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ロボットSIerの現場を見てみよう!~企業見学会レポート~

こんにちは。
高校生ロボットSIリーグのnoteへようこそ。

今回は、7月に行われた企業見学会の様子をレポートします。
SIリーグに参加する高校生たちが、企業にお伺いし、ロボットSIerが働いている様子やロボット技術について見学しました!


SIリーグについて詳しく知りたい方はコチラ!

 

企業見学は、「尾張コース」と「三河コース」に分かれて行いました。

「尾張コース」ではダイドー株式会社(ダイドーロボット館)とスターテクノ株式会社、「三河コース」では株式会社近藤製作所と株式会社豊電子工業を見学しました。

 


 

尾張コース①:ダイドー株式会社 ダイドーロボット館

 

尾張コースは、愛知県立愛西工科高校、愛知県立一宮起工科高校、大阪府立東淀工業高校、岐阜県立岐阜工業高校、京都府立工業高校の5校が参加しました。

様々な産業用ロボットを見ることができる施設「ダイドーロボット館」を見学しました。

 

ダイドー株式会社ダイドーロボット館ホームページより


たくさんのロボットが展示されており、それぞれのロボットがどんなことができるのか、そのためにどんなプログラミングがされているのかなどを解説いただきながら見学しました。

例えば、こちらは重いものを持ち上げる動作をサポートしてくれるロボットです。

ロボットのアプリケーションの仕組みを解説いただき、まずは自分の力で持ち上げてみます。

結構な重みがあり、自力では大変なようです。

次は、実際にロボットを使って持ち上げてみます。

簡単に持ち上がりました!
手を放してしまったときも安全装置がついており、安心して使うことができます。

様々なロボットと技術を間近で見ることができ、産業用ロボットの一端を知ることができました。


尾張コース②:スターテクノ株式会社


次におうかがいしたのは、スターテクノ株式会社。

ラボ棟で、実際に活躍しているロボットの説明をお聞きしました。

 

 自動車部品を正確に加工するロボットや小さな部品をカメラで認識し、決められた部品を掴むロボット等を見学しました。

ロボットが製造現場で活躍できるように、ロボットSIerの皆様がロボットの動き方だけでなく、ロボットの周辺機器にも工夫を凝らして、ロボットシステムを作り上げていることを学びました。

 

最後に常務の方のお話をお聞きしました。

ロボットSIerに求められていることやロボットSIerとして働く際に大切な心構えなどをお話しいただき、生徒から「ロボットSIerに必要な技能は何か」など活発に質問が出ました。

 

三河コース①: 株式会社近藤製作所

 

三河コースでは愛知県立愛知総合工科高校、愛知県立春日井工科高校、愛知県立豊橋工科高校、愛知県立半田工科高校、、愛知産業大学工業高校の5校が参加しました。

最初に訪れたのは株式会社近藤製作所です。

まずは、現場の社員さんから会社説明や普段の業務と、今力を入れているSIerの取り組みなどについて説明を受けました。

 

一通り説明が終わると工場内を見学させていただきました。

まずは、事務所で実際の資料を用いながらロボットSIerの営業の仕事について学びました。


そして、事務所を出るとロボットのある工場へ向かいました。

ロボットの数の多さに、思わず生徒たちからも「凄い!」といった声が漏れました。

そして、この日最も盛り上がったのはスカラロボットとのつみきタワー対決です。


正確かつ素早くつみきを組み立てるロボットに生徒が挑みました。
最初はロボットのスピードに圧倒され完敗。

ロボットの精度の高さに驚く生徒たちでしたが、何度かチャレンジするたびに生徒の組み立てるスピードも上がり、ついには生徒チームの勝利!
歓喜の瞬間です。


最後に質疑応答、本日の振り返りを行い時間いっぱい学びの多い見学となりました。

 

三河コース②:株式会社豊電子工業

 

次に訪れたのは株式会社豊電子工業です。
工場に着くと敷地の広さに衝撃を受けました。


グループに分かれ、一つ一つの場所を丁寧に説明していただきながら工場内を見学しました。

最後に全員そろって会社説明や質疑応答が行われました。

なかでも現場の社員さんが仕事のやりがいについて「お客様の現場で自分のつくったものが動いているのを見ると感動する。」と仰っていたのが印象的でした。

 


次回は、名城大学の大学見学の様子を紹介します。
ぜひ次回も読んでください!