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その時の気配を記録した新聞 『石巻ニューゼ』
石巻市内に『石巻ニューゼ』という施設がある。
地元の新聞社『石巻日日新聞』が震災翌日から発行した手書きの壁新聞が展示されていた。
震災当時、津波で印刷所も電源も失われた中で、濡水せずに済んだ新聞用のロール紙に、取材した情報をマジックで書き込み、市内の避難所6ヵ所に張り出した。それは、2011年3月12日から3月17日の6日間続けられた。
記者の身体を通して書かれた新聞たちは、情報だけでなく震災当時の気配も記録しているように感じた。
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