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スバルのお膝元の街 『太田市美術館・図書館』


所沢から自転車で北上し、荒川と利根川を越えるとそこはもう群馬県だ。太田市の駅前にある美術館と図書館の複合施設に立ち寄る。外観も中も、とても意欲的なかたちだけど、導線も自然で、地元の子どもたちも楽しそうだったし、学生のデートスポットにもなってる。
太田市は地方では珍しく住民が増えているのだけど、この施設もそれに一役買っているのではないかしら。

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カフェの入り口に、車のおもちゃやお菓子を見かける。そうだ、ここはスバルのお膝元の街だ。戦闘機を作っていた中島飛行機が、戦後、その技術を活かして車の製造に乗り出し、それ以来、この地の基幹産業となっている。住民増加はの要因はこちらが大きそうだ。街にはスバル車があふれ、中古自動車屋をみても殆どがスバル車だった。

昔むかし、車好きの知人が「レガシーはさ、戦闘機のエンジンと同じ水平対向エンジンだから、安定感がちがうのよね」などと言っていたのを思い出した。そん時はふーんくらいの感じだったけれど、今ならもう少し気の利いた返事ができたのかも。すまん。

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