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お部屋にジャパンディスタイルを

皆さんは、「ジャパンディスタイル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

「ジャパンディスタイル」とは、日本の美学であるシンプルさとエレガンスに、北欧デザインの快適さと心地良さを合わせた、近年のインテリアデザインのトレンドの一つです。

天然素材と職人技に焦点を当て、2つの世界の美点を融合させてシンプルな美しさを称えるスタイルで、日本の「侘び寂び」文化と、北欧の「Hygge(ヒュッゲ)」のコンセプトが溶け合っています。

Hygge(ヒュッゲ)についてはこちら。

ジャパンディスタイルに見られる自然な2つの文化の調和は、デンマークと日本の長きにわたる文化的な結びつきに大きく由来しています。150年以上前、デンマークの建築家、アーティスト、デザイナーが新しいインスピレーションを求めて日本を訪れるようになりました。それ以来、互いに影響を与え合う関係が確立されたのです。

今回は、そんなジャパンディスタイルをお部屋に取り入れる方法をご紹介します。


1.シンプル&ミニマムで余白の美を楽しむ

「和」の要素として取り入れるのは、インテリア本体というより、「余白」の美。
重心が低めのソファを配置したり、本棚や収納棚も腰高くらいの高さで高さを揃え、横のラインを揃えて空間に余白を作りましょう。

2.天然素材と落ち着きのあるアースカラーを取り入れよう

ジャパンディスタイルの空間に用いる素材には、天然由来のものを選ぶのがコツ。
木材、コットン、リネンなどの天然素材をうまく取り入れましょう。
ベースは具体的には天然木の色や漆喰色とし、プラスで自然界にあるアースカラー(ブラウン・グリーン・オレンジなど)をポイントで入れて、全体をまとめてみましょう。

3.どこかにスタイリッシュな家具を取り入れよう

天然木などの「素材感」が強すぎると、どこかやぼったくなってしまいがち。
例えばダイニングテーブルを一枚の天然木を利用した素材感強めのものをセレクトしたら、ダイニングチェアには足が細めなスタイリッシュなデザインを選んでみるとよいでしょう。
空間全体を見渡した時に、すっきり見えるかがポイントです。

4.おわりに

いかがでしたでしょうか。
日本の美学と北欧の美学を融合した「ジャパンディスタイル」。
北欧インテリアの機能性と温かさを残しながら、どこか洗練されてスタイリッシュな雰囲気が素敵です。
あなたのお部屋にも、ぜひ取り入れてみてください。



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