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私の人生の主人公は精神科医なのか?

※私の出会ってきた精神科医の話なので、全員に当てはまるわけではありません。

今、私はとても感情が動いている。この感情に名前をつけるとしたら、「怒り」「失望」「絶望」辺りだろうか。

今日、診察があった。そこでSNSやブログを始めたことを、やっと言った。これまで言わなかった理由は、99%反対されるだろうと思っていたからだ。

悲しいことに、希望の1%にはならなかった。
「気分の波がある人は、SNSや発信をやらないでください。」
とはっきり言われた。

悲しかった。悔しかった。寂しかった。

私は、もう8年間ほど精神科に通院している。1人目の主治医のA先生には、大学を休学することも退学することも反対された。「大学を卒業して就職する」ことが「あなたのため」だと何度も言われた。6年間通院していたが、大学を休学するのと同時に黙って別の病院に変えた。2人目の主治医のB先生には、「バイトを始める」ことを提案された。バイトを始めた結果、調子を崩して、1年間に3回入院した。3人目の主治医が、今のC先生だ。

「大学を卒業して就職する」ことを、私の人生だとしたA先生。
「働く」ことを、私の人生に求めたB先生。
「発信していきたい」という私の意思を、一言で否定したC先生。

一体、この人生は誰のものなのだ?
私の人生の主人公は、精神科の主治医なのか?

確かに精神疾患をもつ人にとって、発信することはマイナスに働く場面もあるだろう。だが、今のところ私はプラスの恩恵しか受けていない。それに、20代前半の私は学生時代からSNSに触れてきた。SNSの怖さは、きっと主治医よりも知っている。それでも、発信したいと思った。自分のために、誰かのために。

noteやInstagramを始めてから、苦しいときは「よし!これもネタにしよう」と思えるようになった。この感覚は今までにはなかったもので、とても楽しい。

私の人生の主人公は、私である。
そして、精神科医として言う正当な判断が、私の人生に正解かはわからない。

私は、これからも発信を続ける。
生きていくために。


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