「老いに人類は勝てるのか、勝つべきなのか、負けたほうが楽なのではないか」

この問い、今日答えが出てしまった。

しかも稲門の尊敬する大先輩を目の前に。

「人類は後世にバトンを渡すための存在である」

これが答えだった。

この歳でこの問いに向き合うのは流石に辛かった。

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