体液パート2 水と塩分

今日の解剖学のテーマは、昨日に引き続き、体液に関することです!
「水と塩分の微妙な関係」です。

電解質・・・、スポーツドリンクなどに、書いてあったりしますよね?
ナトリウム、カリウム、カルシウム・・・などなど。
カリウムは、細胞の中に多くあり、ナトリウムは細胞の外に多くある。
フムフム。
この違いを利用して、神経や筋肉の細胞が刺激で興奮するのですね。
だから!!!
カリウムが細胞の外に増えすぎると、ちょっとの刺激で心筋が震えて、心停止してしまうこともある、ということですね\(◎o◎)/!
ここ、大事ですね。
おしっこを排泄することで、カリウムとナトリウムのバランスを調整している、「ホメオスタシス」が働いているというわけですが、うまくいかなくなると、心停止しちゃう危険があるということですね!
カリウムをとり過ぎると危険な場合がある、ということですが、カリウムは、果物、生野菜などに多く含まれていますね。

でも!
逆に、塩分(ナトリウム)を多くとると、水が体内に引き込まれて、「血漿」が増えて、血管がパンパンになって、「血圧が上がる!」
そうなっちゃうと、血管が破裂して、体の内部で、出血しちゃうことも、ありますよね!
脳出血とか!

他にも・・・、下痢や嘔吐、大量に汗をかいたなどの場合には、体から水分だけでなくて、ナトリウムも身体から出て行ってしまいます。
そうすると、いくら水だけを補給しても、体の内部がナトリウム不足で体液が薄まった状態なので、その濃度を保つために、水分はおしっこで出してしまおうとして、逆にどんどん脱水症状が進んでしまうことがあるのです。
だから、脱水症状の時には、電解質を含んだ水分を補給した方が良いということになりますよね。

どのくらい水分が失われると、どんな危険な症状が出るのか表になっているページもありましたので、参考にどうぞ!

https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/dehydration-signs/

今日は、とっても大事なところがテーマでした。

電解質と書いてあっても、スポーツドリンクは、脱水症状の時は、濃すぎる場合もあります。
、口から飲んで水分補給できる脱水症状の時は、「OS-1 経口補水液 オーエスワン」などがオススメです!

https://www.os-1.jp/faq/02/

買わなくても、作り方も、いろいろ載っていますよ。

これからの季節、電解質についての学びを深めておいた方が良いかなと思います

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