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[お仕事]個人理念で自己紹介。名刺に刻む覚悟の言葉

「個人の理念をつくりませんか?」と、これまで活動してきたSIGNCOSIGN。個人としての理念を掲げることで、人生や仕事の選択を迫られた場面で迷わない。自らの信念に従って、行動を決定することができます。

▼「個人理念」ってなに?

▼ある時は「人間レストラン」で10日で約100名の理念をつくったことも…

さまざまな機会をいただいて、これまで企業・個人の理念を制作してきました。そしてありがたいことにこの度、「スポーツを通して人と社会を繋げるマーケティングカンパニー」の株式会社ジョインハンズスポーツさんより、社員全員分の個人理念制作のご依頼をいただきました!

2014年に設立され、イベントの企画やPRなど、スポーツに関する事業を行っている同社。今回は、名刺をトレーディングカード風へリニューアルするにあたって、それぞれの個人理念も記載しよう!という素敵な企画です。

社員のみなさんとワークをするのは全部で3日。まず1日目は「自分のためのクレドをつくるワークショップ」。最初に“これからの時代になぜ「理念」が必要なのか”を学び、その後“自分らしく働く(生きる)ための「クレド」をつくる”ワークを行いました。

ワークは「LEGO® SERIOUS PLAY®」を用いて実施。“2025年の「理想の上司」をつくる”というお題から始めて、いくつかのテーマでレゴを制作。最後のテーマで“理想の未来のために「あなたがとるべき行動」”をレゴでつくって語り合い、語った内容をもとにして「個人クレド」を発表しました。

レゴ

その後ジョインハンズスポーツのみなさんは、ワークで学んだことを踏まえて「ミッション」「ビジョン」を自ら作成。SIGNCOSIGNオリジナルの「理念書」をアレンジしたものにそれぞれの理念を記入して、内容をブラッシュアップするワークを2日間・2グループに分けて行いました!

▼SIGNCOSIGNオリジナルの理念書

加来_理念書

▼ジョインハンズスポーツの理念書

JHS理念書フォーマット

漠然とした情熱を言語化する

ブラッシュアップ1日目は、若手社員と内定者を合わせた4名が参加。それぞれが理念書の内容を発表し、加来さんと他のメンバーが質問をしながら、背景にある思いや考え方への理解を深めていきました。

ジョインハンズスポーツ初めての新卒社員、今年で3年目の三ツ井さんのミッション・ビジョン・クレドはこちら。

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作成していて気になったことはありましたか?と聞くと、「理念書の上に行けば行くほどふわっとしてしまった」と答えた三ツ井さん。ここからいくつかの質問をしていきます。

加来:
このミッションを達成したら、未来がどうなっているかは見えていますか?

三ツ井さん:
現在の状況では「気分転換しよう」と思ったときに、スポーツは選択肢にない方が多いですよね。生活に浸透しきっていない。もっと映画や食事と同じように、スポーツを楽しんでほしいです。特にバスケットは屋内スポーツなので観戦もしやすいですし、音楽を流すなどのエンタメ色も強いですから。

加来:
では、ミッションを達成するためには何が足りないでしょうか?

三ツ井さん:
これまでスポーツしかやってこなかったので、バスケットをエンターテインメントにするというときには、エンターテインメントの知見が圧倒的に足りていないと思います。

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このようにして個人の経験や考え方を深く尋ね、最終的にブラッシュアップされたミッションがこちら。

誰よりもバスケットボールを愛し続け
バスケットボールと全てのスポーツを
誰もが愛するカルチャーにする

これを聞いて三ツ井さんは、「本当にしっくりきました」と満面の笑み。これをもとにビジョン・クレドも自分自身でブラッシュアップしました。

三ツ井

参加したみなさんが共通して掲げる「スポーツを広めたい」「スポーツを愛してもらいたい」というミッション。それぞれの方に対して「スポーツが身近になるとどう良いのですか?」「その競技の魅力はなんですか?」「どうすればスポーツを愛してもらえると思いますか?」と尋ね、ミッションをつくりあげていきます。

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「スポーツが好き」という共通認識のもと、情熱を持って集まった社員のみなさん。では“なぜ”スポーツが好きなのか?という部分について、考えたこともない方も多かったようです。あたりまえのように身近にあり、あたりまえのように好きになったスポーツ。だからこそ広めたいという認識はあるものの、“なぜ、スポーツは素晴らしいのか”を解き明かせないことには、スポーツが好きではない人に良さを広めるのは難しい。どんな仕事や人生の中でも、原動力になる「好き」「したい」のきっかけや理由を深めることで、行動指針は見えてくるものなのですね。

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本当に実現したいことを見つめ直す

ブラッシュアップの2日目は、転職経験も豊富なベテラン陣が参加。今回の個人理念制作のきっかけをくださった中村さんは、今年で入社3年目。直感の導くままにこれまで2度の転職を経験し、ジョインハンズスポーツに出会いました。

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中村さん:
こうありたいという目標よりも、現在がこうであるということが言語化されてしまったような気がしています。

加来:
ビジョンなどは確かにそうですね。でもミッションが「誰かのために成し遂げたい」というのはとても素敵です。

中村さん:
尊敬する家族の影響もあって、昔から自分よりも相手のために何かしたい気持ちが強くあります。想いやこだわりも強くもちながら、結果にコミットして、誰かにとって忘れられない1日をつくる仕事がしたいと考えていました。

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語る言葉だけではなく、声や雰囲気からも強い意志が伝わってくる中村さん。こうしてブラッシュアップされたビジョンがこちら。

ポジティブな想いを強く持ち
最高の結果にこだわり抜く

やりたいことと中村さんらしさが融合したミッションに、納得の表情。後日自身でブラッシュアップしたミッション・ビジョン・クレドがこちら。

中村

若手陣と同様にみなさん「スポーツに関わる仕事がしたい」「スポーツを広めたい」という気持ちはありつつ、ベテランチームに目立ったのは「誰かのために」というキーワード。
「誰かの支えになりたい」「誰もが生きやすい社会にしたい」「みんなが望む道で活躍できるようにしたい」など、これまでの人生経験を踏まえたより強く明確な想いが感じられました。

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合計3日間の理念制作を終え、それぞれの個人理念を完成させたジョインハンズスポーツのみなさん。完成したメンバーみなさんの名刺をご紹介します!

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名刺を交換した際のインパクトはもちろん、スポーツ要素と個性がかけ合わさったユニークな仕上がりに!
策定した個人理念も、しっかりと記載されています。
こんな名刺を受け取ったら、会話が弾まずにはいられませんね。

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SIGNCOSIGNでは、このように個人・企業に関わらず理念の制作を行っています。「理念をつくってみたい!」という方は、お気軽にご連絡ください。

※SIGNCOSIGNの詳細はこちら

文・写真:シンドウサクラ


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