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しんどさを主張することに罪悪感がある。

今週しんどかったので、記録。
しんどいのとともに、わたしのしんどさなんか大したことないのに大袈裟なのでは?という自己嫌悪に陥る話。


わたしはこの3月に仕事への不満が溜まりに溜まって頭がおかしくなった。
心が折れて生きる気力もなくなったし、この地獄が永遠に続くのか?と思い始めたらイライラと怒りと不安で心がぐちゃぐちゃになった。

もう無理かもしれないな、どうにかしないと日常生活が暗い気持ちで侵食されてしまう。
しかし、所属長や直属の上司にこれまで幾度となく改善を要求してきた結果のこれなので、もう身近に頼れる人はいないと思い、産業医に相談した。

産業医は、「ストレスの原因(主に仕事のできないF)を取り除かないことにはしんどい状況は変わらないので、自分から所属長にあなたの職場の環境改善をするよう通知してみます。」と言ってくれた。
やっと少しいい方向に向かうと思った。


産業医の通知を受けて、所属長、直属の上司、産業医との窓口になっている総務担当の管理職の3名と平社員のわたし1名で面談が行われた。
産業医から、予めわたしがメンタル不調で心療内科の予約を取っているという情報は3人に共有されていた。

今の部内の環境が最悪ならば、少し離れてみたらいいのでは?と管理職は思ったらしく、
結果的に、
①今の席から隣の部屋の席に移動する
②今の部屋の中で席替えをする
③すぐにとはいかないが、他県への異動を検討する
という選択肢を提示され、わたしは①を選び、4月末に意気揚々と隣の部屋に移動した。

その後、5月から心療内科に通院し始め、薬を毎日飲みながら比較的穏やかに勤務できるようになっていた。

と思った矢先…

今週月曜日、総務担当の管理職に別室に呼び出された。
体調のことや、薬はどのくらい飲んでるのかとか聞かれ、以前よりはかなり気持ち的に楽であるが未だ通院し薬を飲んでいることを伝えたところ、
「元気になったなら元の席に戻ってほしい」といきなり言われた。
たった2ヶ月で元の席に戻れと言われるとは夢にも思ってなかったのでかなり動揺。その場でやんわり無理だと言ったら、
「じゃあ今月は待ってあげるから来月また確認するわ」で話は終わったんだけど…

その後家に帰ってからのモヤモヤがすごくて、怒りが湧き始めてきた。

嫌な予感ですわ…嵐の前のイライラ。←


まずわたしのイライラ、モヤモヤを説明しよう。

①席を移動することに関して、期限を設けているという説明を当初から今まで一切されていない。たった2ヶ月で元の環境に戻れって言われるなら、最初からこの条件を飲んでいない。

②元の席に戻れと言う意図がわからない。
建前の理由は「他の社員が使うこともあるから、今あなたの使ってる机は空けておいてほしい」とか、「あなたの仕事は個人情報を取り扱ってるから元の隔離された部屋で仕事をするべき」のようだが、
そんなことは、わたしが席を移動する時点で少し考えれば分かってたこと。今更何を…。

③わたしがメンタル不調になった原因については何も解決していない。
わたしの部署は、仕事が著しくできないおっさんFを抱えており、わたしの最大のストレスはこいつなんだけど、こいつを異動させたり仕事の実態に見合った待遇に下げたりは一切していない。
しかも「あいつはもう何を言っても変わらないから、気にするのをやめろ」とまで言われた。
なぜ、わたしが変わらなければならないのか。変わるべきなのはずっと前からFのほうなのだが。

④管理職(全員65オーバーのジジイ)が全員クソ
わたしは4月の面談時点からずっと1人で戦ってきた。
わたしの立場から意見を言ってくれる管理職はいない。君の意見は尊重するよ何でも言ってのスタンスだが、まるでわたしが管理職3名からジャッジされる側みたいで、いつも自分の正当性を裏付けるための証拠集めをし、プレゼンをしている気分だった。
最初から対等な関係ではなかったし、立場の違いすぎる男性3名と平社員女1名では公平性が保たれてなさすぎる。


こんな感じなので、総務担当の管理職が言ってきたことは、他の管理職も同意見なんだろうなとすぐに察した。

あぁ、近場に相談できる人がいない。

その場では大丈夫なふりをしたが、翌日からは「次は何を言われるんだろうか」「あの部屋に戻れって?何も変わってない元の場所に?」「一応心療内科に通院してること知ってんのに、そんなこと言う?」という気持ちがとめどなく湧き上がり、不安と恐怖で通勤中から数時間動悸が鳴り止まず、かなり追い詰められた精神状態になってしまった。

もうわたし一人の力ではどうにもできないと思い、本社の信頼できる女性に助けを求めたのが水曜日。


本社の女性は、わたしからのLINEを読んで、すぐ電話で話を聞いてくれた。
みっともないが、泣いた。笑

わたしにとって元の席に戻ることの何が怖いかって、元の席に戻ったとしても多分普通に働けるけど、繁忙期になると全員ピリつくし、ただでさえ普段からコミュニケーションが皆無な部署で、少しずつ壊れて3月末のあの精神状態に遅かれ早かれ絶対になってしまうのが分かるから。(だってストレス因子は現存だから←)

イライラしすぎて正気でいられない。些細なことで大声を出して捲し立ててしまう。ずっと心の中に怒りが渦巻いてる。これはまともな人間の状態ではない。

本社の女性は、「あなたは何も悪くないよ!気にしすぎちゃダメよ!」と言ってくれ涙が出たが、一方でこんなことで大袈裟にいろんな人を巻き込んで正気を失う自分に嫌悪感も抱いた。


そのあとは、本社の総務部長がわたしの気持ちを尊重してくれて、わたしの所属長に今回の件への苦言を呈してくれ、結果的に今まで通り安心安全な場所で仕事をできることになった。
しかも、わたしはこの一連の出来事で管理職全員のことをさらに信頼できなくなって、所属長と一対一で話すなんて恐怖でしかないので無理っす。と本社に言ったのだが、それも伝えてくれた。笑

これが木曜日の話。


で、本日金曜日。
今週のゴタゴタで頓服で貰ってた抗不安薬が尽きたので心療内科に行った。

先生に「どんな時に飲まれましたか?」と言われたので、
職場で…と説明しようとしたらまた泣いてしまった。(本当にみっともねぇ)
先生は話を聞いてくれるけど、「じゃあ席は変わらなくて済むんですね」と確認してくるだけで、それは大変でしたねとかは無い。

わたしって何か病名でもあんのかな?
そういうことも言われたことないから、自分のこの苦しさは心の病気ではなくただの甘えなんじゃないか?って思ってしまう。

食べれなくなったり、寝れなくなったり、ベッドから起き上がれなくなったときに初めて、わたしは甘えではなく精神疾患であると認められるのかな?


自分のしんどさ、辛さは他人と比較できないから、自分は特別自分に甘いだけで、専門家や同僚などからは「そんなことで大袈裟にメンタル不調だなんて…」と思われてるのかな?という考えが常に付き纏っている。
だって、ご飯食べれるし、日中気を張りすぎて夜は死んだように寝てるし、みんなそれぞれ辛いことあっても自分だけで解決して普通に生活してるじゃん。

それにパワハラをされてるわけでも(シンプルに人権侵害だとは思うが)、抱えきれないほどの仕事量を丸投げされてるわけでもない。ハラスメント相談窓口も一応あるし、今回のように力になってくれる会社の人もいる。
それなのに、贅沢だよな。わたしって。

しんどいって言って、しんどいよねって共感されても、「わたしごときのしんどさなんか大したことないのに、すみません」という気持ちになる。

こういうの、何て言うんだろう。

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