誕生日2日目の雑記

(りん)
誕生日2日目。
しーちゃん、ビールをコップ2杯くらいしか飲んでなくて後ずっとソフトドリンクだったのに、朝からめちゃくちゃ体調悪いらしい。本当は午前中から、買い物に行こうって話だったけど、休んでもらうことにした。めちゃくちゃ謝って来たけど、止めなかった私も悪いから。もうお酒弱いの域じゃないね。
今度から飲ませないようにしないと。飲めないの分かってるし酔うと可愛いから飲ませたくなっちゃうんだよね。

ホテルのチェックインまで暇だから、高校からの腐れ縁の友達と通話して過ごした。誕生日が4日あるって話をしたら爆笑された。変な人だねー、って言われて、嫌な気はしない。すごく正直に話をしてくれる大切な友人だから。私、正直な人が好きなんだろうな。嘘とか上辺だけの言葉が嫌い。仕事とかなら割り切れるけどプライベートは正直な人がいい。友人が話の最後に「でも、それだけ祝ってくれるほど、普段から愛が伝わってるってことだし、あんたが偉いんじゃない?」って言われて、なるほど…と。そんなポジティブな考え、私から出ない。そんなに人付き合い良くない私だけど、こうやって、私にない考えを正直に言ってくれる友人がいるだけで幸せなのかも。「彼氏の誕生日プレゼントから解放されたら、今度は私にも祝わせてねー」…解放って 笑

しーちゃんの様子見に行ったら、横になったまま両手伸ばして「おいで〜」ってしてきたので、吸い込まれた。体調は依然悪いらしくて、心配だったので薬を買いに行くことに。

一人で車に乗ると最近物足りなく感じる。私が彼氏のために薬を買いに行くなんて思ってもみなかった。推し事でしか外出ないくらいのレベルで過ごしてたのに。出来るだけ外に出ないように、っていう世界になっちゃったのと、彼に出会ったのが同じ頃だから、どっちの影響かは分からないけれど、とりあえず昔よりは外に出るようになったかも。薬はよく分かんなかったから、聞き馴染みのあるものを買って帰宅。しーちゃんには安静にしてもらうことに。

時間まで一人で何しようか迷ってたけど、「ここにはないもの」のMVが解禁されてて、それを何度も何度も再生。あー、これで終わりなのか、というのがすごく正直な気持ち。何年も何年も、他のみんなが卒業する度に覚悟してたせいか、やっぱり悲しくはなかった。最近、私も気持ちの整理がついてきて。多分だけど、これまでは飛鳥ちゃんが残されていくことの方が寂しかったんだと思う。けど、今回は飛鳥ちゃんが巣立って行くのが、曲もそうMVもそう、すごく伝わってくるから、むしろおめでとう、って真の意味で卒業を祝えてる感じがある。こんなに清々しい気持ちは初めて。今のところの飛鳥ちゃんへのお気持ちはこんな感じ。

時間はいくらでもあったので、このnoteを書く時間にも充てた。私は普段から病的にメモをするタイプで、思ったことをとりあえず書き出す。前に何かの本で読んで、それが癖になってる。noteを書くようになってからこの癖のお陰で、すごい速度で文章を書けることに気づいた。本業はソースコードとにらめっこだから、全く役に立たない能力だけれど。「気持ちの整理をするにはアウトプット」、しーちゃんにこの方法を薦めたのも私が普段からやってるからだったし、結果的に私の方が触発されちゃった感もある。

少し楽になってきた…って起きてきたしーちゃん。準備して、徒歩10分くらいのところにあるホテルへ。付き合ってからこの“過ごし方”を見つけて、疲れが溜まってきたら休日にここへ来る。綺麗な部屋、ふかふかのベッド、家事は何もしなくていい、これ以上の贅沢はないと思ってる。インドアな私達にとって、旅行の優先順位は高くない。ただ、二人でお泊りするのだけは何だか特別感があった。

チェックインして、手慣れた手つきで部屋を整える。間取りも設備もシステムも知ってるとすごい楽。ご飯は決まってなかったけど、これまた行きつけの焼肉屋へ。このままあと3日間行くと、すごい額払わせそうだったので、「今日は全部私が持つから!」って必死に止めた 笑。プランがね、もうプレゼントだから。

両親からLINEが来てた流れで、「実は誕生日を4日間祝ってもらってるんだよ〜」って話をしたら、「?」みたいなスタンプ送られてきて、面白いのでそのまま既読スルーしてしまった。私、もうその響きに慣れちゃったけど、意味わからないよね 笑

でも、よくよく考えたら、二人で「リフレッシュしよっか」って休日過ごす時とプラン変わらないんだな、ってこの時は失礼ながら思ってしまった。本当に浅はかで性格が悪くてごねんなさい。でもね、それでいいと思った。いつもと一緒で。これが一生続くのが一番のプレゼント。

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