ブサイクは、ブサイクこそ服を好きになるべき。

センスがあるとかないとかどうもいい。好きであれと言いたい。

私です。

アニメとかライブとかの事は番外編的に書く事にしたので書き方を少々変えております。
申し遅れました、芦原シアンです。嫌いな食べ物はカロリーの低いものです。

今回は服!服について書こうと思います。
ブサイクは服に無頓着であるケースが散見されると思うのです!

何故ブサイクは服に無頓着なのか。

自分の容姿に興味がないからというのが一番の原因でしょう。
何を着ても、どうやって飾り立ててもどうせブサイクだから…などと卑屈になってしまっているのだ。

間違っている。間違っているぞ!それは完全に間違っている!
ブサイクだって人間だ。自尊心を満足させたい欲求や承認欲求がある。つまり興味を持っててもらいたいのだ。noteをというかSNS全般をやっている人なら誰しもが分かる感覚だと思う。日常でも勿論同じ欲求がある筈だ。

しかし自分に興味がない人間に誰が興味を持つというのか。持つはずがない。あり得ないのだ。
他人に持つ最初の印象は見た目7割とか8割とか言われているが私はそうは思わない。

見た目が10割。100%なのだ。ちょっと考えて欲しい。
この人チャラそうだなーとかこの人お金持ってそうだなーとかこの人性格キツそうだなーって見た目で判断しませんか?

しますよね!絶対にしますよね!
見た目7割8割とか言ってる人に聞きたい。
あとの3割2割ってどこ見てんの!?教えてくれ!本当にわからん。どこなの?

他人をそうやって見た目で判断しているということは自分も見た目で判断されているということです。深淵を覗く時深淵からもあなたを見ているのです。

そしてその見た目ですが、7割から8割を占めている要素は何ですか?そう、服なのです。
顔8割とか占めてないでしょ?某国民的青い猫型ロボですら5割だから!
つまり、

ブサイクでも服を諦めていい理由はない!

逆に考えるのです。ブサイクは人に興味を持たれない。ならばどんな服にもチャレンジができる!これはイケメンにはないブサイクにおける最大級の武器。どこにいても見られてしまうイケメンがイメージ通りの服装をしていないとなるといきなり残念イケメンとか言われてしまう。しかしブサイクはどうか。元々残念なのだからどんな格好をしても咎められる事はない!

我々ブサイクは路傍の石だ。どんなに頑張っても宝石にはなれない。しかし、路傍の石で終わっていいのか。路傍の石は路傍の石なりに意地を見せるべきではなかろうか!

故に服を好きになるべきなのだ!
豚に真珠、猫に小判だとか言う奴には言わせておけ!飛ばない豚でいいのか!かっこいい豚も世界にはいる事を知らしめてやるのだ!

さて、精神論だけ長々と書いてきましたがここからは私が服を選ぶ方法とかも少し書いてみましょうか。服は私の数少ない得意分野!
服のコーディネートを男女問わずしてたりするのです!無償で。

まあ…私が選んだ服を他人に着せるのが好きなんだよ!性癖みたいなもんだ!
男が服を女に贈るのは脱がせる為とか言った奴を張っ倒したい。
脱がせるとかアホなの?猿なの?
人間と猿の最大の違いは服を着ているかどうかだ。
服を着てこそ人間だろ!

では行きましょう、
「冴えないブサイクの服の選び方!」

かっこいい人、かわいい人の丸パクリだけは絶対にするな。

いきなり無茶苦茶なこと書き始めましたがこれは本当にやってはいけない事。私が10代の頃にしていた間違いです。

服には向き不向きが当然ですがあります。
世の中の服はモデルというかっこいいや可愛いの最高峰にいる人達が着てこそ真価を発揮する物が数多く存在します。
それをブサイクな我々が着て似合うとでも思っていますか?
答えはNOです。
当たり前です。体型から何から違うのですもの。
モデルが悪いということではありません。モデルさんって本当に努力の塊の人が多くて体型維持やウォーキングの仕方服の見せ方など頭の上から爪先まで生活の全てを捧げて容姿を鍛え上げているのですから。

天賦の才がある人が努力をして体を作っているのに我々ブサイクがそれをただ真似しただけで似合うわけがないのだ。

じゃあどうやって服選ぶんだよ!ふざけんな!と思うでしょう。まあ待て待て。鉄パイプを探すのはちょっと待て。落ち着いて。

服のテーマ、カラーを決めてみよう。

これから始めてみてください。これだけあれば服装のイメージがグッと固まる筈です。
最初にテーマ。
服を決めるのにではなく服を買う時にテーマを決めるのです。
デートに来ていく服♡とかいうテーマではありませんよ。片腹痛いわ!

テーマというかより分かりやすく言えばテイストです。
例えばガーリーやロックがわかりやすいでしょうか。
ガーリーな服でわかりやすいのはみんな大好きフリルでしょうね。フリル…いいよね。コーディネートする時ガーリーと言われるとついつい選びがちなんですよね。
テーマを決めると服のどういうところを見て買えばいいのかが一段と明確になります。材質とかも気にすると更にマッシュアップされてよりイメージが固まりやすくなります。
ここでもう一つ服選びで陥りがちの失敗は手持ちの服に合わせようとすること。

手持ちの服に合わせた服を買って上手くいくのファッション上級者だけだから!もしくは相当数の服持ってるか。ファッション誌の着回し術!みたいなのは本当に難しい。
だからお洒落を始めようとするなら初めはトータルコーディネートをオススメする。出来れば靴や靴下も一緒に考えていただきたい。
服がせっかくガーリーに染まってもスニーカー履いていたらがっかりですよ!

テーマが決まればカラーは決まりやすいですよね。ピンクが着たいと言っても色々ある。ビビッドかペールかだけでもテーマは変わってきてしまう。ガーリーならペールの方がアイテム的に多いし、ロックならビビッドの方が使いやすい。

靴はしっかり合っているものを選ぶ。

上に少しだけ書いたけど靴は必ず服装に合わせたものを履いていただきたい。
フォーマルに革靴以外を履いていたら違和感しかないですよね?ロリータ服を着ているのに靴がミュールだったらガッカリしますよね?
理由はそれだけなのです。お洒落は足元からと上手いこと言ったもんだなと思いますが本当にその通り。適当に靴だけは決めてはならない。服を決めたら靴も自然と合うものが出てくるはず。

以上3つ!
自分に服を選ぶときはこの3つだけ考えてます。
最初は苦痛でした。だって無頓着なんだもの。なんで服なんか…と思っていたらある時「運命を変える服」に出逢ったのです。
この服が着てみたい!と思えたのが私が服に並々ならぬ情熱を持ちはじめたきっかけでした。
クッソほど奇抜な服だけどね!
気がついたら今でも奇抜な服装しかしてません!これが私らしさだから。
お洒落かどうかは時代によって変わりますが似合っているかどうかは時代に左右されない普遍的なものであるはずです。
結局似合っていることそれがファッションにおいて1番大切なものだと私は思います。

ブサイクで卑屈になっている我々を少しだけポジティブに変えてくれる「運命を変える服」に出会える事、そして服が好きになってもらえる。その一助にこの文章がなることを私は切に願います。

サポートしてください!なんて言えるような性格に生まれたい人生だった。