夢の中では、スキが付いてた。

第65話

夢の中では、昨日の記事に1スキ付いてました。
実際は付いてませんでした。

遡ること第63話

の最後、

とはいえ0スキは嫌だ。

私が書いているのはnoteであって
ノート(←自分だけが見る。)ではないですから。

でも中の人のスタンスが上記のようだし。
実はノートなのかもしれない。


明日からちょっとやってみようかな。

「明日からちょっとやってみようかな」などと
含みを持たせた終わり方をしたんです。

そして、
「私が書いているのはnoteではなく、実は自分だけが見る"ノート"」
だと宣言して書かれた第64話がこれ。

私の脳内の会話を描いた、小説みたいなもの。
容赦なく登場人物が8人出てきて、追うのが大変。
大変な割に、読者に何ももたらさない。心とかにも。

だってそりゃそうですよ。
自分だけが読む"ノート"なんですから。

みたいにね、逆張りで書いたんですよ。
少なくとも最初はそのつもりでいたんですよ。

でもね、書き終わると、欲が出ちゃうんですよ。
誰かに見て欲しいと思っちゃう。
なので、タイトルも内容がわかるようなものにして、
ハッシュタグも複数個つけて、投稿。

数分後、スキは付きませんで、そして、思い出しました。
これはスキが付かないように、誰にも読まれないように書いたんだと。

編集で、タイトルを「#1」に修正し、ハッシュタグを消して再投稿。
危ない危ない。本来の意図を忘れるところでした。

その夜、夢を見ました。
「朝起きたら昨日の記事に1スキが付いてる」っていう夢です。
しかし実際には付いていませんでした。予想した通りのことじゃないですか。


「夢」には2つ以上の意味があるのは分かってもらえると思います。
寝ている時の「夢」と、「理想像」みたいな意味の夢。
後者はさらに、「将来の夢」の「夢」と、
未来じゃなくても現実離れしている「夢」(「夢見る少女」の「夢」)
とに分類できます。

が、ここで話しているのは前者の「夢」。

夢は無意識の表れだとよく言います。
なので、無意地側は「昨日の記事にスキが付くこと」を予期していた
ということになります。

あーそうですよ。
別に無意識じゃなくてもスキは欲しいですよ。悪いですか。

実を言うと、
ああいう脳内会話みたいなのは世に出してみたかったんですよ。
 note上じゃなくても。映像表現とかで。
ああいうのをするのは、後者の意味の夢だったんですよ。

でも、そんなのを世に出しても見向きもされないのは想像がつく。
ずっと夢のままで留めておけばいいんですよ。

でもでも、 noteという発信手段を手に入れたし、
第63話で上手いこと繋いだ。チャンスは回ってきた。

書いた。世に出した。

…そういえば、だめだったわ。想像できてたわ。

第63話が巧妙でね、「第64話は失敗します」と予め書いたようなもんなんで、
第64話が失敗しても有言は実行されましたから
全体で見たら成功なんです。

でも心のどこかでは第64話自体が成功することを望んでたんです。

試合には勝ったけど勝負には負けたような、
今はそんな感覚なんです。

変なこと、しなけりゃよかった。


以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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