石垣島トライアスロン(4月21日)

今年1本目のレース、石垣島トライアスロンを迎えた。トライアスロン自体は5回目の出場。もう5回も出ているのかという気持ち。今回は会社関係者5人で出たのだけど、うち3名が初出場ということもあり、3年前初出場の時に何も分からず不安だった自分を思い出して、準備物やレース運びについて事前に色々と共有することができた。直前の天気予報が雨だったのだけれど、レース当日は一瞬雨が降ったくらいで基本快晴の中レースが行われた。

スイム編

さすが石垣島で海の透明度は抜群に良かった。2年前に出たインドネシアのビンタン島のレースくらい水が透き通っていて、泳いでいると下の岩が見える。ただ、関東の海と比べて明らかに塩っぱい。750mを2周するコースなのだけど、1周終わった時点で塩っぱすぎて2周目が少し憂鬱だった。。w 水泳は今回一番練習していたのだけど、いつもより5分速い30分でバイクへ。

バイク編

バイクは今回石垣島でレンタルしたもので、レース前日に借りて1万円。自転車輪行する労力を考えると十分にペイは出来る金額なのだけれど、ペダルやDHバー付けたり、サドルの位置を調整する必要があって意外と手間が掛かることも分かった。

バイクは多少のアップダウンがあるものの、全体として非常に走りやすいコースだった。山の中を走ったり、牧場があったり、海沿いを走ったり、景色が次々と変わるのが魅力的。下りは45kmとかで走っていても次々と抜かれるのに、登りになると逆に他の人のペースダウンが著しくて、次々と抜ける。もしかすると登りに強いのかもしれない。結果的には今回はバイクが一番速くて228位だった。

ラン編

一番好きなラン。なのだけど、自転車で気持ちよく飛ばしたせいか、大腿四頭筋が初っ端から痛む。(今回は単純に走り込みが足りていなかったのが原因)ランはずっと平坦で同じところを3周するコース。周回コースは自分が後どれくらい走ればいいかをイメージしやすいから精神的にとてもきついな。勝手にイメージだけして、勝手にナイーブになっていく。人間とはなんて弱い生き物なのだろう。それをメタ認知してその弱い自分に立ち向かっていくことが出来る素晴らしいスポーツだ。しかし後半さすがに太腿が攣りそうな感覚が出てきたので、少し歩く。圧倒的なランの練習不足を感じたレースだった。結果、55分かかってゴール。沿道の声援、特に地元の学生が多くて元気をもらった。

今回、一緒に出たメンバーの一人が初トライアスロンだったのだけれど、運動が苦手なタイプで2ヶ月前まで25mプールを泳ぐことすらできなかった。そこから本番まで毎日プールで泳ぎ、パーソナルコーチをつけて泳ぎ方も教わり、当日は制限時間30分を残してゴールした。ゴールの瞬間は皆んなで出迎えて感動の瞬間となった。トライアスロンはレース中は基本自分と向き合っているのだけれど、仲間と参加することで感動を分かち合う良さも経験できたレースだったなぁと思う。一緒に参加できているというその事実に感謝の念が絶えなかった。本当に幸せなことだと思う。

総括すると、4月にも関わらずこれだけ暖かい気候(当日の最高気温は28℃)の中で出来るレースは自分が知っている限り宮古島か石垣島しかない。島独特の田舎感も合って、非日常感を味わうにも適しているのでまた来年以降も参加したいレースの1つになった!


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