見出し画像

おおばしゅうの「言葉のおすそわけ」第3回


2022年春に過疎発祥の地である島根県益田市から、地元静岡県にUターンし、家業の会社(カネヤ工業)に入社し、営業・広報として働きながら、生き方に関するトークイベントを開いたり、農業を展開したり、静岡での暮らしや跡継ぎ、地域についてのあれこれを発信している おおばしゅうが、心の中で思っていたことや小さな気づき、残しておきたいことを自由に綴ります。

(ヘッダー画像:横田 裕一さん (https://note.yokoichi.jp/)

日常に転がる小さな幸せ

マンションの目の前に置かれていた鞄を、交番に持って行き、お忙しいところありがとうございますと感謝され、その翌日にも、道端に落ちていた免許証を拾って、駅前交番の警察官にありがとうございますと言われたり。ありがとうという言葉は、どんな心的状態でも心に染み渡る。

最近、辛いことや乗り越えないといけないことが多い中で、小さな幸せをどう見つけるか、作れるかに力を入れている。

静岡でお気に入りの海スポットを見つけたこと、知り合いのお茶の淹れ手と久々に話したこと、相談に乗ってくれる友人がいること、頑張りたいことを応援してくれる人がいること。この半年で、日常の中にある小さな幸せ、嬉しい出来事に、目を向けられるようになった気がする。

幸せという漢字は、「辛」に棒を一本加えたもの。
辛いと幸せは、隣り合わせのようなもので、辛いを乗り越えることで、幸せに近づいていくのではないかと、ぼくは思う。

辛い中でも、自分にとっての幸せや安らぎを見つけること。
自分の中での幸せを幸せだと感じられる心の余裕が、必要になってくるし、幸せと心の状態は循環するものだからこそ、自分の幸せが連鎖的に広がっていくこともある。だから、辛いことがあったら、自分の中での幸せを見つけて、それに支えられながら辛いことを乗り越える方法があってもいい。辛いことを乗り越える方法は、人それぞれなのだから。

**********


次回更新はしばらく空きますが、ゆっくりとお待ちください。

いただいたサポートは、Podacast「人生百貨店」の運営費やいろいろな言葉・感情に出会うための本や旅に使わせていただきます!