【レタッチをしてみよう①】透明感のある写真
このnoteを読むとわかること
・レタッチとはなんぞや
・透明感がある写真のレタッチについて
がなんとなくわかる…と思う。
レタッチって何?
・写真の見え方を変える(てしまう)作業
レタッチとはカメラで撮った写真を、自分好みに変える作業。
自分はRAWで撮った写真を、Lightroom Classicで現像しています。
RAW現像?レタッチ?なんぞや?
ということで、RAW現像についても改めて調べました。
見る感じ、意味的には
「撮影した写真のデータを編集処理する」という意味では同じですが、
レタッチはjpegのものを編集する時にも使うので、
そう言った見方では
現像→RAW
レタッチ→jpeg、RAW
とレタッチの方が広義的に捉えられるので、ここではレタッチと使っていきます。
・注意点
上記の通り、レタッチは撮った写真のデータを触って、自分の目的や好みに合うようにする作業です。
注意点というのは、この
データを触って見た目変更するという行為を
苦手に思う人が一定数いるということ。
ぼくはレタッチを料理の味付けのように思っています。
レタッチは”見て感じたことを自分の表現にするため”の手段として考えています。(ただ、ないものをあるように見せたり、色を真逆に変えたりするのはコラージュの部類に入るかなとは思っています。)
今回はその写真のデータを触る記事となりますので、
苦手な方は今のうちにブラウザバックを!(こういうのは棲み分けが大事だよ!!)
それでは、撮影スタート!
レタッチ解説:透明感のあるレタッチ
・写真のbefore
では早速、レタッチをしていきたいと思います!!
本日レタッチする写真はこちら
before
個人的にはこのままでも十分好き。
データを見返してみて、”透明感”に合う写真を探していたら目に止まったので、
今回はこちらでレタッチしていきます。
・透明感で大事にしたいこと
ぼくが写真の透明感を出すときに大事にしていること
・露出は少し明るめ
・コントラスト、彩度は抑える
・色の出し方(特に青の色味とほのかな緑)
この3つになります。
ではまず、順番に見ていきましょう!
いざ、実践
①明るさの調整
この写真…というか、ぼくが露出アンダー(少し暗め)で撮りがちなので、
まずは写真を明るくします。
そして、一緒にコントラストも少し下げちゃいましょう。
(露出、明暗差等明るさに関係するをあらかじめ決めておいた方が、
色の調整の時に違和感が発生しにくい気がします。)
するとこんな感じ。
露出を上げたことでハイライトが目立つので、シャドウと合わせて調整します。
そしたら、明暗差については良い感じに落ち着きました。
ハイライトを下げて、暗くなりすぎる場合は白レベルで調節しています。
この後は細かいところはあとでトーンカーブ(lightroomではポイントカーブ)で触ります。
触り方がわからない人はそのままでもいいかも。
②色味の調節
次に、透明感を出す上で一番大切な色味の調整
青が強いとくどく、緑が強いと一気に不自然感が増します。
なので、やりすぎ!とならないように調整していきましょう!
最初はホワイトバランス、色被りの順番で
ここからは、ホワイトバランスではなく
カラーミキサー(HSL)で色をマイルドにしていきます。
うん、好きな色になってきた。
画的にはほぼ完成。
③最後の微調整
最後の微調整ですること
・ハイライトとシャドウの色味調整
・明瞭度、テクスチャ、周辺光量の調整
ここもやりすぎると一気に不自然になるので、ギュイーンとしないように注意!
まず、ハイライトとシャドウの色を調整します。
調整する項目は
カラーグレーティングとトーンカーブ横の色のカーブ(RGB)
最後にマスクの線状グラデーションで周辺光量を調整、ノイズの除去
完成!
写真のbefore→afterがこちら
どうでしょうか。WBや色被りはカメラ内でも変えれるため、無理ない調整かなーと思っています。
彩度は少し低めが個人的にはしっくりくるね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
トーンカーブやHSLは慣れるまでは不自然に動かしがちですが、
でもレタッチを続けるうちに必ずわかってくるので、
苦手な方もチャレンジしていってくれたら嬉しいなぁと思います。
今回の写真は自然な最初の状態も好きだけど、
透明感加えたらどうなるかなーという、少し実験的な取り組みでした。
もし何か質問等ありましたら、コメント残してくださると嬉しいです!
それでは、キリがいいので本日はここまで!
少し長くなりましたが、見ていただきありがとうございました。
それでは、また次の撮影でお会いしましょう!
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