SILKKI試着会 at NILS
7月末に桐生の山の中のカフェレストラン、NILS(ニルス)さんにて試着会を開催させていただきました。
その際のレポートをしたいと思います!
NILSさんは川島ゆう子さんと、弟の宗鳴さんが営むカフェレストランです。
この場所梅田という地域は、桐生市内から車で10~15分ほどでたどり着く山の中の地域。街中の景色からはガラリと変わり、そこには山や川と共存している住宅や集落が点在しています。市内から続くまっすぐな道を進めば進むほど、緑が濃くなり大きな山々と湖に囲まれます。鹿や猪、猿達も暮らす、人間と動物達の生活の境界線が曖昧な地域です。
このNILSがある場所では、かつてご家族が機屋(織物工場)や養蚕をやっていたという川島さん。大きな温かい家族の中で育ち、お父様は人を招く方だったので知らない人と家族と大人数で食卓を囲むことはよくあることだったとおっしゃいます。
お野菜はお父様が作る畑で採れた野菜を使っていたそう。戦争を知っているお父様は、自分の畑を持つことを若い頃の目標にしていた方だった。だからいつも食卓には野菜がたくさんで、NILSでもよく出していらっしゃったそうです。お父様がお亡くなりになった今でもNILSのメインメニューには地元の新鮮野菜を使った料理がたくさん。野菜を食べたい!という気分の時に私もよく食べにきています。
お野菜一つ一つのなんと美しいこと。美しいだけでなく、口に運ぶたびにそれぞれの食感の違いと、それぞれの野菜の味の深さに驚かされます。野菜が喜んでいるのを感じます。
それぞれの野菜の調理方法を分けているらしく、同じパスタの中の野菜でも、茹で時間や焼き時間など下処理が細かく分けられているそうです。シンプルなようで、工夫と手間がこめられた優しい味わい。
定番メニューの季節の野菜のパスタや、農夫のピッツァ(下の写真)は、友人などが迷っていたら必ずおすすめする一品です。
なんだか食レポのような文章になってしまいました笑 ここからは試着会のレポートをしたいと思います!
今回SILKKIでは新商品をお披露目しました。シルク初の半袖商品、シルッキショートスリーブトップです。
一般的Tシャツのようにジャージーではなく織物でできたTシャツのようなシルクの衣服。
シルクをTシャツのようにカジュアルに、でも他所行きの時も着用できる、品のある形を目指しました。色は三種類ございます。
生地はシルクリネンのシルッキパンツと同じ、シルクリネンの織物。生地の内側がシルク100%で、外側はリネンでできています。
ジャージー生地のように生地には伸縮性はないので、形で動きやすさを出すことにこだわりました。いつもパターンをお願いしているパタンナーさんのアイディアを元に微調整を重ね、腕をぐるぐると回してもつっぱらない形を考案していただきました。
サイズはMとLがございます。実はほとんど同じですが、形を少し変えています。Mサイズにはウエストを入れて、女性らしいシルエットに。Lサイズはドロップショルダーを意識して、肩のラインを下げながらもおおらかな印象にしています。
女性がMサイズを着用するとスッキリしたタイトな印象になり、Lサイズを着用するとチュニックを着たような印象になります。男性は比較的どなたでもLサイズがちょうどいい印象です。
妊婦さんが着るとこんな印象↑でした。
また改めて、このアイテムについては記事を書こうと思います。
それからもう一つの新商品、シルッキ植物性エタノールもお持ちしました!シルクのタンパク成分をたっぷりと含んだ手指用の消毒液。70%以上エタノールを配合しきちんと消毒効果がありつつも、シルクの膜がお肌を包みこみます。消毒した後にハンドクリームを塗って保湿するような使用感です。
香りは三種類。ハッカ、ラベンダー、ユーカリがございます。いずれも虫除けにもなるスッキリとした香り。こちらの商品は現在ニルスさんで販売もしていますので、ご来店の際はぜひお試しください。
NILSさんはランチ営業です。夜はやっていませんが、夕方17時ごろから市内の参夕(sanseki)というカフェをやっていらっしゃいます。
SILKKIが一番初めに試着会をさせいただいた場所です。その時の様子はこちら。
ここでは焙煎したてのコーヒーや、お抹茶をいただくことができます。美味しいお菓子やケーキがあることも。
宗鳴さんは裏千家の師範でもある方です。選りすぐりのお抹茶をいただくことができる貴重な空間。金平糖は、京都の金平糖専門店のものだとか。抹茶ミルクや、アイスもありますよ。
NILSも参夕も、異国のような空間でありながら日本の美意識に触れることができる、特別な場所です。ぜひ桐生にお越しの際は、お立ち寄りください。
SILKKIでは来月9月もNILSさんにて試着会を予定しております!
9月25日土曜日、26日日曜日の二日間です。
時間など詳細はまた追ってSNSなどで告知いたします。こんなご時世ではありますが、ご都合よろしければ、ぜひいらしてくださいね。
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