青梅しづり

絵と文字と音楽。 色が好きです。

青梅しづり

絵と文字と音楽。 色が好きです。

最近の記事

忍野八海に行きたくて早何年。

数年前にアド街ック天国で紹介されていた忍野八海。 車の免許を持っていない私にはちょっとアクセスが難しい。 まず関西から山梨まで行くのが大変。 学生時代に行きたいと思ってからルートを調べたけど、 お金がない私には夜行バスという選択肢しかなかった。 それでもバスに乗ってそこからバスに乗って、バスで帰るのはあの頃の私でもきつかった。 でもとても行きたいんだ。 青を好きだと明言しているんだから。 あの水彩絵の具を溶かしたような澄み切った水、 おもちゃのように泳ぐ魚、

    • ほうれんそうが苦手、野菜ではなく仕事のほうの。

      私はほうれんそうが苦手だ。 ほうれん草ではなく報連相のほうである。 何でだろうと考えていたら、これかなというのが思い浮かんだ。 その前になんで報連相が苦手なんだろう。 高校生くらいから1人でいることに幸せを感じ始めた。 そのあたりから勉強、読書、音楽にはまった。 今気づいたけれどこれは全て一人でできることだった。 マイペースで気分屋な私には人に合わせなくていい、 1人でできる趣味ばかりだ。 今の絵や写真や文を書くことだってそうだ。 長らく1人で物事を進めす

      • 薄い顔に派手な柄シャツ、そのギャップが好きすぎる。

        ギャップというのはすごい。 幾度となくギャップ萌えで推しを変えてきた。 2次元でも3次元でも、ギャップがある奴最強説。 3次元ではいつも薄い顔の人が好きになる。 なぜだか多くの人があまり自分の顔に自信がないのか、 服に無頓着なのかはわからないがシンプルな服を着ていることが多い。 人間、第一印象が与えるイメージは大きく、 そのまま何年も無地のその人に慣れてしまう。 でもある時、少し大きめなイベントや広告などで、 スタイリストさんの意向か広報の希望か何かで、

        • 遅れてやってきた青春

          仲のいい友人と海に行った。 そんな予定なんてなかったのに、 急に海に行くことになった。 全員が良いじゃんと行って、1人が運転した。 もうみんな大人になって軽じゃ狭かった。 でもなんだかとんでもなく楽しくて、 心底泊りでどこかに行きたいと思った。 全員音楽をやっていたことから仲良くなったメンバーで、 学校が同じだったのに卒業してから遊ぶようになった。 カラオケに楽器を持って行ったこともあった。 音楽をやっていたせいで車内はまるで 売れないバンドマンの遠征の

        忍野八海に行きたくて早何年。

          「映え」って難しい。

          何が映えかわからなくなってきた。 何が人の琴線に触れるか本当にわからない。 写真で食っていけるとは思っていないし、 その予定もないのだけどただただインスタで写真を上げている。 自分が100%良いと思ったものと、80%くらいのものでも 80%くらいのもののほうが気に入られたりする。 本当にわからない。 私はなんてことない標識とか看板とか空が好きだけど、 アンティーク調の小物や緑が鮮やかな景色が人気だ。 私のカメラ、PENTAXは緑が本当にきれいに撮れる。 特

          「映え」って難しい。

          一眼レフを買ったら、フッ軽になった話。

          カメラを買って3週間ほどになるが、 毎週末どこかに出かけては写真を撮っている。 暑いのは得意じゃないので、夏は出かけてもショッピングモールが多かった。 でも今年はすでに海にも行ったし、公園にも河川敷にも行った。 代謝が悪いので汗もろくに掻かなかったのに最近では毎週末汗だくになっている。 人生で二番目に健康的だ。 (一番目は毎日20分歩いて大学に行って、週末に何十キロも観光地を歩いていた留学時代) とにかく何かを撮りたくて仕方がない。 だから休みになるとすぐ外に

          一眼レフを買ったら、フッ軽になった話。

          いつか好きなことをするだけのチームを作りたい。

          なんとなくの夢だ。 好きなことをしたい人が、 好きなことだけをして何かを作り上げる。 描く、読む、歌う、踊る、書く、作る、撮る、、 なんだっていい。 例えばCDを作るなら、 歌詞もメロディーも演奏も録音も編集もジャケットも衣装もメイクも全部、 自分たちでつくるみたいなそんなことだ。 芸術って生きていくのが難しい。 私だって諦めた夢がある。 いつか諦めてしまった人でそんなことができればいい。 そうして、諦めなくていいんだって伝えたい。 まだまだ先のことだ

          いつか好きなことをするだけのチームを作りたい。

          心に響くことだけする、私はそんな甘い奴。

          人生そんなに甘くないよ、と言う人がいる。 そうかもね。でも誰にも迷惑かけていなければ別にいいよね。 この間久々に友人と会ったので、仕事を辞めると伝えた。 何で?と聞かれたので、つまらないからと答えた。 あれもこれもしてみたいと言うと、良いじゃんと返ってきた。 そのあと合流した他のメンバーは辞めると言っても、 特に何も言ってこなかった。 みんな辞めてりしてるからかな。 誰に言っても止めたりとかやめておいたほうがいいとは言わない。 甘やかされているのか、ドライな

          心に響くことだけする、私はそんな甘い奴。

          一人めっちゃ楽しい。

          一人図書館楽しい。 というか人と行っても喋れないし。 一人美術館楽しい。 友達と行ったとき止まるタイミングバラバラで苦労した。

          一人めっちゃ楽しい。

          どこにでもある石ころ

          私はどこにでもある石ころ。 どこで生まれたかわからないけれど、 気付けばここにいた。 ここからまた遠くに行くかもしれないし、 ずっとここにいるかもしれない。 なんだか大きい生き物に踏まれたり、 時には波の上をジャンプしたり、 他の石と喧嘩して小さくなったりする。 いつかは消えてなくなってしまうかもしれない、 まぁそれも悪くはない。 私はどこにでもある石ころだ。 水の流れに逆らわず、身に任せて生きている。

          どこにでもある石ころ

          デスクトップは人の精神状態を表す

          デスクトップは綺麗にしておく派でしょうか。 完璧にフォルダで統制がとれている人、 フォルダに詰め込んだだけの人、 いろんなフォルダが乱立する人、 並べたファイルを絵にする人、 きれいに並べられたファイル、 色んな所に飛び散ったファイル、 どこに繋がっているのかわからないショートカット、 何用に作られたテキストかわからない「無題1.txt」、 中身が不明の「新しいフォルダー(2)」。 デスクトップには性格がよく出る。 私に良く仕事を教えてくれたあの人は、

          デスクトップは人の精神状態を表す

          一眼を買って分かった、IPhoneカメラのすごさ

          カメラを買って1週間ぐらいになる。 写真を撮るのが好きで、6年くらいIPhoneで写真を撮っていた。 素晴らしい被写体たちのおかげで、 かなりいい写真がたくさん撮れた。 満を持して一眼レフ、取り扱いが難しい。 壊さないようにカバンに入れて、首にかけて、 レンズキャップをして。 重いし、カバンの中で場所をとる。 一方IPhone、お尻のポケットにだって入れられる。 軽いから持って行こうか迷うこともない。 カメラは写真を撮ることにはずば抜けているけれど、 そ

          一眼を買って分かった、IPhoneカメラのすごさ

          きっと人は、急に死を選んだりはしない

          いつからか涙が止まらなくなった。 1年前は大丈夫だった気がする。半年前も多分そう。 3か月前くらいから怪しくなってきた。 ここ一ヶ月はほぼ毎日泣いている。 どこで弱くなったんだろう。 もともとよく泣くほうだったけど、最近は本当にダメだ。 朝は腹痛、昼は頭痛と肩こり、そして泣きながら家に帰る。 親に見られたらきっと笑われるから、 玄関で涙を拭いて、お風呂で冷静になる。 これちょっと異常かもしれない。 でもこれは誰にも見えない。 知っている人の前では泣かない

          きっと人は、急に死を選んだりはしない

          頑張らない人生

          頑張ることができるのはすごいことだ。 でも別に頑張らなくてもいいと思う。 なんだかんだ言っても結果がすべての世の中、 頑張っても報われないことがたくさんある。 だから別に頑張らなくてもいいんじゃないかな。 この国はこの頑張るに取りつかれているのか、 というほど頑張れがはびこっている。 でも多くの人が挫折を経験している。 自分より若い人や経験の浅い人、 別のジャンルからやってきた人にあっさり抜かれたりする。 努力は裏切らないとよく言う。 確かにそうだ。自分

          頑張らない人生

          美術館に行きたい話。

          私は絵画展が大好きだ。 特に西洋の絵が好きで、隙あらば関西のどこかで開催されていないか、 なんなら休み中に行ける他の地域で何かないか調べている。 元々好きだったかと言われるとそんなこともない。 大学に入った頃は全く興味がなくて、 西洋絵画の授業で絵画にはまった。 それからはいろいろな画家を調べ、 歴史や流派を学び、 美術館によく行くようになった。 好きな画家はたくさんいるが、 強いてあげるならマグリット、ターナー、クロード・ロラン。 主に風景画が好きで、

          美術館に行きたい話。

          人生行き当たりばったり、でも最高。

          私の人生は、よく考えないほどうまくいく。 そんなに長い人生を生きたわけじゃないけど、 ずっとなんとなく適当に流れに身を任せて生きてきた。 中学生の時、友達が受けると言った制服が気に入った高校を受験した。 高校生の時は3年の一番最初の面談で急に大学受験をすると言い出した。 大学生の時には急に長期留学をやめたし、就活では職種や業種を何度も変えた。 適当に決めた高校で私は音楽を始め、読書にはまり、個性的な人たちに囲まれて物事の考え方が豊かになった。 第二志望の大学だっ

          人生行き当たりばったり、でも最高。