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本の話 模型のための資料

WW1時代の複葉機模型のキットは外国製のものが多い。
そして外国のキットの説明書は、情報が少なすぎて困る。
ネットで調べることもできるけど、やはり作業中必要なときにすぐ参照できるようにしておきたい。

資料本を探して入手した。



『Scale Aircraft Drawings  Volume1-World War1』

フォッカー、アルバトロス、SPAD、ソッピースetc.…第一次大戦期(とその前後頃)の主要な軍用機の図面が載っている。

ひとつの機体について掘り下げる本というのはあるけど、入手困難な本が多く、模型を1つ作るたびに1冊買うのも大変だし。いろんな機体が1冊にまとまっているのは助かる。
加えてエンジンや機銃の図面も収録されている。

アメリカの本だからか、大戦にはあまり関わりのなかったアメリカ機もちらほら。

ひとつ残念だったのはニューポール。17か23を見たかったんだけど、なかった。表紙に載ってるのに…?



本の中身はお見せできないので、アルバトロスごしに雰囲気だけ

各機の概要のページだけひととおり読んだ。

図面は全て手描きらしい。細かい文字で説明が添えられている。
こういう図面は、ぱらぱらと眺めているだけで時間が溶ける。
見るたびに発見があって、飽きない。



この2冊はエースについて紹介した本。このシリーズが好きで他にも何冊か読んだ。
途中数ページにわたって、機体の配色イラストが載っている。模型のために買ったのではなかったけど、模型を始めてからはカラーリングの参考に使っている。

初心者向けのプラモHowTo本や模型雑誌はいまのところ持ってない。
初心者向けだと複葉機が載ってないし。
複葉機の作り方の本は中古価格が高すぎて(本がなくても自力で作れてしまったからな…と思うと躊躇するお値段)。



この記事を下書きのまま熟成させている間に、海の向こうからニューポールの本が届いた。

当時の貴重な写真とともに、機体に関する情報がコンパクトにまとまっている。このシリーズを買うのはDr.1とS.E.5aに続いて3冊目。

残念ながら状態はあまり良くはなかったけど、この本自体が稀少だし…ありがたく読みます。


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