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気づき、手放し、ゆるんで、めぐる。〜渡邉智美さん〜

私が感じたあなたの魅力を切り取り綴る shutter

この企画は、あそゆかがご依頼者様と対談、感じた魅力をあそゆか視点で遠慮なく書かせていただくというもの。2021年は100人の人の魅力を切り取る「100人ライティング」にただいま挑戦中です。


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「yoga」

この言葉を知らない人は、

もはや日本にはいないんじゃないかと言っても過言ではないくらい

この数十年で、ヨガは広まり、定着し、

誰もが知るボディワークの一つになっています。


では


ヨガとは一体??

ヨガをすることで私たちは、

どんな効果を体感し、

何を手に入れることができるのでしょうか。


体が柔らかくなること?

呼吸が深くなること?

瞑想できる自分になること??


わたしも、十数年前からヨガは知っていて

いろんなところで体験している、けれど。


それでも体感として知っているのは


「やると、なんか、眠くなる。」

なんだかリラックスしてるっぽい。

ヨガしてると、体の柔軟性がキープされる気がする。

(元々、体が柔らかいので、

 柔らかくなりたいという願望は、なし。

 でも、キープされているのがヨガのおかげかと言われると

 ハテナ、?。)

そんな、感じ。

でも、なんか良い気がする、もの。

ヨガしていると

ナチュラルに地球に優しく生きている気が、して、しまう。

ヘルシーな気が、してしまう。

(雰囲気に、弱い。)


「ヨガとは」

「ヨガって。」

外側の情報でいろいろ仕入れて知ってはいますが

実際のところは

  

なんかいい気がするけれど

実際どういいのかは、知らない

その体感は、かなり浅い(ほんと、ごめんなさい)

丘サーファーならぬ

丘ヨギーニにもなれない・・・・チーズの切れ端程度のヨガかじり。


そんなわたしが過日

遥々、栃木県の那須に向かい

ヨガインストラクターでありフォトグラファーの

渡邉智美さんに、お会いしてきました。

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この日は彼女のお誕生日。

「ゆかさんとの時間をわたしは自分にプレゼントしたんです。」

そう言ってくれた、彼女のもとへ。


今回のshutterは

那須で出会った智美さんと

智美さんから感じた、ヨガの世界のお話を

ご紹介いたします。


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わたしが智美さんを知ったのは

おそらく、今から1年半ほど前の2019年秋。


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わたしがボディメイクでお世話になった植吉紘子さん。


彼女とのコラボ企画のお知らせでした。


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以来、時々、Facebookのタイムライン上でお見かけするようになって。

  

不思議と、笑顔の印象が刻まれて

智美さん、というとこんな笑顔が思い出される方。

お会いしたことは、ないのにね。


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こうしていろんな方にお会いするようになって

ちょっと思うことがあります。


ご縁をいただく方、というのは

からなずと言って良いほど、布石があって。


お会いするのは初めてでも

もうすでに

印象だったり、記憶だったり、

SNSや誰かのお話を介した

何かしらが、あることがほとんど。


「いつかあなたたち、会いますからね。」と

誰かが教えてくれているみたいに。


私にとっての智美さんもそんな感じだったから

初めてお会いしたあの日も

不思議と「初めまして!」の感じではなくて

  

雪がハラハラリと降る那須の黒磯駅に降り立ち

  

向こうから


「ゆかさ〜〜〜〜〜ん♡♡♡」


と、なんとも可愛らしい透き通る声で

赤いセーターを着た智美さんが

笑って手を振ってこちらに向かってくれた時にはもう

私も、にぱあ、と笑って駆け寄ってしまいました。


初対面の瞬間

それぞれの出会いの数だけの印象があって


智美さんとのそれはまさに


もう、打ち解けてる


で。


サラサラと流れる清流みたいに

さらりすらりと流れていくように

交わってしまう人だなぁ・・・・と

そんなことを、感じて。

それがとても、穏やかに心地よくて。


本来なら、智美さんがお客様で

私が、取材をさせていただく身だから

段取りも私が考えておくべきところなのに


雪が降って来ちゃったし、行こうと思ったお店はまだしまってるから、スタジオにいきましょうか♪


ここのカフェも素敵なお店なんですけどね、と

待ち合わせた駅のそばのカフェを指差しながら

さらりとナビゲートしてくださって。

車に乗って、智美さんの運営するヨガスタジオへ。


その道中、彼女のお知り合いのご夫婦(かな?)が

車ですれ違いざまに窓を開けて


「お誕生日おめでとう!」


とお祝いの言葉のシャワー。


嬉しそうに返事をする智美さん。


その飾ることのない

軽やかならがも

視線が確かにあたたかく交わるやりとりからは

日頃の仲の良さが伝わってきて

それを感じるのが、とっても、心地よい。


良い街に来て、素敵な人に出会えたなぁ。


そう思いながら、智美さんのスタジオへ。


小さなかわいいケーキ屋さんの隣の

小さな階段を、登っていく、スタジオ。


「ここのケーキも、美味しいの。」


お会いしてからスタジオの入り口まで

さほど時間は多くないその中で

もうすでに、智美さんの話には

街のこと、が溢れてる。


あぁ、きっと

ものすごく、この土地に馴染んでいて

この土地が大好きで、

この街の人が大好きなんだろうなぁ


そんなことを感じずにはいられない

ちらつく雪をあっさり溶かしてしまいそうな

あたたかさ。


ほんのり薄暗い階段を上がった先の

小さなドアの向こうには

なんとも。

無垢の木だろう、思わず裸足で歩きたくなる床の

スタジオが、私を出迎えてくれました。


「モノ」は決してもの言わないけれど

なぜだかどうして、とっても優しげに、溢れてる。


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(執筆にあたり、HPよりお写真お借りしました。やっぱり、無垢でした)


静かなスタジオの無垢の床にマットを敷いて座って

気取ることなく始まった会話。

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お母様が連れて行ってくれていた、大好きなカフェ

SHOZO CAFE で働くようになり、そこでの仕事は楽しくて充実ながらも

家と職場の往復が続く日々に「このままの日々でいいのかな・・・」

そんなふうに思っていた時に出会ったのが、ヨガ。

地元で開催しているレッスンを受けているうちに

陰ヨガの世界に出会った智美さん。

先生のご事情でレッスンが受けられなくなり、

それならばとご自身が学び、教えて欲しいと言う声に応えていくうちに

インストラクターとしての道が広がって。

いつか、自分のスタジオを、、、と思っていた矢先に

ご主人が偶然見つけてきたスタジオとのご縁が実って

こちらのスタジオオーナーに。

その一方で

お友達の写真のモデルになったことがきっかけで

写真も学び、撮って欲しいと声がかかるままに応えていくうちに

カメラマンとしてのお仕事も充実。

生まれ育った、大好きなこの土地で巡り会う人

その中で出会ったものが結びつき、ご縁を繋ぐ中で

今の智美さんが出来上がったのだろうと感じる

そんな今までをお話しくださいました。


その中で、初めて聞く「陰ヨガ」という言葉に私は興味津々。

一体どんなものかと、お聞きしてみると

あえて、動かないとても静的なヨガとのこと。

ポーズをあれこれ取るのではなく

ポーズをとって、そこで留まる、そうで。


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あの日、私はその陰ヨガ、なるもののイメージが

いまひとつ掴めていなかったのですが

そんな時に、智美さんから提案してくださったのが

「実際に呼吸法を体感してみましょうか」ということ。


これまで私もいくつかの場所でヨガを体験していて

その時に必ずと言っていいほど、聞くのが

インストラクターさんの

「呼吸に意識を向けて・・・」

「呼吸をゆっくり深く・・・」

「おなかにたっぷり息を入れて、口から吐きましょう・・・」

そんな言葉。


ヨガでなくても、呼吸が大事、なことはあちこちで聞くし、

「深い呼吸ほどいい」とか

「腹式呼吸が良さそう」とか

つまりは

「ちゃんと吸って、ちゃんと吐く」が正しい呼吸

そんなイメージをずっと持っていたけれど。


だから、どこかで思っているんですよね。


「ちゃんと、深い呼吸ができてないと。」って。

 

だから、智美さんに呼吸法をやってみましょう、と言われた時も

私は無意識にも「深い呼吸をしなきゃ」と

考えてしまっていたのだろうと思うのですが。



「なぁ〜〜〜〜〜んにも、とりつくろわなくていいから・・・」



目を閉じて、呼吸に意識を向け始めた私に届いた

智美さんの軽やかで可愛らしいお声は

とりつくろわなくていいから、と言う。


そして「ただただ、今の呼吸を、感じていきましょう」

そう言ったら、その後どうしたらいいかはなくて。


「ただただ、感じていきましょう」


その後導かれるものがない、呼吸。


これが、とっても意外で

そして

なんだかね、とても許された気が、したんですよね。


私がこれまでに体験したヨガのレッスン

それももちろんよかったけれど

呼吸、に関して言えば

ただ呼吸を感じていく、はあっても

そこから

「深い呼吸にしていきましょう」の誘導が

ほとんどの場合、あって


私の中では


ヨガ=呼吸を深くするもの


だったし


だからこそ


「深い呼吸をしないとダメ」になっていたし


「考えて深い呼吸をしようとする」になっていたのです。


でもそれって、実は「自然な呼吸」とは、ちょっと違う。


いわば・・・・


「呼吸を頑張っていた」なんですよね。


頭で「考えて」呼吸をしてたことに、気づいた瞬間。

     

でも、智美さんの呼吸法は、そうじゃなくて。


ただ、今のままでいい。

浅い呼吸でも

深い呼吸でも

長くても短くても

今この時の呼吸でいい

それを感じてたらいい


「答え、正解に自分を合わせていく」のではなく


今ここの、この瞬間の私の状態そのものが

今の私の証


呼吸が深いとか浅いとか長いとか短いとか

どれでも良くて

ただ、「自分は今その状態なんだ」と、気づくこと。

 

あれはきっと

「私が私に集中する」感覚、そのもの

だったんじゃないかな。



いいとか悪いとか、ジャッジなく

本当に、とりつくろうことなく

ただただ、私が私を感じてあげる時間。


息の長さ

胸の感覚

あぐら座の感覚や、手足の感じ。

こわばりや、心地よさ。


そうしていたら突然


ふぁ〜〜〜〜〜〜〜っと

一気に呼吸が深くなったのです。


胸の中が大きくなって

私の体って、こんなに息を吸えたんだ!と思うくらいに。


あれには、びっくりしました。

まるで、胸が一気に軽やかに広がったようだったから。


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ただただ、私が自分の呼吸や体を感じてたら

勝手に呼吸が深くなって

私の体が望む呼吸をしだした。そんな感じ。


束の間の呼吸法を体験して

今に戻ってきた時の、

とてもゆっくりとして、

自分が解放されたような安らぎ。


ここ最近、少しだけ自分でも気づいていたこと。

「呼吸が浅いかもしれない」

仕事をしていても息が止まっている時があり、

気づくごとに、深呼吸を、していたのだけど。




深い方がいいとか

長く息を吐く方がいいとか、

「(思い込みの)正しい呼吸」という概念が実は染み付いていて

ありのままの呼吸を感じることが抜けてしまって

「呼吸が浅くなっているのはよくない」と

そのままの状態にOKが出せずにいること

でも、本当は、今の状態に気づくことこそが大事なんだ、ってこと


智美さんとそんな話をしていた時

ふ〜〜〜ってため息つくと楽になりますよね。

そうおっしゃった一言に

私は自分が「ため息をつくのはいけないこと」と

(まるで、不幸が近づき、幸運は逃げるようで。苦笑)

決めつけていたことにも、気付かされ。


「呼吸」と言う、そのもっとも身近な

自分の命の営みのための相棒的存在を

ただただ感じてみたこと、

体感して、智美さんと話したことで

毎日毎瞬行っている呼吸にさえ

「いい or 悪い」を言うジャッジを持ち出していたことに

気付かされ


そしてまた


感じていたら、

望む呼吸、私に必要な呼吸は自然と始まるのかもしれない、

そんな予感に出会ったのでした。


「そんなに気構えないで、

 もっとそのまま自分と付き合ってあげたらいいのかもね。」

  

思わず心の中で自分に呟いた、言葉。


あの日私は、その呼吸法をしてから

改めて

呼吸が、浅かったこと

さらに言うなら

少し根を詰めて頑張りすぎていたのかなと言うこと

でも、それがいいか悪いかじゃなくて

そういう、状態にいたんだ、ってことが認められて。

それからはどんどんゆる〜〜っとしていって

穏やかにたゆたう智美さんの心地いい声が

その

ジャッジなく物事を捉えているだろう

世界との関わり方が

なんとも心地よくて

まるで

ちょうどいい湯加減の温泉にいるかのような

そんな気持ちに、どんどんなって

しまいには、頭がほわ〜ん、としていったのでした。

(そして時間がたつごとにどんどん深呼吸がしたくなったという。)

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あの、居心地の良さは、なんだったんだろう。


あの日智美さんは私にいろんな話をしてくれたけれど


そのどれもを聞いていて感じたのは


いろんなことを

もちろん、その時々

感じることも、時にはどうしようかなと思うことも

あったとは思う(想像をする)のだけれど


決めつけず、ジャッジせず

掴まず、握りしめず、

ご自身のもとに巡ってきたことを

受け取り、そして、必要なことを体験して、感じて

こだわることなく、水に流すように

とどまることなく、めぐらせてきたんじゃないか、ってこと。

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もちろんこれは私の主観だけれども

私が智美さんから感じたことは

そんな

滞りのないバランスの良さ

巡ってる心と体の健やかさ

そして、あたたかなる、軽やかさ

なのだろうと、思うのです。


私の話を聞くときも

ご自分の話をされる時も


いつも軽やかに「うんうん」とうなづき

そうして、「そっか〜」と受け取り

時にはあはは!と笑って

そのどれもに、嘘も無理もない

穏やかなる凪があって。


そしてその穏やかさからは

否定か肯定かを超えた

ポカポカとした安心感が、伝わってきて

そばにいる人を、いつの間にか、やすらかに温めてしまう。

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そんなに、自分のこと、あれこれジャッジしなくていいかも

そんなに、拘らなくても大丈夫かもしれない

そんなに、過去を握りしめたりしなくても、いいかもしれない。

正しさの枠から、もっともっと、自分を許してあげても、いいのかもしれない。

もっともっと、軽やかでもいいのかもしれない。

なんか、大丈夫かもしれない。


ただただ


な〜んにもとりつくろわないで

その時そのままの自分を

その心や状態を

ただただそのまま感じて感じきって

そうなんだね、って

受け止めて流していくだけで


いいのかも、しれない。


ただ、在ればいい

ただ、感じてあげたらいい

そうしてどんどん

流して、めぐらせていけば、きっといい

   

そんな気持ちに、させられる。

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1日のうちで好きな時間は、お子さんを迎えにいく夕方前の時間だそう。^^

  

今の私、その感覚に居場所を与えてあげられて

ほわ〜んとゆるんでリラックスして

自分を許したくなる、

温泉みたいな人。


智美さんのこの魅力が

「ヨガ」と言うものに秘められているのなら。


ヨガって、実はすごいもの、なのかもしれない。

チーズの切れ端かじりヨギーニ程度の私が思ってきたヨガとは

見当もつかないぐらいの

奥深さと広さがあるのかもしれない


そんなことを感じた瞬間でも、ありました。


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智美さんが子どもの頃から通い慣れ親しんだSHOZO CAFE のウィンナーコーヒー。ホイップにほのかにラム酒が利いていて、ウィンナーコーヒー好きを唸らせること間違いなしの、美味しさ。


あの日、いろんなことを話してくださったけれど。


この土地が大好きなこと

だから、ずっとここに住み続けたいこと。

この土地がもっと多くの人に知ってもらえたら嬉しいこと。

(今回出向いてみて驚いたのは、那須は近い!ということ。

 東京から新幹線一本1時間圏内です。)


アクセスバースや写真のこと。

子育てのこと。

子どもの頃過ごした思い出。


そのどれもが

軽やかだけど軽んじてなくて

流れるように穏やかだけど流してきたわけじゃなくて

握りしめてないけどとても大切にされてきたんだろうなと

そう感じるに十分なふうわりとした空気感がそこにはあって。


そんな智美さんと時間を共に過ごしているだけで

私の中の何かは

許され、ホッとして、そうしてゆるんでいって。

あっという間に過ぎた対談時間を終えて新幹線に乗った時には

びっくりするくらいコテンと眠ってしまって、ぐっすり。

目が覚めた時には、目がいつもより開いて景色がよく見える

そんなすっきりとした気持ちに。


まるで


温泉宿に行って

湯上がりに畳の上で一眠りしたみたいな、そんな心地よさ。


あの日から私の中で

ことあるごとに

「な〜んにも、とりつくろわなくていいから」

あの、智美さんの言葉が思い出されて

力みそうになった時

自分に無理をしそうになった時

感情を、抑えようとした時

呼吸を感じて

ふぅ、と息を抜いて

ため息もついて、

体や心を束の間、感じ

そうして

そんな私に

「ちょっと、頑張ってるかな?

 うん、頑張ってたね。力んでたね。」

そう言ってあげられる時間が、増えて。

そうして気づくたび、体と心の何かが、ほぐれてく。


呼吸法の体験一つで

こんな変化を感じられるのなら

ヨガをじっくりやったらどうなるんだろう?

そんな興味が、じゅわじゅわと

滲み出ています。


現在智美さんはさまざまな流派のヨガを

おひとり様から親子、産後ケアが必要な方にまで幅広く展開されていて

そのレッスンは

ご自身の体験と思いから

「いつも必ずこの日に行かないと、ではなかなか続かない。

 それなら来れるときにきて続いた方がいい」と

月謝制ではない「チケット制」で運営。


ズボラで飽き性の私にとってはこんないい制度はない、というもの。


実は私は今回

「以前ヨガはやってたけど、ちゃんと続かなかった」

そんな、小さな負い目があって

ほんの少し、お会いするまでに

「残念な人って思われてしまうかな」なんて、思っていたのだけど。

それを打ち明けた時の智美さんの返事は

それでいいんですよ〜^^いつでもまた始められる、それがヨガの良さです

でした。

どこまでもおおらかで広い

そんな、ヨガと、ヨガに関わる人への

こだわることのない、ゆるやかな優しさが

このチケット制には込められている、そんな気がしてなりません。

あぁ、こんな先生が、近くに、いてくれたらな。

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できるときに、できることをして

そうして、

そんな自分をただただ感じ受け止めていく

自分と仲良くなる、そんな生き方。

もしかしたらヨガってそういうもの、なのかもしれない。

ポーズをとって瞑想すればいいってことじゃ

きっと、なかったんだね。

大事なのは

そこで自分を、感じる、こと。

誰よりも一番近くにいる、自分の心と体

その今の状態に、気づいてあげること。


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自然派とか、エコとか

オーガニックライフ、とか。

何かとイメージ先行な印象があるヨガだけれど


ここまで温泉のような智美さんとヨガについてお伝えしてきたけれど

インストラクターとしての智美さんは

ただ、あたたかい源泉だけでは決してなく

レッスンや、パーソナルトレーニングにおいては


目の前の生徒さんの姿勢を一瞬見ただけで

どの筋肉が緊張していて

どの筋肉が緩んでいるのか

頑張り過ぎている部分と

おやすみして(眠って)いる部分の見分けがつくそう。


レッスンでは、一人一人が

どこを休ませ、

どこをもう少し活用したらいいのか

そんな気づきを促すし

そしてそれは

奇しくも、心模様と繋がっている。


だからと言って、それを智美さんが「直す」のではなくて


生徒さんご自身が

自分の心身に集中することで得られる「気づき」を促すことが

智美さんの役割。


「気づき」はすごいんです。と

この話になると

智美さんからの言葉は、ウキウキとした熱を帯びる。


体の状態

例えば腰の強張りにヨガを通して気づいた腰痛持ちの方が

実は、我慢や怒りを貯めていたことに気づいた瞬間に

(怒りは腰にたまるそう)

その痛みが解放された、など

智美さんはこれまでそのレッスンを通して

「心と体の仕組みやつながりの奥深さ」

そして

「気づきが与える影響の大きさ」の実体験を重ねてこられた人。


だからこそ、

誰かに直してもらう、導いてもらうのではなくて


自分が自分に集中して、

そうして「気づく」ことで自然と起きる

その解放や変化を、何より大事にされているし


一辺倒なノウハウや正解に誰かや何かを当てはめることなく

お一人お一人をみて、感じて

その人の心身のバランスがより整い

頑張りすぎることなく

ただただ、とりつくろうことない

その人がその人であることに心地よくなれるための

気づきを促すこと

気づきさえ起きれば、あとは自然とあるべきところへ向かい、そうして心も体もエネルギーが巡っていく

そんなことをきっと信じて

ヨガを初めあらゆるレッスンをされているのだろうなと

私はあの日の智美さんと

その後のやりとりからそれを感じているし


何より

自分に集中して、感じて、気づいて、

そうして、

にぎらず、固執せず、

ご自身の心身の巡りをよくしている人

それが、智美さんなのだろうなと

感じています。


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あぁ、近くにこんな先生がいたらなぁ。

あの日から幾度となく、思っていること。


ん??

違うな。


こんな先生から、習いたい、じゃなくて

私は、智美さんから、ヨガを・・・

陰ヨガを受けたいんだ。


智美さん「が」いいんだな。


一度行ってみたら体感した「那須は案外近い」


それならば。

那須に、行ってしまえば、いいんだね。笑


今月、智美さんの陰ヨガをじっくり、体験してきます。^^


毎日って案外、忙しい。

やることはいくらでもあるし

気づけばあっという間に終わる毎日。


そんな毎日の中

案外私たちは頑張っているし、

その頑張りや強張りは

心と体は何も言わないけれど、ずっと受け止めてくれている。

知らずに重ねている

ちょっとした我慢や忍耐

言いたいのに言えなかった小さな一言

このくらいは、と重ねている、頑張り。

その小さな全てを

一つ一つを

私たちの心も体も、じっと受け止め続けている。


だからこそ


自分に集中して感じてあげる時間をあえて作ること

私の心と体がどうなっているのか

どうして欲しいかの声を聞き届けることはきっと

何より自分へのプレゼントだし

そんな時間の中で気づく私を

大事に、してあげたい。


あの日智美さんが

「私はゆかさんと話す時間を自分にプレゼントした」

そう、言ってくれたように。


智美さん、近々、よろしくお願いします。^^



智美さんのヨガをはじめとするメニューはこちらから


智美さんのヨガスタジオはこちらから



私が感じたあなたの魅力を切り取り綴ります。

「shutter」

150分対談+撮影 / note 記事掲載(目安7,000文字〜10,000文字程度)



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