(為替)をする。
23:30 fx(為替)のチャートを眺める。翌日の公営ギャンブル予想を行う。

【脱却後】
6:00 起床
6:10 瞑想、アファメ-ション、有酸素運動、読書、ストレッチを15分ずつ
7:30 喫茶店で英語の勉強。
8:30 出勤
12:00 昼食後20分散歩、その後20分仮眠
18:00 退勤
18:30 家族と食事
19:30 子供達とテレビゲームを楽しむ
21:00 楽器練習、筋トレ及びストレッチ
22:30 就寝

2つを比べるとよく分かりますが、【依存症期間中】はお金、時間を完全に浪費してました。正直、【依存症期間中】だった時の方が楽しかった、興奮する毎日だったと思います。毎日ドキドキを感じる、勝ったときに優越感に浸る、これがやめられなかったのです。
【脱却後】はそのような心の波は無く、禁ギャンブルを始めたときは特に心のコントロールが難しかったのですが、今は穏やかな生活を暮らしています。慣れると【脱却後】の方が生活が楽しく、本当の幸せを感じられるものです。

私は、禁ギャンブルをスタートさせた後、【脱却後】の生活スケジュールを組み立てるところから始めました。その作成したスケジュールを実践しようとするも、始めは3日も続けることが出来なかったです。何度も何度も、ギャンブルに引き戻されてしまいました。それでも毎日【脱却後】の生活リズムを意識することで少ずつ少しずつ、ギャンブルに接する時間が減って行きました。グラフにすると曲線のような効果です。(始めは、ギャンブルやりたい意識の減少がほんのわずかですが、生活リズムを意識し続けると、ある日突然、一気にギャンブルやりたいと思う気持ちが無くなります。)

他の依存症にも応用できると思っておりますが、まずはなりたい自分を意識して生活スケジュールを立てる。例え欲に勝てなかったとしても、生活リズムを意識し続ける。必ず依存症の効果があると私は思います。


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