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ハイリスク妊婦日記①養子縁組を決めた途端、自然妊娠をした話

このnoteでは不妊治療について過去に書いていたことを思い出しました。

妊活を始めて1年半ぐらいかな。

不妊クリニックで検査をしては、排卵をしていないと言われたり

服薬している薬と、ホルモン剤との相性が悪いので「何かあっても責任を負いかねる」という同意書を持たされたり。

痩せてくれと言われたり。

まぁ誰がどう見ても、もう妊娠を望むことは不可能と言っても過言でない状況がずっと続いていました。

あるときから特別養子縁組を考える

今月上旬、不妊クリニックで妊娠を望むのが難しいとわかったわたしたちは、いよいよ本格的に特別養子縁組を考え始めます。

特別養子縁組は、実親との親子関係を解消し、養親との間に法律上の親子関係を結ぶ養子縁組のこと

ナビナビ保険

まだ29歳と32歳の若い夫婦ですが、覚悟は相当なものでいろいろな情報を探りつつ、

実際に斡旋しているエージェントに関わる人や、里親をしている人から経験談なども聞いていたんですよね。

夫婦で児童養護施設のボランティアも申し込んでいて、説明会に行く予定でした。

そこまで気持ちが固まっていた時、ある奇跡が起こります。

妊娠検査薬の陽性反応

今月もうダメだったら、次回以降は避妊をして来年、養親の申請をするつもりだったわたしたち。

そんな月に限っていつも予定通りにくる生理が5日ほど遅れます。

まさか、と思いこれまで何度も期待をしては、落胆した妊娠検査薬を「もうこれで人生最後だ」という気持ちで買いに行きました。

養子を無事に迎え入れたら、自分たちの子は作る気なかったんです。

人生って本当に不思議なもので

ほしい、ほしいと狙ったタイミングでは一切できなかったのに

新たな選択を受け入れようとした矢先、お腹の中に命が宿りました。

夫婦2人で生きていくであろうことを想定して、タワマンまで買ったんですよ!先月…

現在、妊娠5週まだまだ安心できないけれど

昨日、妊娠検診へ行き無事に子宮内にて胎嚢が確認できました。

まだまだ安心できないし、この先もかなり厳しい妊婦生活が待っていると思います。

・抗精神病薬を飲み続けながらの妊婦生活
 ↳主治医より極限まで減らしています
・抗精神病薬の副作用による肥満での妊娠
 ↳いわゆるハイリスク妊婦

さっそく妊娠検診をしてくれた病院から、総合病院へ紹介状を書いてもらい、次は2週間後に心拍の確認へ行ってきます。

わたしにできることは、ストレスの少ない生活をして、適度な運動を継続し、あとは赤ちゃんの生命力を信じ続けることのみ。

この結果がどうなろうと、一度はわたしたち夫婦のところにきてくれた命なので、ハイリスク妊婦日記として経過を綴ろうと思いました。


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