見出し画像

昔の成田空港駅とさくらの山、航空科学博物館巡り

 3月2日(土)朝、8時半ごろ、京成上野駅へ。京成トラベルサービスが成田空港駅の開業30周年を記念して開催した「成田空港アクセス今昔ツアー」へ参加するためである。

 現在は、駅を降りて数分で成田空港ビルへ入っていけるが、30年前までは、現在の東成田駅で降り、そこからバスに乗って、空港ビルへ向かっていた。東成田駅の現在使用していない構内を見学できる。

 空港までは、初代スカイライナーの台車を使用している3400形に乗車。車内では、初代スカイライナー車内でかつて放送していた自動放送が流れた。京成デパートの広告放送が時代を感じさせる。読み方が今の抑揚と違った感じ。東成田駅の旧構内には、当時のベンチや時刻表が。

 駅で3月3日3並びの記念乗車券を買い、バスで成田空港第1ターミナルへと向かう。今は使っていない保安ゲートを通るとのこと。ここで午前11時。当初の予定では、空港内の書店で2時間ほど立ち読みなどして、明日のレポートの参考になりそうなビジネス誌を買い、夕方頃、レストラン街で軽く飲んで帰るつもりであった。成田空港では、あまりやることがないだろうと思っていた。

 だが、アナウンスで、この日から成田市さくらの山へ向かうシャトルバスが出ているとの情報。バスが2タミから出るとのことで連絡バスで行くと11:40発が出たばかり。次が13:20とかなり間が空く。仕方がないので、また1タミへ戻る。ランチでビールを飲もうかと一瞬思うが、飲んでしまうと桜見物が面倒になるだろう。軽く食べて、夕方にお酒と共に食事をしたほうがいいと判断。コンビニでパンとコーヒーを買い、ガラガラのベンチでゆったり食事。食べていると人が少ない空港ビル内で「厚生労働省です。新型コロナの世界的流行により」のアナウンスが。人が少ないせいか、音声が響いて聞こえる。近未来社会が舞台となっているディストピアSFのようだ。これが現実の社会という実感がわかない。いつも外国人であふれていた成田空港にも人がほとんど歩いていない風景も現実感が薄い。

 13:20バスで成田氏さくらの山へ。バスで10分ほど。成田は東京よりも北に位置しており、桜が咲いているだろうかと少し心配していたが、3分咲きか。空の駅や公園に人が少しいたが、山から見下ろす空港の写真を撮るために来ている人が多いようだった。空港が間近に見えるのである。

 1時間ほどで空港へ戻り、1タミでビールでも飲もうと思っていたが、成田空港に近い航空科学博物館へは以前から行きたいと思っており、バスをチェックすると2タミで30分後にバス。間に合うだろうと連絡バスで行くと、ほぼぴったりの時間。航空科学博物館へ行き、90分ほど見学し、また空港。ここで食事しようと思って17時前頃、レストラン街へ行くと、昼に営業していた中華や洋食が閉店している。まだ17時の時点で、空いている店舗は1割以下。まだ開いており、面積も広い京成友禅へ。他の店がほとんど営業していないので、皆が集まるが、それでも2割くらいの入りだろうか。焼きナスやしめさばなどでビール。最初の予定と違い、もう暗くなってきているし、つまみだけで出る。

 ツアー料金に含まれている帰りのスカイライナーでも飲もうと思っていた。500mlのビールと缶チューハイ。おでんと鳥から揚げのパック。スカライナーは40分ほどで上野に着くので、新幹線出張のように調子に乗って買い込んではひどい目に合う。これくらいでいいのである。

 帰りは空いていることが予想されたが、念のため一番空いている車両に。つまみは強いにおいの出るのものではないが、温めているので少しは気になる。前後3列人の乗っていない窓側席を予約。乗り込むと車両に6人ほどしか乗っていない。のんびり飲んでいると、2タミから乗り込んできた客がなんとすぐ後ろの席。人が最も空いているエリアを選んだはずなのだが、後ろの人は、自分とほとんど同じ時間に後ろの席を予約してしまったか。車両はがらがらなのに。それほどにおいの出る食品ではないし、いいだろうと気にせず続けたが。

 地震の影響で、青砥に6分ほど停車。4分遅れで京成上野駅。そこから東京駅へ行き、19時前に丸善本店。ここで目当てのビジネス書などをまとめ買い。8800円。21時まで。

 帰宅すると、さすがに疲れていたので、レポートは明日へ回すことにしたのであった。

#成田空港 #スカイライナー #東成田駅 #成田市さくらの山 #桜 #航空科学博物館 #京成友禅 #ビール #缶チューハイ #新幹線 #丸善 #ビジネス書


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?