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2つのことを同時にやる方法

よくレッスンをしていて、弾き語りが出来ない、やったことない、という多くの方がおっしゃるのが、「歌と楽器、手と口で別のことを同時にやるなんて。」という台詞です。

どっちかに捉われてしまって上手くいかない。当然私にも経験がありますし、今でもまだまだだなと思うことの方が多いです。そして確かに普通に考えれば難しいことだとは思います。

練習するということは大前提なのですが、今回はもう少し、この「2つ以上のことを同時にやる」ということについて考察したいと思います。

普段、歩くときのことを考えていただきたいのですが、すでに手と足の2つを別々の動きをさせていますよね。
運転する時はいかがでしょうか。アクセルブレーキを片足で巧みに使いこなしながら、ハンドルを操作し、道や信号や標識を確認しながら、何なら隣の誰かと楽しく会話していたりします。

しかし、"ピアノ(楽器)を弾く"という行為と"歌う"という行為を同時に出来ないのは何故でしょうか。

この部分には他にも、上手く歌が歌えない、呼吸が上手くいかない、講師に教わった通りに出来ない、などのよくある悩みの根本原因が隠されています。

皆さんは歩くときや、運転をするときに、別々のことを同時にやっているという意識を持つでしょうか?
歩いてる時には、手や足のことは意識せず、運転時もハンドルをどう回す、いつアクセルを踏むという意識はほぼないはずです。

つまり、『2つ以上のことを同時にしなければ。』という意識(プレッシャー)が、その行為をより難しくさせているのです。
弾く行為と歌う行為が、調和している状態を見つけるまでは練習やレッスンが当然必要です。
しかし、いつまで経っても上手くいかない人は、このプレッシャー(緊張)を外せていない、リラックス状態になっていない、つまり、間違った集中状態にある、という方がとにかく多いのです。

ピアノがうまく弾けるだろうか、歌を間違えないで歌えるか、という不安がむしろ倍以上に膨れ上がってしまっていたりします。

歩く時に、手がうまく振れなかったらどうしよう、足が上手く使えなかったら、などとは考えないですよね。

それらを指標に、自然に動作するということを考えて、ピアノや歌そのものからは意識を外し、全く別の何か一つのイメージを持って臨む癖を付けていくことがとても大切なのです。

歌自体もそうです。以前のVocal Magazine(歌の捉え方について)にも記載しましたが、腹式や声帯や姿勢など、意識する部位が増えれば増えるほど、プレッシャーとなり、上手くいきません。
それら全体が協調している一つの大きなイメージを見出すことが、ここでもやはりとても大切になります。

そして、そのためにも、テンポを遅くしたりして、ピアノと歌の噛み合い方をしっかり認識し、何度も反復をして、身体に刷り込んでいくという作業がここで必須となります。むしろそれが分からずにイメージだけを持っていても、上手くいく訳がありません。

よって、まずは、曲の分析、そしてゆっくりのテンポで身体に入れていく、そして普段話すときのように、歩くときのように、自然にスムーズにいくイメージを見出す。
そして、録音しては聴きかえし、主観と客観の一致を図る。

好き勝手でなく、何かそういった基本の流れを持って、能力向上に向かっていくということです。

ぜひあなたオリジナルの成長方法をSidewaysのレッスンにて模索してみてください。

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