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複葉機模型1/72 SE5A 張線
SE5aは全体的に直線が多く無骨でレトロなルックスでありながら当時としては高速で飛べたというところに痺れます。
はじめての張線…やるのかやらないのか、悩みつつ模型製作後半戦。
※マーキングを手描きした前半戦はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1681649422914-gr6xf67AtR.jpg?width=800)
プロペラに半ツヤニスを塗って絵の具が溶けてしまった時、思いがけず良い木目調になった。ので他の木目パーツも同様に、茶色の上から黒を適当に散らして半ツヤニスでわざとにじませてみた。
筆塗りに期待以上に活躍したのがネイルアート用の筆。5本入りで100円(税別)。細かい部分に接着剤を塗るのにも使えた。
![](https://assets.st-note.com/img/1681649220886-Vr3uA9gI3e.jpg?width=800)
こういうやりかたが知りたいのに説明書には一切書いてないよね…。
張線するなら上翼を乗せる前にピンバイスで穴を掘る必要がある。けれどまだ迷っていたのと実はちょっと思い付いた事があったので、あえて穴は開けない。
![](https://assets.st-note.com/img/1682258036646-cRDKXicD30.jpg?width=800)
絵の具で埋めればいいか~と簡単に考えていた。
溝が結構深いせいか塗っても塗っても埋まらない。
一か月近くここで足踏み。
完璧よりも完成が優先、と唱えつつ先へ進むことに…。
![](https://assets.st-note.com/img/1683715771422-xe3mW9fER3.jpg?width=800)
ついに来た最大の難所、張線。
散々迷った。やるかやらないか。やるならどうやって。
確かに難しそう。だけどやらずに諦めたら後悔しそう!
とはいえ穴ほって植えるとか伸ばしランナーとかそんなカミワザ、自分には出来る気がしなかったので、
別の方法を考えた。
![](https://assets.st-note.com/img/1683715817701-wJjWu6NjLF.jpg?width=800)
穴を掘るかわりに小さいビーズを貼って、ワイヤーを差し込む作戦。
熟考の末、ワイヤーはステンレス線(多分)を採用した。号数は不明、#31よりも細い。何かのキットの残りか?
そして1mmのカレンシルバービーズ。家にあるビーズの中でこれが一番小さいかなと。お高いけど。
ワイヤー8本とビーズ16個。
全部再現するのは無理。主要な線だけ。
ワイヤーを張ると筆塗りが難しくなるので、先にツヤ消しニスを塗っておく。
乾くのを待って、作戦開始。
![](https://assets.st-note.com/img/1683802184241-dY2WsSOBl8.jpg?width=800)
一粒ずつ、ビーズを貼っていく。
銀色がちょっと浮いてるけど、ワイヤーも銀色だから馴染む予定。
胴体の側面にも貼る。こんな所からもワイヤーが生えてるとは知らなかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1683716287618-sBcaGg0Jq6.jpg?width=800)
ノギスでうまく測れなかったので、適当に切ったワイヤーを当ててみては微調整して、1~2本ずつ、片端ずつ接着。
2本目、片端接着した状態でさらに微調整しようとしたらわずかに切り過ぎビーズに差し込めなくなってしまった。
3mmほどワイヤーを継ぎ足して事無きを得たけど。冷や汗。
3本目以降は接着前に長さをしっかり確認した。
![](https://assets.st-note.com/img/1683806348931-QxjlN0zPa7.jpg?width=800)
左右4本ずつ。複葉機らしく見えるよう厳選した8本、なんとか張れた。
まっすぐに見えるようにピンセットで整えて、作戦終了。
はじめての張線、手強かったけど挑戦した甲斐はあった。
やっぱり線があったほうがかっこいい。
あとは着陸装置とこまごましたパーツを取り付けてニスで最終仕上げ。
次回、ついに完成する。はず。
※完成はこちら
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