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Book Lounge Kable〜せせらぎの音と緑と本の癒しの空間〜

こんにちは。Sial designです。
今日は茅場町にあるBookカフェに行ってきました。

メトロ東西線 茅場町駅10番か11番出口を出てすぐ右手のKABUTO ONEの3階にある
ブックカフェ
11:00〜20:00営業

11時少し前に茅場町駅に到着。

茅場町駅のこの格子のデザインも面白い。
神保町駅も本棚みたいで好きです。

エレベーターで3階に上がる。
3階はシンと静まり返った空間で
「Book Lounge Kableはこちら」の立て札通り進む。すでに待っている人が2人、そして私の後にも1人いて、開店した。

初めての来店ということで説明を聞く。
1時間フリードリンク利用で土日祝は880円。
平日は550円。平日が気軽に使えそう。
2時間はその2倍。3時間はその3倍(平日のみ)
土日祝日は2時間を超えると1日利用となる。
平日、土日祝日とも1日利用は2200円。

料金が一部変更になるようです。



本を買うと1時間無料となるのと、11:00〜13:00の間は880円以上のランチを頼むと1時間無料となるのが他にはないポイント。

とても開放的な空間

エリアが8つに分けられている。どの場所で本を読んでも自由。人があまりいない間に一通りのエリアをまわる。

①エントランスエリア
受付。一部にウッドチップが敷き詰められており、足がチップに沈む感触を楽しみながら本を眺める。

思ったより沈む感触。

②水盤
せせらぎの音が流れている。

最近聞いた本物のせせらぎの音とほぼ同じ。

③ビジネスエリア

窓際で明るく眺めも良い。仕事や作業に集中できる場所。

④リーディングラウンジ

ソファー席やテーブル席あり

⑤リラックスエリア

小上がりにヨギボー、今度試してみたい。
リラックスチェアも4台ほど配置されている。

⑥ミーティングルーム

なかなか素敵な空間。利用は1時間5500円

⑦ワークポッド

外出時の急なミーティングやオンライン面接などにも使えそう。別途使用料無料。

⑧キッチン
写真撮り忘れました。
リーディングラウンジの写真の右奥になります。

エリアは8つもあるが、ぐるりと回れる感じ。ラウンジ内は小さくBGMが流れている。BGMだけでいうと個人的には前回の方が好みかも。少し音が小さいからかな?(あくまでも個人の好みです。)

前回「森の図書室」はこちら
https://note.com/sialdesign/n/na75d3e42e4fc

一通り見てまわり、キッチンで少し早いランチを頼む。メニューは主にハンバーグかキーマカレーかナポリタン。

キーマカレーには惹かれたが今日は本読みがメイン。もし辛いとそっちに気持ちが入ってしまいそうで人気のある定番のナポリタンに。出来上がるまでどの場所で食べようか、どんな本を読もうか歩いてまわる。

兜町はお金にゆかりのある土地らしくお金についての本が多いらしい。一部美術、デザイン書、本屋ノミネート賞を除くと自己啓発本や生活に関する本が多い印象。
ピンとくる本がなかったので前回と同じ本を読もうと探すが見つからない。
受付の人に聞いてみるとどこからか出してきてくれた。

1週間前に途中まで読んだ本を手にする。
やっぱり綺麗な本だと思う。
どこで読もうか、椅子席やソファー席に座ってみたりする。ヨギボーのある小上がりにも惹かれたがその横のリラックスチェアの緑色に惹かれて座ってみる。思ったよりも後ろに倒れゆらゆらと動く。

うわぁーと思いながら意味もなくゆらゆら揺らしてみる。前は窓で外の様子が見られ開放的。うん、ここに決めた。隣のリラックスチェアとの間に十分な間隔、植栽もあり本に没頭できそう。

ゆらゆら揺れて癒される

そうこうしてるうちにポケットの中のブザーが震えた。ナポリタンが出来上がったよう。

ナポリタンを受け取り、本を片手に戻るが、リラックスチェアの横の小さなテーブルでこのナポリタンを食べるのはちょっと難関だなと悩む。
本を読みながらはもってのほか、本を汚してしまいそうだったのでナポリタンは周囲を見渡せる椅子席で食べることにする。

カリカリチーズがトッピングされた昔ながらのナポリタン。お野菜もたっぷりで見た目よりボリュームあり。


ランチを頼むと1時間無料だという言葉に惹かれたが本を読みたい気持ちがはやり、ランチも急ぎ足に。
次回は飲み物だけでも良さそう。

ランチを済ませて手を拭いてリラックスチェアに。うんうん、良い揺れ具合。
ハードカバーを開き、前回の続きを読む…。

はたと気づく。なんとこの本は短編の3本から成り立ってる本だった。読み始め数分で前回の話が終わり、また別の物語が始まった。でもこれもよい。

要所要所で言葉が心に響き、胸が詰まる。言いようのない想いが込み上げてくる。やはりいい本だと思う。後ろに寝そべりながら、前のめりになりながら、いろんな体制で読み進める。

2時間の滞在予定だったが、あっという間に残り30分になり、2つ目のストーリーを読み終えるか、この本を買うか、はたまたここまで読んでしまったから別の本を買うか悩む。

読んでる本の帯に本屋大賞受賞した本の続編という文字が飛び込み、前に作られた本が本屋大賞を受賞したと知り興味が湧く。
リラックスチェアから立ち上がり、本屋大賞受賞したという本を探すがないので受付に聞いてみるとこの前売れたとのこと、残念だが仕方ない。

他に欲しい本がないか見てまわる。本屋大賞ノミネートされた他の本にも少し興味が湧いたがやはり手にあるこの本を時間まで読もうとリラックスチェアに戻る。

2つ目の物語を読み終える。これもいい話だった。2つとも、終わらない続いていく物語。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない終わらない物語。でも心が洗われる気持ちになる。

まだ少し時間があり、3つ目の物語を読み進めた時、そこに出てくる人の名前にはたと気づく。
2つ目の物語に少しだけ出てきた女性の名前。
え?と思いながら読み進めると1話目に出てきた人物の名前を発見する。
そうなんだ。この本に描かれている3つのストーリーは実は繋がっていることに気づき心地よい驚きと嬉しさに胸が高鳴る。

買おうと思うまでの本に出会うことはそんなにない。手元に置いておきたいと思った。この本を買おう。そう思った瞬間、その本を手に受付に進んだ。

結局、滞在料は無料でランチと本代だけだった。
なんとなく得した気分になる。

気になる本を少し読んで気に入ったら購入する→1時間滞在料は無料(フリードリンク付き)なので、今後も利用できそうな予感。

2ヶ月に1度新書を入れてるとのこと、インスタで入った本の紹介をしてるそうなので、気になる本があればまた来よう。

帰りはエスカレーターで1階ずつ降りて行く。
ベンチに座っている金色の人を発見!

近代日本経済の父、渋沢栄一さんでした。


よくわからない石はしっかり撮ってる(>_<)

仕事運がつくようにお願いして(渋沢さんのアップ撮ったつもりだったのに撮ってなかったみたいです。会いたい人は行ってみてください。)石も眺めて…。これで仕事運ついたかな?

今、日本橋兜町は周遊型謎解きイベント「兜町探偵局」や謎解きはディナーの後でのイベントをやっているみたいです。


面白そう。娘が謎解き好きで得意なので聞いてみよう。
今、日本橋の兜町がきてますね!
みなさんも機会があれば行ってみてください!