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2022年プロ雑用が読んだ書籍BEST11+読書と学習について

こんにちわ!プロ雑用です。
2023年あけおめ!
毎年恒例の今年読んだ本をまとめ…って年越してるやないかいぃぃ!!
いやぁ、年末まで割とスケジュールがカツカツだったもので、年を越してしまいました〜w

思い返してみれば、去年2022年は一昨年以上に出張が多い年でした。一回の出張が長期間だったりするので毎月1〜2週間は外出していましたね。来年は更に多くなりそうな気配です!移動時間は多いものの、案外と読了した本がすくなかった…読みかけの本がたくさんあるんですよ…w
なので今回ご紹介する書籍が、去年読了した本だと言ってもあながち間違いではないです。早速いってみよ〜

2022年に読了した11冊

異性の心を上手に透視する方法
アミール・レバイン, レイチェル・ヘラ― (著) 塚越 悦子 (翻訳)

タイトルだけ見ると出会い系のテクニック本のように見えますが、中身はガッツリ行動経済学の話です。人間の活動はさまざまなバイアスに支配されていることはよく知られていますが、特に恋愛においては機械のように振る舞う、と著者は指摘しています。
恋愛における人間の行動を3タイプに分類するアタッチメント理論を使って、「なぜ自分を幸せにしないタイプに惹かれるのか」を解き明かしています。恋愛だけではなくコミュニケーション全般にも共通する部分が多く、なるほどと膝打ちながら読めました。

兵站-重要なのに軽んじられる宿命
(扶桑社BOOKS) 福山隆 (著)

「戦いは数だよ!兄貴!」とは、かの故ドズル・ザビ中将の言葉です。また「英雄の出現は兵站の敗北である」という言葉もあるように、一般的に兵站はその重要性に反して大変に軽んじられる傾向があります。
人間は少数精鋭が大軍団を打ち破る物語を好みますが、なぜそういう英雄譚が歴史に残るかといえば、それはそれが「特異な現象」だからです。ありふれたものなら、わざわざ強調する必要はありませんからね。
本書の最後にも記されていますが、戦いとは、兵站の戦いです。兵站とはかんたんに言えば、人、資源、財源、工業、食料、交通であり、すなわち国家(や組織)にどれくらいの力が蓄えられているか、という話です。
著者は過去の戦役を分析し、事実に基づいて兵站の重要性を説いています。これは国以外の、たとえば企業組織にも十分応用できる考えです。昨今のビジネスにおいて「人財」などと叫ばれるのも言ってみれば兵站が軽視されてきたことの証左でもあります。

数字は見るな! 3つの図形でわかる決算書超入門
(日本経済新聞出版) 田中靖浩 (著)

会計の世界史の著者が書く決算資料の読み方入門です。以前から会計に関する書籍は読んできましたが、田中さんの書籍が圧倒的にわかりやすいです。いまいち理解できていなかったことが、この書籍で明快になりました。
MG研修を受けたあとに読んだので、よりわかりやすかった。
著者は、専門家ではない一般人において、簿記を学ぶよりも図形を理解することが現代では重要になっていると冒頭で説きます。田中さんの書籍は大変わかりやすい文体でするすると飲み込めるのが良いです。専門家ではない一般人が読むのはもちろん、自分の仕事を一般人に理解してほしい会計の専門家にとってもこの書籍はヒントが多いはずです。

交渉プロフェッショナル 国際調停の修羅場から
(NHK出版新書) 島田久仁彦 (著)

メディアに出ることのないリアルな国際舞台の交渉現場を、現役の国際ネゴシエーターとして活躍する著者が語った一冊。ニュースで見たことのある外交エピソードの裏で実際におこなわれた生々しい体験をそのまま書籍にされています。その中で得た「交渉は勝つことを目標にしてはいけない」「一緒に結果を導き出したという達成感の共有」という2つの極意は、ビジネスシーンにおいても重要なことだと感じます。国対国という企業組織よりも遥かに対立構造になりやすい国際舞台においてのネゴシエーションの大変さ。ときに命を失いかねない現場の迫力には息を飲みます。
といっても文体は非常に柔和で穏やかなので、一見牧歌的に映るのがこの著者の怖いところかもしれないです。

超訳「国富論」 経済学の原点を2時間で理解する
大村 大次郎 (著)

古典の名著の内容を本当に知るには、その書籍が書かれた時代と著者の人生を学ばねばならない、とはよく言われます。国富論においては「(神の)見えざる手」という言葉が独り歩きし、あらぬ誤解を生んでいる場面が多いです。専門家から言わせればこういった超訳◯◯なんかは批判される要因でもあるわけです。わかる、わかるが、専門家でもない僕らは時間がないんや、と思うわけでこういった解説書はありがたい存在です。もちろん中にはアカンやつもあるわけなので、見極めは必要です。
本書は書かれた時代背景やアダム・スミスの人物像なども適宜解説しつつ、国富論を要約してくれているので大変わかりやすかった。しかし、あくまで超訳は超訳なので、こういうのを手がかりにして、本著に挑んでみるのもいいと思います。

人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学
松本 健太郎 (著)

刺激的なタイトルですが、かなりまっとうな行動経済学を用いたマーケティングについてまとめられている書籍です。
マーケティングの手法を学んだことのあるアンカリングやハロー効果、内集団効果、様々なバイアスなどを用いると、どのように人の欲求を刺激できるか、ということが記されています。冒頭、データを盲信すると間違えると断言されている通り、人間が不条理で不合理だということを理解しなくては、人を動かすことはできない、ということですね。

わかる仏教史 (角川ソフィア文庫)
宮元 啓一 (著)

この書籍がほかの多くの仏教系の解説書と異なるのが、著者が仏教を宗教的にではなく、哲学的に捉えているということだろう。今でこそ、故スティーブ・ジョブズはじめとした西洋では、マインドフルネスやアート思考の文脈の中で、仏教を始めとしたインド宗教の理論を哲学的に捉えることが割とメジャーになったが、日本ではまだまだ仏教を哲学思想として捉えている人は少ない。
紀元前十世紀のアーリア人の死生観から現在の日本の仏教形態まで、その変遷を丁寧に解説されているので、とてもわかりやすく、あらためて勉強になりました。

「ぴえん」という病 SNS世代の消費と承認
佐々木 チワワ (著)

日本は経済的に豊かだと言われているし我々もそう認識している。一方で失われた30年と言われるように閉鎖的な感覚も強い。日本の貧困問題は昔から存在していたが、一般的にはほとんど無視されてきた。これはある意味では歌舞伎町のせいだと私は捉えている。
歴史を振り返っても、国家の本当の姿は、貧しいものの中に垣間見えるのだが、新宿歌舞伎町というのは、その時代における「きらびやかな貧困」という相当に矛盾した姿を世間に晒してきた。現代のSNS時代においてこれは「推し文化と誇示的消費」として著者は表現する。
そろそろ我々も身近にある貧困に目を向けなくてはならない。これから生まれる出生率ではなく、今いる人々を真正面に見ないことには、何も始まらないと私は考える。

経済ヤクザ (角川文庫)
一橋 文哉 (著)

ヤクザは、昨今ではマンガなどで面白おかしく描かれることが多いですが、本来は犯罪組織だ。本書ではそのことを思い出させてくれる。近代においていかに政治や金融の裏でどれだけ多くの闇が蠢いていたのかを、本書では明らかにしてくれるばかりではなく、現在の事件の背後に見え隠れするものとのつながりも見えてくる。ヤクザは、いなくなったわけではないのだ。
闇の住人たちは法律には反していないと嘯く。しかし、犯罪とは罪を犯すと書く。法律に反しているかどうかと、犯罪であるかどうかは、実際のところ一致していない。われわれ一般人も、法律だけ見ていればよい、という考えで突っ走ると、いつの間にか背中にヤクザの影を背負うことになる、ということは肝に銘じておくべきだろう。

ツァラトゥストラかく語りき (河出文庫)
フリードリヒ・ニーチェ (著), 佐々木中 (翻訳)

古典の名著、ツァラトゥストラかく語りきの翻訳版です。本書を読んだけではピンと来ない部分もあったので、あわせて、NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラを解説書として参考にしながら読みました。ニーチェの語る「超人」、死んだ神(権威と価値)に変わって人間が目指すべき目標。ニーチェは当時のヨーロッパで支配的だったものすべてを批判し、超人を目指すべきだと語りました。またもう一つ重要なキーワードとして「永遠回帰」があります。これは自分的に一言で表すとジョジョ第6部ストーンオーシャンなんですよね。どんなに苦しみに満ちても、一度でも素晴らしい気持ちを持ったなら、もろもろの苦しみを引き連れたまま人生を繰り返せるだろう、という。
人生とは苦悩に満ちていて、それでも前を向いて歩いていかなくてはならない、とごく当たり前のことを様々な方法を用いて彼は語りたかったのかもしれないなと思いました。

「僕たちのチーム」のつくりかた
メンバーの強みを活かしきるリーダーシップ
伊藤羊一 (著)

2022年最後に読了した書籍。一分で話せの著者がチームビルディングについて語った書籍です。多くの経験から導き出された方法論がわかりやすく書かれています。チームビルディングについては昨今特に重要性が叫ばれてますが、本書の帯に書かれている「本当はみんな、力を発揮したいと思っている」が本当に刺されます。
現在のリーダーシップ論としても有効ですし、一分で話せと同様、すぐ真似できるテクニックが書かれているので、チームをまとめなくてはならない立場の人には、特に参考になる部分が多いと思います。
一方で、経験則に基づいているので、チームビルディングの手法・体系理論については、ほかの書籍と合わせて読むと、本書の内容をより深く理解できるかと思います。組み合わせのオススメは2019年に紹介した仲山進也さんの今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則です。同じくスルスル読めるのでオヌヌメです。

本との上手なお付き合いは、学習を加速させる

日本人の大人は、他の先進国の人に比べて本を読むことが著しく少ない、という記事を昨年目にしました。これは大いに納得することです。
ビジネスパーソンの意識調査でもそれはよくわかります。様々なシンクタンクや企業からその裏付けとなる調査が発表されていますが、昨年末、経済産業省から発表された資料「未来人材ビジョン」が、まとまっていて詳しいので参照してみましょう。

これによると、まず日本のビジネスパーソンは、諸外国と比較して、組織に対してのエンゲージメントが著しく低いとあります。

経済産業省「未来人材ビジョン」33ページより抜粋
えげつないくらい低いですね。共産国家より低いとかどゆこと…

その上、組織に不満があるのに、転職や起業をしようともしない。不満がありつつなんにもしない人が多い。

経済産業省「未来人材ビジョン」34ページより抜粋
経済産業省「未来人材ビジョン」35ページより抜粋
ちなみに別の資料によると、日本の転職率は1%だそうです。
意欲がある人が25人もいるのに1人しか転職しないんかい…

これを参考に猫山課長という方は、「日本の会社員はヘタレ」であり「子どもじみている」と喝破されています。詳しくは猫山課長さんのnoteをご覧いただければと思いますが、内容は非常にうなずけるものです。

学習そのものへの大きな誤解

昨今、盛んにリスキリングとかアンラーンという言葉が流行っていますが、これはこのnoteでも指摘されている通り、日本人のあまりの学ばなさが起因していると考えられます。

経済産業省「未来人材ビジョン」40ページより抜粋

過去のデータの参照先がわからないので、確固たることは言えませんが、この傾向はおそらく今にはじまったことではなさそうです。
これは日本の人材流動性の低さ、つまり終身雇用の問題もかなり大きい影響があるのだと私は考えます。私自身のキャリアを振り返ってもそうですが、終身雇用制度が強い企業、つまりヒエラルキー構造の強い組織(ティール組織論で言うところの、レッド〜オレンジ)では、学習は社内政治および上長からの命令に従うことが前提の中でのみ行われます。
これは学校教育の延長上で行われるので、学習は「既知の正解」を暗記することが最上です。知識が縦に積み上がる、いわば一次元的な集積と言えるでしょう。
ところが現在のような「正解がない」あるいは「正解は多様」な世界においては、知識は縦だけではなく横、だけでなく方向の定まらない全方位の集積、いわば多次元集積が必要になります。

これを確かめるために、偏りはありますが、周囲の人間に口頭で聞いてみましたが、やはり考え方が幼いビジネスパーソンは、学習を「覚えること」と答える割合が高く、義務教育時代の考えを引きずっている傾向が見れました。(N数は50程度なので、あくまで参考です)

つまり、そもそも学びを画一的にしか捉えられていないわけです。
(余談ですが現代の子どもがどう答えるかどうかには興味がありますね)

「わたしは自分が何も知らないということを知った」

古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの「無知の知」はあまりにも有名です。無知の知とは「何もしらない」とは異なります。「知らないと知る」ことは、学びがあって初めて成り立つものです。

12月26日のぶっちゃけnightでも話しましたが、人間というのは、見たいものしか見ていないし、知らないものは気づきません。

つまり、不勉強な人は「何も気づかない」「知らないことを知らない」。
多元的な学習を行わない多くの日本人は、つまりあらゆる意味で「鈍感」なのですね。比較資料がないのでわかりませんが、日本はおそらく現状維持バイアスが諸外国に比べて強いのではないでしょうか?
それは、答えがある(用意)されていることが、当たり前だと思ってるからであり、平和で安心・安全なこの国だからこそだと思うのです。
わかりやすく端的に言えば、つまりそれは「平和ボケ」です。

これは発展途上国のありようと奇妙に一致しており、それがいまの日本が「衰退途上国」と言われる所以でもありましょう。

忙しさに怠けて学習をおろそかにするおろかしさ

本を読まない人に、その訳を聞くと大体の人は「忙しい」と言います。何かにつけて「忙しい」と言うんですが、正直な感想で言えば、その人達は「忙しい」をいいわけにして逃げているだけはないかと思うわけです。

本を読まなくとも学習はできます。最近はAudibleのように書籍を読み上げしてくれるサービスも増えてきていますし、解説動画や音声コンテンツも充実しています。なんだったら内容を要約してくれるflierのようなサービスもあります。しかし、本を読まない人は、どうやら他のこういったサービスやコンテンツを使っての学習もしていないようです。

多忙は怠惰の隠れ蓑にせず、自分にあった学習というものを全ての人々は身につける必要があります。その手がかりとしてまずはできることから初めてみるのが良いと思います。

本をよく読む人というのは、読了にあまりこだわりを持っていません。途中放棄することも特に気にしないことが多い。私もそうです。
本を忙しくて読めないという人は、だいたい難しそうな書籍を決意して読もうとする傾向があります。難しいことは難しいので、時間がかかるのは当たり前です。足し算しか知らない人が、いきなりn次関数について学習できません。難しそうなものではなく、読めるものから読めばいいんです。

また読了したものの、あまりよく理解できなかった、頭に残ってない、という本もよくあります。が、それはそれでいいのです。気楽にやりましょう。

学習グセがない人は、学習を重く考えすぎています。それは、日常の食事を高級フルコースメニューにしようとしているくらいに無謀なことです。日常の食事と考えれば、今日は菓子パンでいいや、と考えることもできますし、今日は調子が悪いから食べないでおこう、もできるわけです。
忙しいと言っても、スマホでSNSチェックしたりゲームしたりする時間はありますし、トイレに入る時間だってあるでしょう。その中で5分でも読む癖をつけてみるといいんですよ。

とにかく学習をインプットと捉えればどんなことでもインプット。
その中で本が有用なことといえば、散文的ではなく、一つの事柄についてしっかりとまとめられていて、なおかつちゃんと完結するってことです。インプットになれてない人にとって、その結論の善悪は別として、ちゃんと完結するっていうのは重要なことなんです。

知るだけでは始まらない。行動し応用して初めて学ぶ

本を読むことで知識を詰めることだけでは、学習の最初のステップに過ぎません。まずは読んでみることは必要ですが、可能な限り自分の仕事や生活に取り入れることが読書の復習になります。自分の血肉にするためには、行動が伴わなければなりません。

残念ながら物知りや本好きの人は、単に知っている、で終わっている人が多いですが、蓄積された知識は、実践しなくては学習にはなりません。つまり逆に言えば、実践できない知識はあんまり意味がない・・・という説には、私は大いに反論します。

役に立たない知識などありません。役に立たないのではなく、使わないだけです。であれば、使える機会をつくればよい。すなわち行動してみることです。経験と知識は、学習の両輪であり、どちらが欠けても学習足りえないのですから、行動も重要なのです。また当然ですが、行動が先だって構わない。重要なのは両方を往復することです。

インプットだけでは最大でも20%までしか理解できないという。
それ以降はアウトプットと実践が重要でそれでさえ90%までしか届かない。
学習は一読にしてならず。

上記の図でいうと、実験(実演・デモンストレーション)より上は、パッシブラーニング(受動学習)、それより下はアクティブラーニング(能動学習)と言われており、まさに知識と経験が、学習には重要だということを示しています。

また、多くの見聞を広めていくことで、一見関係のない内容でも、ある日、突然つながり新しいひらめきや気付きが起こる場合があります。こうなってくると学習はやめられなくなります。
読書における Connecting the dots です。

自分の認知タイプを知り、最適な本との付き合い方を探る

ところで書籍を読むときのあなたは紙派ですか?それとも電子書籍?
本好きを称する方々の中には紙至上主義派がいますが、人にはそれぞれ認知特性というものがあり、合っているものを選択しないと理解に差がでます。

同じ文字情報でも、印刷物での文字は「読む」、画面では文字を「見る」、という違いがあるようです(諸説あります)。
なので、たとえば私は認知特性は視覚>聴覚>言語の順なので、紙の本よりも電子書籍のほうが、圧倒的に読む速度、理解度が早いです(速さでいえば倍以上違う)。ちなみにマンガや図形は紙でも「見る」が強いので、印刷物でも画面でもあまりかわりないようです。

自分がどの認知が優位かを知っておくことも、学習を進める上では重要だと思います。

なんやかんや、本はジャンルも種類も一番多い

本は、コンテンツの中では最も歴史が古く、印刷技術が生まれる以前から、歴史の中で人の手によって記され続けてきました。なので、未だに多くのコンテンツが生まれても学習コンテンツとしては、やはり本が圧倒的に多いのは事実です。なので自分の学びたいものは、だいたい本になっていると思います。もちろん最新技術はインターネットコンテンツが優位な場合が多いですが、それ以外のジャンルは圧倒的に質、量ともに本が優位です(あくまで現在は、ですが。


リスキリングとかアンラーニングなんかも、常日頃から学習している人にとっては当たり前過ぎて、逆にピンとこなかったりしませんか?社会人になったら勉強をやめる、とか本当に意味がわからない。
その割に、みんなマニュアルを求めてやまなかったりします。
これは(繰り返しになりますが)学校教育の延長であり、学習という活動のごく一部の手法に過ぎません。社会において、答えは発見するものでも記憶するものでもなく、自分で決めるものです。
「リスキリングするぞ!」「アンラーニングしなさい」などと上長や権威者に指示命令されるようなことでもありません。自分で考えて動け。考えることも動くことも出来ないのはなぜか?学習しないからです。
不明瞭な先行きだからこそ、学習はその道標になります。

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で、あとは、だらだらとマイペースに読んだらいいのです。
だらだらしてたら意味がないんじゃないか?ダラダラせずに読めるならそうすればいいですが、なんやかんや言い訳して行動しないくらいなら、ダラダラでも動くことのほうが価値があると私は考えます。

今年もおもしろい本を読むぞ、ということで終わりにしたいと思います。
新年一発目から長文ここまでお読みいただきありがとうございました!

それじゃ、また。

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