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小型簡易ワードローブの製作!

さてさて最近植物蒸留記事と並行して書いているワンデイDIYシリーズ。
今回はタイトルの通り、衣類の整理整頓を目指した製作をやっていきまっす!

おいら大学生一人暮らしの頃から徹底している"ある事"があるんです。
(あることあるってどんな日本語だマジで…w)

服を床に脱ぎ捨てるのを断じて嫌っているんですよ。
よく女子の知り合いから聞くんですが、一般大学生とかマザコン男ってやたら着た服を床に脱ぎ捨てがち。誰かがいつか洗濯を済ませてくれると思っている。
エフゲニーマエダはこれにはなりたくないな…という強い自制心を持っていたりするんですよ。
あと「部屋の乱れは心の乱れ」とかも言うし。

服を床に置くのを嫌ってる理由・現実問題として、、、
ベッドやソファの上ならまだしも、床の上に上着衣類を脱ぎ捨てたとたん、床のホコリや細かいゴミを私服で拭ってしまうことになります。
なので一人暮らしを始めて以来、タンス横のスペースか洗濯機のフチにひっかけるかのいずれかだったんですね、着たものすぐ着るものの行方は。

で、流れ流れで実家にいる身なのですが、札幌生活中にどうも衣類が少々増えてしまっているので日ごとに衣類箱を開け閉めして着たり仕舞ったりを繰り返すのはツライと思い始めました。

なので今回は普段よく着る服などを掛けておける、簡易ワードローブ的なモノをDIYしていきまっす!!

■今作の主役/材料たち

ざっくりと、目の前に写ってるこれらが今回の材料たちになります!
丸棒3本と、1x4材4本と、1x2材1本程度。。。
天板に関してはウチで使い余している有節SPF板を持ってきます。

わりと部材は少なめで、材料を買い揃えるのにだいたい¥4000くらいでしょうか。

では作っていこうか。

まず規格を定める。

衣類掛けスペースの幅は無印のコレの幅とした。

例によって無印の布地っぽい衣類ケースを縦に2つ並べられる横幅サイズを服の収納スペース(幅)とします。おいら都合の良いMUJIラーなので!笑

割とコンパクトに作りたい希望と、シャツ類・下着類・要洗濯類の衣類ケースを計4つ設置できるスペースを持たせたい希望の2つがあります。

最下段シャフトづくり。

箱に横シャフト部材を合わせてサイズを取る

さてワードローブの横幅を定めた次は奥行きです。
三角形の簡易衣紋掛けとなるので、奥行きを稼げば安定性が増します。
反面、ワードローブの占有面積が大きくなります。

今回、なるべくコンパクトに作りたい希望があるので、できる限り"余裕"を削ぎ落として小さめに作る事を心がけます。

奥行きが決まったら切り出し!

まずはワードローブの奥行きを支持する部材を2本切り出し!
服に木屑を付けたくないのでちゃんとクラフトテープで切り口をマスキングします!

で2本揃えました。でお次は、、、

f25の穴を穿った!

お得意の穴あけ!
ワードローブの底面を支える奥行きシャフトとなります。

スペーサーを削り出す。

スペーサーを端材の1x6材から切り出す。

今回のワードローブの設計上、スペーサーが2コ必要になります。
必要なのは2コなんですが、なぜか4コ分書かれていますねw
2コだけ使います。おそらくスペアなんでしょう。

メインシャフト4本にもf25mmの穴を穿つ。

ワードローブの骨格たるメインシャフトとスペーサーに穴を穿った。

いよいよメインシャフトの底面部分の加工になります。
穴あけ前の写真はただの1x4材4本の絵面なので撮ってませんでしたが、穴あけを完了したメインシャフトスペーサーの面々。

ワードローブの最底面の天板はだいたい5,6cmの高さになるように設定しました!

で〜、、、

仮組みして丸棒が組み込めるか確認!

端材の25mm丸棒で仮組確認!
ざっとワードローブの底面はこのような組み方になります!(画像は激狭状態)

スペーサーの役割は、シャフトが互い違いに組み込まれるために板1枚分隙間ができてしまいます。その隙間を埋めるために2つ用意したワケなんですな!
スペーサーがあることで奥行きシャフトが斜めることなく組み込めているんです。
(実はこの時点でスペーサーが天板に干渉することが判明している)

ワードローブ上部の加工に移る。

まだ未加工で自由に動き回ってしまう上端を加工していく。

さてお次はいよいよ服(ハンガー)をかけるワードローブの心臓部的な箇所を作っていきますぜ。

ハンガー掛け棒の位置・高さを決める。

衣類で最も丈の長い外套(コート)で位置を決める。
ワードローブ下部のスペースを探る作業。

ワードローブ下部には無印良品の衣類ケースが上下2段配置できるスペースを確保します。
なのでその高さにコート裾がギリ及ばないくらいの高さにコートのハンガー頂点が来るよう印を打つワケです、打ちますbb

ハンガー掛け棒の

この穴にハンガーを掛ける棒を通す事でワードローブが△に直立するようになる!

でハンガー掛け棒を通す位置が決まればf30mmの座グリで穴を穿っていきます!
ちなみにこの穴あけ部分にもクラフトテープでマスキングしておくと、バリ立ちをいくらか抑えることができますbb

実はドリリングのみでは上部の丸棒は通らない

ここで次なる大作業が発生。いや覚悟はしていたんです。

ハンガー掛けの丸棒は太さが32mmであり、穴あけに使用している座ぐりドリルの径は30mm。
なのでドリリング後、さらに1mm穴を広げなければならない工程がひとつ上乗せされるんですね。

ドラムサンダーでキレイに穴を大きくする

ここでリュータードリルのドラムサンダー登場!
過去いくつかの木工作品制作で登場し、丸穴をキレイに仕上げるために代々活用してきました。
現状ウチでは穴を大きく広げるにはこのドラムサンダーらを使用しています。(あるいは糸鋸で荒削りか…)

作業時間はだいたい2、30分程度でしょうか。穴4つ分です。意外と短い時間で済みました!

仮組みに移る。

おおかたの部材が揃った!
主に穴あけがメイン作業ですが
仮り組み!

仮り組み!実際の幅に設定して立ててみました!
・・・思ったより細く高いなぁ。

シャフトの上部が不必要に突き出ているので落とします。
コンパクトにして携行性を高めたいので高さを低減しました。


続く。(Next to be contenuted)


若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。