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『着飾る恋には理由があって』からわかる、たった1つの人生観。

社会人になってからというもの、テレビもなく、ドラマを見る機会はめっきり無くなりました。しかし、実家に戻り、久しぶりに連続ドラマを見ました。そのドラマは、タイトルにもある『着飾る恋には理由があって』です。

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いやー横浜流星がかっこいいし、川口春奈(以下:真柴くるみ)が可愛い!!という話は次回に取っておきます笑

さて、僕はこのドラマから現在、企業で働く人の葛藤や人間模様がよく描かれていたと感じたので少し書き残したいと思います。

それは、人はありのままではいたくはないと心から願っているということです。

【ありのまま】
実際のまま。あるがまま。偽りのない。

ありのままでいよう。偽りの自分ではなく、本当の自分を表現しよう。と時代背景もあり、そのようなアドバイスや自己啓発本が増えているようにも見えます。

実際に、ありのままになれず、自分を押し殺し、職務ストレスによるうつ病の発症は多く見られており、アフターコロナでさらに増えている。

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余談ですが、日本は職場でのメンタルヘルス対応がとある調査で最下位なほどです。

話はドラマに戻って、主人公の真柴くるみは、ドラマの終盤でInstagramでの投稿がステマではないかと非難され、仕事の気力を失っていました。

おそらく、あれは現実世界で考えれば、鬱と診断されるでしょう。休業申請をし、傷病手当金をもらい、療養するでしょう。

【傷病手当金】
病気や怪我で労務ができなくなってから3日経過後の期間から月給の3分の2相当が支払われるもの。なお、精神科にも通って、診断書をもらわないといけない。

ただ、周りのサポートもあり、店舗スタッフへの異動が認められ、(それが原因では)会社を辞めませんでした。

そして、しばらくして自分のやりたいことを見つけ、最終回では会社を辞め、独立してオンラインショップを経営していました。

僕が思うに、あの時、真柴くるみがありのままの自分を受け入れてしまった場合、ステマの件で仕事が辛くて辞めていたはずです。ただ、その理由で仕事を辞めたわけではありませんでした。

それでもあのタイミングで辞めなかったのは、着飾る理由にちゃんと向き合った結果だと思います。

これを読んでいただいてる人の中には、念願の仕事に就くことができたけど、同僚や上司に圧倒されたり、自分の仕事ぶりに焦りや不安を感じている人もいるとかと思います。(僕は毎日のように感じています笑)

でも、それは当然の兆候だと思います。

理想の自分になるために選んだ道で、もしその兆候がなければ、ある意味、着飾らずに選考を受けていたのか、もしくはコンフォートゾーンの範囲内だったのかもしれません。

着飾ることは、強がることや無理をすることではなく、理想を追い求める上では必要なことだと思います。

もちろん経歴詐称はよくないし、全てできると偽っていれば、入社した後に自分を苦しめ、会社にも、チームにも迷惑をかけます。

ただ、理想を追い求め、(自責で)着飾り続けることが、生きるということなのかもしれない。そう思うのです。

ある意味、ありのままは成長していないとも捉えることができてしまいます。

ありのままを受け入れてしまうことで、理想の自分から遠のく(逃げる)言い訳にもなり得ます。

人類は、変化に対応し、進化した者だけが生き残ってきました。

学び続け、進化し続けなければ生き残れないのです。

逆説的ではありますが、ありのままでいるためには、ありのままを変え続ける必要があるということです。

着飾った自分(理想の自分)になるためにも、自分が着飾る理由を改めて考えて、明確にすることで仕事でも、恋愛でも道は拓けてくるかもしれないですね。

ハーバード大学の研究でも明らかになったのは、幸せな人生を送った人の共通点は「大切な人を大切にすること」だったのです。

ドラマの主人公の二人のように、理想の人生観(着飾った自分)をお互いに尊重し、ちょっと無理してる時でも支え合い、応援できる関係は非常に良いですよね。

おしまい



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