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副業人材活用の浸透で、「働き方」の自由を広げたい|CSインタビュー#2(佐藤優太さん・後編)

サービス開始からもうすぐ6年。900社以上の企業に副業人材のマッチングと伴走支援を提供してきたシューマツワーカーが、副業人材を活用したい企業担当者向けに”副業の現場”から、さまざまな知見をお届けするCS(カスタマーサクセス)インタビューシリーズです。

前回は、シューマツワーカーCS歴2年の佐藤優太さんのインタビューから、伴走支援してきた成功企業の事例をご紹介しました。

後編では、企業様に伴走支援をしている、カスタマーサクセスのメンバーの人となりをご紹介していきたいと思います!今回の事例を担当した佐藤さんのインタビュー、後半です。

「働き方」の自由を広げたい。佐藤のキャリアと想い

ーー簡単に自己紹介をお願いします。

新卒でマイナビに入社し、求人広告の営業をしていました。2020年6月にシューマツワーカーに入社して以来、カスタマーサクセスチームで、企業様の副業人材活用に伴走してきました。

ーーなぜシューマツワーカーに入社されたのですか?

もともと抱いていた想いが、シューマツワーカーのビジョンとぴったり合ったことが理由です。

「働く場所にとらわれないで仕事ができる」そんな世の中にしたい、ひいては、「働き方」の自由を広げていきたい。それによって人生の選択肢も広がるような、そんな世界を実現したいと思っていたんです。まさにシューマツワーカーのビジョン「ハタラクを自由化し、人生の可能性を広げる」と重なりました。そんな世界を実現していきたいし、自分自身もそれを体現してみたい。CEOの松村さんにもその話をすごくしました。それが、現在の宮崎移住にもつながるのですが。

実は僕は、シューマツワーカーに入社後、宮崎県に移住して、地方からフルリモートで働いています。僕自身が宮崎県出身というわけではなく、妻の出身地にIターン移住したんです。宮崎に住みながら、全国どちらにおられる企業様にも対応しています。

ーー入社から移住までの経緯は気になります。

移住は、「働き方」の大きな要素である「場所」の自由を広げることだと思い、ずっと興味がありました。

シューマツワーカーへの入社当時は、まだ東京で暮らしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の真っ只中、しかもまだワクチン接種なども一般化していないタイミング。面接やなにやら全てオンラインでやりとりし、入社日も決まり、入社日に初めて出社、松村さんはじめ他のメンバーにも会う、という状況でした。

コロナによってリモートワークが当たり前になって、入社日に出社して以降、ずっとリモートワークで働いていて、もちろんコロナというのは外的要因ではありましたが、「働く場所にとらわれない」働き方がうまくワークするということがわかりました。自分自身も問題なくリモートワークを続けられることを確認できたし、周囲にも共通認識としてもってもらうことができ、結果として宮崎県という遠方への移住が実現しました。もちろん業務によって可能かどうかは違いますが、「ハタラクを自由化する」を体現する一歩になったと思います。

――佐藤さんは、新卒で入社されたのも人材業界です。
 
就活生のときは、「いろいろな業界・サービスに触れられる」という理由でマイナビに就職したので、人材業界や働き方に特別に興味や関心があったわけではなかったんです。
 
ところが、働く中で実感することがいくつかあって。一つ目は、前職ではさまざまなサービスを提供している大企業に入ったものの、ふたを開けてみたら部署間の異動はあまりなくて、入社前に求めていた経験を得られたかというと、多少ギャップがあったんです。これは、働くことの現実を就職活動の時にはわかっていなかったという面もあったとは思います。
 
それから、配属された求人広告の営業職を通しても、気づきがあって。求人広告というのは、企業としては「採用したい」、個人としては「就職したい」という両者をつなぐものという構造をもっています。求められている仕事ですから、やりがいはあるんです。でも、企業様と接するうちにその奥にある課題に触れるようになりました。

それは、「採用することができても、結局辞めちゃうんですよね」という企業様の多いことでした。当時の僕の提供していたサービス、あるいは世の中に既にあるエージェントや求人媒体などのサービスでは、ここは解決できません。企業としては「採用したい」個人としては「就職したい」という構造――その先にある課題に気づきました。
 
この頃から「働き方」への視点が出てきました。

求人広告やエージェントといった今あるサービスが解決している課題よりも、もっと奥にある根本的なところが変わらなくてはいけないんじゃないか、と。それは、働きやすい企業が増えるとか、働き方が変わっていくといったことです。そういうところが変わっていかないと、企業としても「採用できても定着しない」では意味がないし、個人としても職場を転々とするだけになってしまうし、もう少し働き方に切り込める仕事をしたいと思ったんです。働くことをもっとポジティブに捉えられる世の中にしたい、と。
 
そんなときにシューマツワーカーに出会いました。シューマツワーカーがしていることは、副業という「働き方」の提案であり、社会への実装です。

そして、副業は入口です。副業が可能にするのは、「リモートワークが当たり前」という仕事の進め方であったり、企業にとっては業務をジョブ型に変えていくこと、つまり業務を属人的に対処するのではなくきちんと整理していくことでもあるので、企業側としては「任せる」という体制ができていきます。それは今いる正社員の方たちの働き方や仕事への向き合い方も、良い意味で変えていけるものだと思うんです。企業や個人が選択できるものが今より広がっていく、そんな仕事をしていきたいです。
 
――佐藤さん自身がやってみたいことはありますか?
 
シューマツワーカーでやりたいことは実はたくさんあるんです。
カスタマーサクセスのチームも課題だらけだと思っていて、手直ししたいところ、テコ入れしたいところがたくさんあるんです。目の前のお客様を大切にしていくことはもちろんなんですが、それだけでなく、シューマツワーカーのこれまでの成功体験をお客様に還元できるように、仕組み化できるところはしていきたい、チームとして強くしていきたい、と思っています。
 
楽しく働けている人とか、満足して働けている人って、成果を出せている人だとも思うんです。成果を出せる基盤をつくることがチームや組織の役割だとも思うので、個人の努力に頼るのではなくて、良い仕組みのと環境の中で、メンバーが真っ当に頑張れば成果に結びつくような、そんなチームになるような貢献をすることに、今は一番興味があります。

シューマツワーカーの特徴と、だからこそ実現できる顧客価値について

ーー最後に、働いてみて感じるシューマツワーカーというサービスの特徴について、教えてください。

同じ人材業界とはいえ、前職自体に携わっていた求人広告モデルとは、ビジネスモデルが全く異なっていて、それがゆえにシューマツワーカーでは、カスタマーサクセスがかなり重要というところは特徴的です。

求人広告の場合には、広告の掲載をすることに企業側からのお支払いが発生します。一方でシューマツワーカーは、求人の掲載時には企業様からのお支払いは一切発生せず、副業人材のご提案やマッチングでもまだお支払いが発生せず、副業ワーカー様が稼働しはじめて、初めてお支払いいただくモデルになっています。ということは、お客様の副業人材活用の「成功体験」にいちばん近い部分まできて、初めてシューマツワーカー側も売上が発生するんです。

この違いは、シューマツワーカーにおけるカスタマーサクセスの重要性を表してもいるし、同時に、シューマツワーカーにとって「お客様の成功」の重要性を表してもいると思います。

お支払いが発生するポイントがずっと奥にあることで、お客様側からすると、小さなお悩みでもご相談していただきやすい構造でもあるようです。それは僕たちにとってはお客様の本当に求めていることに触れやすいという意味でも、「こうしたやり方でシューマツワーカーを使ってみませんか」という新しいご提案ができる意味でも、非常にありがたいことだと思います。

――お客様から聞くお悩みで多いものはありますか。
 
そもそも「人が採用できない」のニーズが大きいと感じています。問い合わせいただくのはエンジニアやデザイナーなど専門職が多いのですが、求人市場的にも人数が少なくて、正社員採用の獲得競争が非常に激しいんです。正社員の採用に向けた競争率の高さから、正社員採用はあきらめて、副業人材をさがしてみるというパターンの企業様が多いと感じています。
 
それから、契約中のお客様では、「人材のミスマッチが起きたかもしれない」というお悩み。これは、僕たちとしては慎重にヒアリングして対処します。コミュニケーションなど、この部分をこう変えたらうまくいくかもしれませんというお話をすることもあれば、場合によっては代わりの方のご紹介もあります。

人と会社とはいえ、現場では人と人のことですから、やはりミスマッチは起こり得ます。その確率が減るように努力はしていますが、「これは別のワーカー様にお願いした方が、企業様にとってもワーカー様にとっても良いかもしれない」という結論に至れば、シューマツワーカーが間に入り、新しいワーカー様のマッチングへ移行するケースもあります。結果的にはそれでうまくいくケースも多いので、そうして「まず一緒に働いてみる」が可能になるという点も、副業人材の活用の利点の一つとも言えるかもしれません。

シューマツワーカーだからこそ、少し違和感があるときに「まず相談」いただけること、「間に入ってトラブルを解決」できること、そして副業人材の活用に安心してトライできること。こうしたメリットをしっかり感じていただけるよう、カスタマーサクセスとして今後もお客様への伴走支援をさせていただきたいと思っています!

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