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有機JAS認証はオーガニックの証です


 化学肥料と農薬を使わないことを広く有機農業といいますが、「有機野菜」とか「オーガニック」と名乗るためには有機JAS認定を受けなければいけません。
 しかし、有機農業をやっていても有機JAS認定を受けている生産者は非常に少ないです。
 認定料が高く手続きが大変なこと、味の保証ではないこと、お客様との信頼関係があれば特に必要性を感じないことなどが理由だと思います。
 しかし実際に取得してみて、有機JAS認定のおかげで取り組めたこと、知ったことがたくさんあります。
 卒業証書と同じで、学んだから大丈夫であるとは言えませんが、取り組まないと得にくいことはあります。


毎年審査があります

 自分自身は、有機JAS認定を取得しなければ、栽培計画書作りやトレーサビリティーの取り組みが不充分であったし、職場の衛生管理やスタッフの労働安全や廃棄物処理など細かいチェックが出来なかったと思います。
 環境保全や生物多様性についての取り組みも有機JAS認定を通して学んだことが多いです。
 化学肥料と農薬を使わないというのは有機農業の入り口であり、オーガニックとは生き方、考え方です。
 

 人は自分が主体となって学ぶことは苦手です。
化学肥料と農薬を使わないことを決めて有機農業を始めた後にも学び続けること、考え続けること、有機JAS認定をとるための取り組み、取り続けるための学び自体が、オーガニックであるために意味があると思います。



「有機JAS認証はオーガニックの証です 」
第1版 2024年7月13日発信
 
オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳


オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑  (ご案内)     
 
しあわせ野菜畑は年間50品目の有機野菜を栽培している、静岡県内最大のオーガニック野菜農園です。
静岡県高等学校の農業教員であった代表(大角昌巳)が2009年47歳の時に起業し、現在17名のスタッフで有機野菜を全国宅配しています。
有機JAS(オーガニックの証)とGAP認証(安全な食の証)のを取得し、東京オリンピック・パラリンピック選手村に食材を提供したり、SDGsの取り組みにより農水省「未来につながる持続可能な農業コンクール」にて表彰されました。
静岡県掛川市はオーガニックビレッジ宣言を行い有機農業に取り組んでいます。その取り組みで、五穀豊穣の神事「神嘗祭」の時に伊勢神宮内宮に野菜を奉納しています。
しあわせ野菜畑は徳川二代将軍の生母「西郷の局」が生まれた屋敷跡(掛川市西郷)にあります。縁起のよさもお勧めです。
 
株式会社 しあわせ野菜畑
  代表取締役  大角昌巳
 
〒436-0342   静岡県掛川市上西郷2454
TEL      0537-28-0712 
Email     info@yasai888.com         
ホームページ  http://yasai888.com/ 
公式ライン   https://lin.ee/DZ9djl4


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