複葉機模型1/144 アルバトロスD5 塗装
2024年3~4月制作。
組み立て済み。アクリル絵の具で色を塗っていく。
一番楽しい工程。
ドイツ機はカラーリングのバリエーションが多い。
けれど、
前作のアルバトロス(赤)とは違う色にしたいし、
幾何学的迷彩模様は描けそうにないし、
イギリス機と近い色合いは避けたいし、
できれば絵の具を買い足さずに、と考えていくと選択肢は限られる。
いろいろ調べた末、一周まわってキットの塗装例(ヘッダー画像)に戻ってきた。この配色を参考にしつつ、自分好みにアレンジしてみる。
史実やリアリティにはこだわらず、自由な表現を楽しみたい。
※これまでの経緯はこちら。
第一話
第二話
腹側、機首、支柱など。説明書にライトグレーと書いてある部分をまとめて塗る。グレー? 銀ではないのか? 銀でもいいよね? 銀を使いたいし?
100均の銀色は、メタリック感ひかえめパール調ライトグレー。一度塗りでは下地がかなり透ける(左)。
ターナーのシルバーを重ねてみたら強めの銀色になった(右)。まばゆい銀色、かっこいいけどなんだか既視感……………魚??
のちほどもう一度100均シルバーを重ねてキラメキを落ち着かせた。つや消しニスで仕上げればさらに落ち着くはず。
翼の下面はライトブルー(左)。
特に上翼の裏側中央部、パーツが混雑していて塗りづらい……。
翼の上面などのメインカラーはダークグリーン。
アクアグリーンに黒を混ぜた。青緑。塗ってみると思ったより青みが強い(中)。
イメージとは違う、でもこれはこれで嫌いじゃない。どうしようこの色で良いか?
2、3回塗り重ねて少しずつ緑に寄せていった(右)。
イギリス機のオリーブグリーンとは違う、森林みたいなダークグリーン。これだ。これで行く。
メインカラーが決まるといよいよ完成間近な雰囲気。
ここまでの塗装の雰囲気を考慮して、デカールはあえて使わずマークや模様も手描きすることにした。アクリル絵の具塗装の上に水デカールはうまくくっつかないし。
上翼の赤線模様は筆で直接描いた(左)。
暗い緑に赤が映える。
尾翼にも、赤の縁取り。
ドイツの十字マーク。
デカールからトレーシングペーパーに写して切り抜き、彩色して機体に貼った(右)。
直接機体に描くより簡単。既製品のデカールと違って、失敗したら作り直せるのも気が楽。
上翼・下翼・尾翼に2個ずつ装着。それ以外のマークは省略。
プロペラを取り付けるの忘れてた。赤鼻!
全体のバランスを見ながら、さらに絵の具を重ねて色に深みを出した。
このあとニスを塗って、完成。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?