見出し画像

issuesでカジュアルに地元の声に応えよう。「返信ガイドペーパー」作成、改善7つを公開

issues取締役デザイン責任者の富樫です。11/30~12/6の「issues くらしの悩みをみんなで解決」のカイゼン内容を報告します。今週はぜひ、日頃から有権者とコミュニケーションを取っている政治家の方に読んでいただきたい内容になっています。

政治家の方向けの返信ガイドペーパーを作成

画像1

政治家の方への返信ガイドペーパーを作成し、対面での説明会・登録時に配布させていただきました。

有権者ユーザー計25人へのヒアリングによる「嬉しいメッセージ」を明文化

9月〜11月にissuesを利用している有権者ユーザー計25人に電話やメッセージでヒアリングをして得られた声を元に「こんなメッセージを送ると地元住民に喜ばれる」という返信ガイドを作成しました。

早速今週から対面登録の際に活用していますが、こちらのガイドを参考にしていただくことで有権者の方からの反応も活発になった印象があります。

なぜ作ったのか

もちろん、すでに政治家の方には丁寧で住民の方に寄り添ったメッセージを送っていただいていると思います。

ただ普段の陳情や問い合わせ対応とissuesでは要望を送る文脈やユーザーの属性など、一部異なるところも存在します。

新しいサービスですので、こうしたところでコミュニケーションの最適な形が見えてきた場合、プラットフォームとしてユーザーの方にフィードバックしていく必要があると考えています。

「カジュアルなやりとり」

例えば、issuesでは「カジュアルなやりとり」を推奨しています。

現状issuesで要望を送ってくださる住民の方は「特定の政治家とコミュニケーションを取りたい」ではなく、「この困りごとをなんとかしてほしい」という気持ちで登録・利用してくださっています。

元から政治家の方とつながっている方は多くなく、「政治家はテレビの向こうの存在」「駅などでチラシを配っているのは見るけど正直受け取ったことがない」という方がほとんどなんです。

そんななか、こんなメッセージがきたらどうでしょう。

田中さん、ご意見ありがとうございます!渋谷区議の政策太郎です。
私も娘が小さい頃、この問題に悩んでいた事を思い出しました。これ、なんとかしたいですよね...!!
まずは担当課に検討状況を問い合わせてみようと思います。
行政への提案の際に参考にしたいので、よかったら具体的な体験談などを追加でお送りいただく事は可能でしょうか?

遠い存在だった政治家の方が、より身近に感じる気がしませんか。実際に、このようなメッセージを受け取った有権者の方から、こんな声をもらっています。

メッセージの言葉が堅すぎない感じだと返信しやすいですね。相手を身近に感じられる気がします。(30代女性)

ほんとに返信が来た!面識がない政治家の方でも、意外と耳を傾けてくれるんだ!(40代女性)

「カジュアルなやりとり」はガイドペーパーに記載してあるコツの一部で、他にも住民の方が喜ばれる返信のコツを記載しています。

ガイドペーパーは既存の登録されている政治家の方にも追ってお送りさせていただこうと考えていますので、しばらくお待ちください。

既存機能の改善

・メッセージ画面のタイトル(ブラウザタブでの表記、ホーム画面追加時の表記)を「メッセージ | issues くらしの悩みをみんなで解決」に変更
・favicon(ブラウザタブで表示されるアイコン)を追加
・有権者ユーザーのメッセージ一覧画面のデザインを調整
・ログイン状態でありがとうスタンプを送ったときに表示される「匿名レビュー」モーダルが出るタイミングを調整
・ありがとうスタンプ送信後画面の文言を調整
・ありがとうスタンプ送信後画面のデザインを調整
・政治家の方の年齢を年齢表記から、生まれ年表記に変更

その他の取り組み

・1名の政治家の方にヒアリングを実施しました
・4名の政治家の方に説明会・登録をしていただきました

「匿名レビュー」の試験実装が順調です

2週間前に実装した「匿名レビュー」の機能が「😃ありがとう」スタンプ同様によく使われています。

「匿名レビュー」とは、メッセージを受け取った有権者の方が、それを送信した政治家の方を支持するかどうかを5段階とコメントでお答えいただくという機能です。

 ※結果は一般には非公開です。

実は匿名レビューではここまで、5段階で4〜5の評価がどんどんついています。これも丁寧にメッセージをお書きいただいている政治家の方々のおかげです。

溜まった回答は、徐々にレビューされた政治家の方ご本人だけに、issuesでのやりとりを改善していただく目的でお伝えしていきます。

今週もissuesをよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?