見出し画像

人はどうして浮気をするのか?【恋愛心理学】

 ちまたのニュースではいつも有名人の恋愛沙汰でにぎわっています。
その中でも浮気や不倫といったニュースも後を絶ちません。
さらには結婚に至ってすぐということも珍しくありません。
なぜ、そのような人は浮気をしたくなってしまうのでしょう?

1.どうして浮気をするのか

画像1

 まず、この議題は複雑です。一つの答えだけではなく諸説あります。
有名なところは「生物学的側面」や「心理学的側面」です。

「生物学的」には男女問わず遺伝子を残そうとする生物の習性があるといい、男性はより多くの遺伝子を残すために、女性はより優秀な遺伝子を残すために相手を乗り換えるという説です。

「心理学的」には相手に満たされない欲求の不足から違う相手を求めてしまうというものがあります。

2.どこからが浮気?

画像2


 人によって浮気とするボーダーラインがありますね。

ワシントン大学のラーソン博士の研究では、男性は女性の肉体的な浮気をボーダーとし、女性は男性の精神的な浮気をボーダーに考える場合が多いようです。

人によっては手を繋ぐ、内緒で二人っきりで会うなどあれば、話をしただけでアウトという方もいます。
私の職場の女性グループが話をしていましたが、浮気はもっぱら否定的で内緒で二人っきりで会うのが境目である意見が多かったです。
なかには、浮気したらそのエピソードを吐かせるという猛者もいました。
皆様はどう考えますでしょうか?

3.浮気を止める対策

画像3


 はじめに述べた理由から考えると人間は相手を見定める生き物と考え、結婚や付き合いをゴールにしないでちゃんと向き合う事、欲求を不足させないように新鮮な体験や不足を補ったり、相手の気持ちを満足させるのがいいのでしょう。

しかし、大体がそれまでに不満を多く抱えていたりと日頃のストレスやマンネリが原因になっていたりするのかもしれません。
なので、一番は日頃の向き合い方を見直すのがいいのでしょう。
次に日頃からできる方法を3つ紹介いたします。

(1)共通の趣味を見直してみる。

 やはり同じ趣味を楽しめるのは関係を保つうえで得です。
同じことをするにも好きな事が近いと心理的な負担も減ります。

例えば買い物が好きだったり、旅行に行くのが好きだったりと。さらに、好きなことの喜びもあるので体験から得られる心理的な報酬も大きいでしょう。
大事なのは趣味の多さではなく深さだという事を覚えておきましょう。

(2)良い意味で楽観視できない。

 物事の捉え方は男女もしくは考え方によって違いがあります。
何か悪いことがあった時に原因を相手に求めてしまう事はケンカの原因になります。

「お前が悪いんだろう」「どうして言った事ができないの」と相手に求めてしまうと相手に対してイライラが積もり向き合うことを避けるようになってしまいます。
「こうすればよかったね」「次からはこうしよう」と考えられると少しは楽な気持ちになります。

アンガーマネジメントでも言われているようにストレスを感じてから7秒以上は時間を空ける、気持ちを切り替えるなどできると衝突は抑えられます。

怒ってすぐは思ってもいない言葉を言ってしまうこともあります。刺さる言葉はグッと堪えましょう。


(3) 適度な距離感を保つ

 とても仲の良いカップルや夫婦でも大きなケンカをしてしまう事はあります。
世間でもお似合いカップルやおしどり夫婦と言われた人たちが泥沼に発展したりするでしょう。
お互いの親密さや依存的になっていると大きなケンカが長引くことが多いと言われています。

心理学者のレオポルド・べラックは、距離が縮まると気を使わなくなりケンカに至るという関係性を「ヤマアラシのジレンマ」を名付けました。

恋愛初期は電話で話し合っていたのがいざ同棲するとケンカが絶えなくなり、離れるとまたさみしくなるという様子です。
近くのものには盲目になりやすいことを理解して身近にあるものの大切さを考えることが大事です。

4.さいごに

 上記に述べたことは私も書きながら痛感しています。

過去、浮気をされた経験もあり、苦い思い出がフラッシュバックします。
今では笑い話としていろいろあったなあと思います。

皆様もいろいろな思い出があるのかもしれません。
しかし、それを乗り越えて幸せなカタチを見つけることが出来たら幸いです。
皆それぞれの今後を応援しています。

よろしければサポートをお願いいたします😊 今後もあなたにとって有意義な記事を書いていきたいと思います😆