【読書の時間】 書くことに型なんてない
題名:マナーはいらない 小説の書きかた講座
著者:三浦しをん
まず、私は小説家を目指しているとか小説を書いてみたいと思っているとかは全くありません。なのになぜこの本を手にとったのか。
自分でも不思議です。アウトプットや書き方についてアンテナが張っていることで「書き方」について何か学ぶことができるだろうかと思い、興味を惹かれたのだろう。
これまでの自分だったら絶対手にしていないジャンルとの出会い。これも読書の面白いところである。
小説家の方はこうやって小説を書くのかと純粋に知らない世界を垣間見ることができてとても面白い内容でした。
そして、冒頭に書いた一節のように、この本の書き方自体が独特な語り口調なので、思わずうんうんと答えてしまいそうになりながら読み進めることができました。
媒体は違えど、書くことに関して学びの多い一冊です。
自由でいいよと言いながら、読者に伝わるように書く方法をしっかり伝授してくれている。このnoteを書くことに関しても参考になることがたくさんありました。
「一行あき」とは書く時の手法になります。しかし、そこよりもまず文章力を鍛えて堂々と書いた方がいいよということ。
確かに、「こんな文章ですみませんね‥」ってスタンスで書かれても誰もその先を読みたいとは思わないですよね。ついつい自信のない時は、文章もシュンとなってしまいますが、誰かに届くかもしれないと考えるとその気持ちは文章に出さない方がいい。多少のはったりも大事!(とは書いていませんでしたが)
これは、仕事のプレゼンにも通ずることですよね。同じ内容を言っていても自信のある話方をしている人の方が説得力があるように聞こえます。昔の上司が「とりあえず大きな声で自信ありげに話とけばいいから」と言っていたのを思い出しました。
私は、少々真面目なところがありすぐに型にはめようとしてしまうところがあります。ですが、そもそも型って何?誰が言っていたの?と自分に問いかけてみましたが、そこに答えはありませんでした。
まさにこのnoteを書く時もテキストに「自由にお書きください」と書いてああるじゃないか!
読み手に受け入れやすくしてもらう手法はあるかもしれまでんが、その前に書きたい気持ちや構想がないと書くことができません。
その構想もガチガチに固めてしまうと書き始めることも難しいのでいい塩梅が大事とのこと。何でもバランスが大事ってことですかね〜
書き方について学んだところで、今日も読書の時間が楽しみだ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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