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スピード・質・理解度を上げるタスクの分解の方法

🎄Money Forward Design Advent Calendar 2022の17日目の記事です🎄

マネーフォワードでUI/UXデザイナーをしているシゲです!

マネーフォワードへ入社し約半年…
転職したことで、プロダクトの理解を深めながら、スピード・質を意識したアウトプットをしたい時、『タスク分解』の重要さを改めて感じました。

人それぞれ様々なタスクの作り方があるかと思いますが、本記事では『まずは行動に移し、トライアンドエラーを繰り返せる』そんなタスク分解について紹介します。


目的と手段を意識したタスク分解

私が考えるタスク分解の考え方は以下の2ステップです。

1. 目的を複数の手段に分解する
2. 手段を1つのタスクとする

1.目的を複数の手段に分解する

ここでいう
"目的"とは、何らか達成したいこと
"手段"とは、手を動かすなど行動に移すことで解決できることです。

例えば…

■目的
プロダクト内のボタンの位置を変えたい
■手段
・使用されている箇所を洗い出す(リスト化など)
・変更内容を検討する
・関係者へ共有(相談、レビューなど)
・デザインへ落とし込む
などなど

共有を複数回行うなど手段をさらに細分化することも可能ですが、
1つの事柄(目的)の達成までを小さいアクション(手段)にしていきます。

2.手段を1つのタスクとする

目的を細分化した手段は、タスクになります。
出てきたタスクは進めやすいように時系列に並べます。

私が手段を出す時に気をつけていることは以下の2つです。

・完了条件が明確かどうか
・1タスクは0.5〜1日で終わるかどうか

この2つに当てはまらない場合細分化が足りないかも?と見直します。
これは、後述するスピードや質を上げる上で重要な部分だと考えています。

細分化したタスクで"スピード"を上げる

前述した通り細分化したタスクは、0.5~1日でなんらかの成果を出せる状態になっています。

共有→検討→合意
のサイクルを早めることによってチームでのスピード感もあがると考えており、共有までの時間(タスクの消化時間)を短縮できるかは、スピードを上げるには重要だと考えています。

私が所属するチームでは、デザイナーとPdMとの定例ミーティングが毎日行われるため、タスクを完了させ共有等を持っていくことで意見をもらえ、スピード感を持って進めることができます。

細分化したタスクは"質"を上げる

細分化したことによる大きなメリットとして、
前の作業に戻ったり、次のタスクへ行くまでに軌道修正を容易にできることが挙げられます。

私自身、『渾身のデザインだ!』と思い共有したものの、
そもそも仕様変更が必要な点や修正箇所が出てくることが過去にありました。100%で出したと思ったら進捗としては30%にも満たないなんてことが起き、時間も足りず、品質も落ち、デメリットしかありません。

タスクの細分化は、発散(他者へ共有や検討)するまでの時間を早め、手戻りやミスを事前に防ぎ品質を上げることにもつながります。


細分化したタスクで"理解度"を上げる

タスク化したが、『やり方が分からず着手できない』といったことが出てくるかもしれません。

そのような状態でも、手段をベースにタスク化しているので
・普段どうしているのか?
・どのような仕様になっているのか?
など

知りたいことが明確になり、『わからないことが何かわからない』といった状態は無くなると思います。


まとめ

タスク分解の仕方から行動に移した結果までを書きましたが、
私が大事にしていることは、まずは行動に移しトライアンドエラーを繰り返してみるということです。

1つ目の行動から間違えているなんてこともあるかもしれませんが、それでもまずは行動に移せる状態を作ることが大事だと思っています。

かといって手段に囚われすぎず、目的に立ち帰りながら
これからも、成果を出していけるよう感張っていきたいと思います💪


Money Forward Design Advent Calendar2022は残り1週間!!🎄⛄️
残りも是非お楽しみに✊



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