見出し画像

ロボットSIerを知っていますか!?

はじめまして。

高校生ロボットSIリーグのnoteへようこそ。
愛知県は、「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(通称:高校生ロボットSIリーグ)」という高校生が出場するロボットの大会を開いています。

このnoteでは、 これから12月にかけて、 高校生ロボット SI リーグ の取組について紹介していきます。

みなさんは、ロボットというとどんなものを想像しますか?
人型の「Pepper(ペッパー)」や犬の「AIBO(アイボ)」、ロボット掃除機の「ルンバ」やレストランでの配膳ロボット・・・ここ何年かでロボットは身近なものになってきました。

それ以外にも、工場などのモノづくりの現場で使われているロボットもあります。
【産業用ロボット】といいます。

たとえば、自動車の車体を組み立てたり、小さい部品を並べたりするロボットです。

工場では、現場の人手不足を解消し、より効率よく生産するため、ロボットを使って仕事を進めています。

この産業用ロボットですが、本体の部分だけではうまく動きません。
センサーやカメラといった「目」
物をつかんだり移動したりする「手」
指令を出す「脳」が必要です。

ロボットの目や手、脳を作りこみ、ロボットのシステムを作り上げるのが
「ロボットシステムインテグレータ」、通称「ロボットSIer(エスアイアー)」という仕事です。

「高校生ロボットSIリーグ」は、「ロボットSIer」を育てるために愛知県が行う、競技会です。


今年で2回目となる競技会には、全国から選ばれた10校の高校生チームが参加します。約8か月かけて、ロボットを使ったボールペンの組み立てやお菓子の箱詰め、ギア部品の組み立てのシステム構築に取組みます。

競技の内容

各高校チームには、1社の企業がサポーターとしてつき、ロボットの操作方法やプログラミングのアドバイスを受けながら競技課題をクリアするためのシステムをつくりあげます。

今年の出場校一覧

今年からは、通常の競技部門に加え、各チームが自由に設定した課題に取組む「オープン参加枠」を設け、技術を磨いていきます。

オープン参加校
・愛知県立瀬戸工科高校
・愛知県立豊川工科高校
・愛知県立豊橋工科高校
・兵庫県立西脇工業高校

また、高校生がロボットSIer企業に訪問し、実際にロボットの見学も行います。


昨年の企業見学会の様子
昨年の企業見学会の様子

 

2023年度の競技会は、12月9日(土)、10日(日)の2日間。
高校チームのロボット実技のほか、サイドイベントとしてロボット体験やプログラミング体験ができるワークショップも開催します。

昨年の競技会の様子
昨年の競技会の様子

ぜひ、高校生チームの活躍を見に来てください!

これから1月まで高校生ロボットSIリーグや高校チームの活動を紹介していきます。
また、最先端のロボットについてもお伝えする予定です!


次回は高校チームの様子について投稿します。
ぜひ次回も読んでください!