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【読書の時間】 読書はツールであり、読むことが目的ではない

題名:読んだら忘れない読書術  
著者:樺沢紫苑

「自己成長」と「行動の変化」が最終目標
読んだら忘れない読書術

何ともストレートなタイトルの本だなというのが第一印象です。
学びを活かしたいと思っている私にはとてもタイムリーな題名でとりあえず手に取らずにはいられない一冊でした。

この本には、タイトルどおり読んだら忘れない読書術が、惜しげもなく披露されています。
特に印象的だったのは、集中力が高まるのは最初5分と最後の5分。なので「15分」を上手に活用することが集中力を最大に発揮できるということ。
つまり、60分連続で読むよりも、15分読書を4回設けた方が集中力が高まる時間が多いということである。

これは、すきま時間を利用して読んだ方が読書の学びを活かせるということ。
「時間がないから読書ができない」と言っていた昔の自分に教えてあげたい一節である。

最近アウトプットに関してアンテナが張っているので、それに関する本をよく読んでいるが、必ずと言っていいほど書いていることがここにも記してあった。

読書はインプットの入り口であり、アウトプットとセットで完了するということ。

この本ではさらに1週間で3回アウトプットすることで、知識として定着すると書いてある。
3回って意外と難しい。
まずは誰かに話すことが良いのだろうけど、残念ながら読んだ本の内容を気軽に話せる相手はいない。
なので、私の場合は、まずノートに記録する、noteで発信する、あと一回はどうしようか‥‥

このままでは定着しないじゃないか!

違うSNS媒体への発信も視野に入れつつ、さりげなく話ができる人を探してみるかな。

内容を覚えていなければ、速読しても意味がない。
「たくさん読む」よりも「何を読むか」の方が10倍重要。
読んだら忘れない読書術

つまり、内容の説明ができないと学んだことにはならないということ。
ついつい「読書量」を読書のものさしにしがちだが、常に意識しときたい一説である。

読んでいる最中や読み終わった時は、脳が学び感でいっぱいで学習欲と達成感で満ち溢れているので忘れがちになるが、この後のアウトプットが重要であることを肝に銘じよう。

読んだ内容をアウトプットし、学びを定着させ活かすことで自己成長することができる。そして、自分の行動を変化させ、幸せへと導いてくれる。
そう、読書は自己成長をするためのツールである。
手段、つまり読書が目的にならないようにすることも忘れてはいけない。

さて、今日も読書の時間が楽しみだ♪

お読みいただきありがとうございました!!


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