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【サークルのお話】手を振った相手が知らない人達だった

待ち合わせ

「えっと…待ち合わせはこの先だったよな」

水族館近くの公園を歩く男。少し緊張した面持ちだが、それもそのはず。
今日はカメラの社会人サークルに初めて参加する日なのだ。

いつもよく通るこの公園も、そう思うとリングへ続く通路のように見えた。
自然と気が引き締まるこの空気感。

公園で遊ぶ子どもたちの声が声援のように聞こえ、少し早足で水族館へ向かう。

水族館の前に着き、周囲を見渡すが今のところサークルらしき人影は見えない。

「あれ、集合場所間違えたか…?」
と少し焦るが、振り返った視線の先に、
カメラを持った人が混じる老若男女の3人組が見えた

しばらく様子を見ていると、3人のうち1人がぼくのいる方へ手を振る。

「やっぱりあの人たちだったのか」
そう呟いて、ぼくはみんなのいる方へ歩み寄るのであった。

この記事を読むとわかること

・ぼくがサークルに参加しようと思ったきっかけ
・サークルが気になっている人へのメッセージ

人違い

ハッキリといいます…。

これは完全な人違いでした。
相手からも申し訳なさそうに後ろを指さされたので振り返ると、
お子さんを連れたパパさんがベビーカーを押してきていました。

なんとお恥ずかしい…

赤面しながら水族館の前に戻ると、もう少し離れたところから主催者の方が手を振ってくれて合流。

そこからぼくのカメラライフはさらに充実していったのでした。笑

今日も元気に、撮影スタート!


なんでサークルにはいったの?

ぼくがサークルに入ろうと思ったきっかけは2つありました。
でも、きっとその理由に共感できる方と、逆のことも考える方もいるかも。

”こんな風に考える奴もいるんだな”

くらいで、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

理由その①

その①は単純明快。カメラや写真のことを話せる仲間が欲しかったから!

カメラを始めて1年くらい、一人で黙々と写真を撮ることを楽しんできたぼく。

でも、ツイッター(今はX)でカメラアカウントの人たちが楽しく会話していたり
「今度一緒に○○行きましょうよ!」とリプライしているのを見たりすると

”ぼくも、一緒に撮りに行って目の前の感動をシェアできる人が欲しい”

と感じ始めたことがきっかけでした。
他にも、誰かと撮ることで楽しみも倍に膨らむんじゃないか?って期待も。

理想と現実は、良い意味で想像以上のものでした。
特に参加しているサークルは”みんなでおしゃべりする”ことも大切にしているので、目の前の感動や写真の話、またそれ以外の楽しい話もたくさんできることが充実感を感じる理由の一つかなと思います。

初めてのサークルで行った水族館の写真
この頃は自分の視点もほぼ固定的で、
悩んでいたことを思い出す

理由その②

SNSが発達している今、ぼくも各種SNSでたくさん素敵な写真を見てきました。

その中で、自分の考えもしなかった視点で写真を撮っている方々もいて、
そんな写真にすごく感動したり、驚かされたことも数えきれないほどあって

そんなことを考えた時に、

いろんな撮り方があることを、誰かと写真を撮りにいくことで学べるかも

と思ったことがもう一つの理由。

”百聞は一見にしかず”ということわざがあるように、
それはカメラや写真も同じなのかなと。

目の前で、色んなカメラマンが様々なポジション、アングルで撮影をしています。
その中で、”こんな撮り方があったんだ!”といった気付きもあるし、
「こういう感じの表現がしたくて…」と相談すると、
『こんな風にしてみたらどう?』と助言をもらえたり…。

参加した頃は教えてもらうことが多かった自分も、
今では同じようにサークルに参加した人に”伝えられる”ようになりました!

誰かと一緒に撮影することで、カメラマンとしていろんな知識が吸収できるのが、本当にありがたくも嬉しいことでした。

サークルの友人と出かけて撮った写真
スナップも一緒にして、
色んなジャンルを一緒に楽しめてる
目の前の景色に「エモい」と
語彙力を無くして歩き回る

サークルに参加するのに迷っている人へ

最後に、ぼくなりのサークル参加へ迷っている人へのメッセージを…

もちろん、向き不向きもありますし、
このnoteを読んで参加してみたけど、ちょっと違った

と感じる人もいると思います。

なので最初にも書きましたが、
こう思う、考えている奴もいる 程度に読んでいただくよう
重ねてお願いします!

サークルの仲間と別日で行った夕日ヶ浦
メンバーに教えてもらった風鈴スポット

”こんな人におすすめ!”

まず、思い浮かんだのは

  • カメラを始めてみたけど、触り方がわからない…

  • ちょっとマンネリ、新しい刺激が欲しい!

  • カメラ友達がいなくて、誰かと一緒に写真を撮りたい!

と感じている方には、サークルに入りなよ!!
と強く背中を押したいと思います笑

理由はここまでnoteを読んでくださった方には、
少しは伝わっているかな…と信じたいです笑

僕のサークルはこんな感じで、
みんなでお誕生会とかするくらい仲良いです
ポートレート撮影グループを作って、みんなで撮りあいっこ
撮ってもらいました!

”自分に合ったサークルの選び方”

それぞれカメラマンの撮影スタイルがあるように、
サークルにも撮影スタイルがあります!

お互いが気持ちよくカメラを楽しむためにも、まずは参加しようとしているサークルの方針を確認しましょう!

ぼくはサークルブック(https://circle-book.com)というサイトをみて、
Instagramで撮影会の雰囲気がわかるサークルを中心に確認…。

自分の場合は
初心者の方もいて、活動写真からも楽しい雰囲気が伝わるサークル
を求めて…。

サークルブックであれば、メールや非公式ラインのアカウントもあったりするので、そこでやり取りをしてよりサークルの様子を聞いたりもできましたよ!
年齢層、メンバーのカメラ歴、自分が不安に思っていること等、いろんなことを聞いて今のサークルに決めました)

おわりに

今回も少し長くなりましたが、いかがだったでしょうか。
サークルの魅力が少しでもみなさんに伝わってくれていたら泣いて喜びます!!

みなさんにとっても、
素敵なカメラライフが過ごせるサークルが見つかりますように!


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