見出し画像

古代文明の真相からみるこれからの社会

きょうはポストコロナを見据え、これからの社会の流れを僕なりに少しお話してみたいと思います。

革命は中心部ではなく周辺部で起きる

世界の歴史を見ると、真の革命は中心部ではなく周辺部で起きています。ローマ然り、ゲルマン民族然り、フランス革命然り、日本の明治維新然り、です。

僕は、この周辺部のことを「境界領域」と呼んでいます。この言葉は正確には、学問の分野で使われるもので、複数の学問分野にまたがった知識を要求する言葉ですが、学問然り、革命然り、新しいものというのは、必ず「境界領域」から生まれてくるのです。

密(みつ)から疎(そ)へ

過疎地には場所がいっぱい余っています。これからは田舎が舞台になり地方分散が加速します。今まで見向きもしなかった場所に人が集まる時代です。コロナによってわかったのは「密」がいかに怖いかです。過疎地は「不便」でなく「安全」だということがわかりました。

企業は健康安全安心志向へ転換する

企業は規模の拡大、効率重視の時代から、従業員の健康と安全重視の時代へ変わる必要があります。事業の繁栄とともに個人の幸せも大事ですから、適正規模のスモールビジネスをたくさん創ることで両立できるのではないでしょうか。

断絶からシェアへ

室町時代に生きた浄土真宗の蓮如上人が行なったことは「仏教は死んだ人のためにあるのではなく生きた人のためにある」として、寺を解放し、寺子屋、結婚相談所、お金を貸すこと(無尽講)などを行いました。現代社会の断絶された人間関係からシェアしあう人間関係は、信頼関係で成り立ち、助け合うことができます。

金融と教育が変われば世界が変わる

人間(人柄)を見てお金を貸す小口銀行ができたらいいですね。金融の観念が庶民の味方にならなくてはいけません。そして教育の民営化、スモールスクールの数を増やす。教育は未来のこどもを創り、青少年を育成します。
このように金融と教育が民間の視線を持ち、過疎地を使って事業を立ち上げることができたら、東京一極集中から地方分散化へ、田舎にいても十分に仕事を持って生きていかれる。

今から個性の開花が始まる

僕はこれからは多様性の時代が始まると常日頃から話しています。多様さを求め、一人ひとりが個性を発現させる生き方。いつも笑顔でいることだけでも十分人のお役に立つことができる、それも能力のひとつです。

人は何のために生きるのか?

それは他の生命を生かすためです。

グローカルに生きる時代

グローカル(Glocal)とは、「地球規模・世界規模」を意味するグローバル(Global)と「地元・地域」を意味するローカル(Local)という2つの英単語を組み合わせた造語だ。主にグローカルな事業やグローカル化、グローカル人材などと使われる。参考URL

グローバルな視野を持ってローカルで仕事をする。昨年の勉強会でも何度か話をしてきた内容です。

大きなことを考えながら、小さなことをおろそかにしない。

「着眼大局 着手小局」孔子の弟子である荀子の言葉です。

これからは、拡大する「広げる文明」から個性的、独創的な「掘り下げる文明」へと移行します。

領土を拡大し続けたアトランティス物語

ここで昨年(2019年)の講演会でお話しさせていただいたアトランティス文明の話を少しさせていただきましょう。

イギリスの推理小説作家のアーサー・コナン・ドイルは、1930年、ロンドンの新聞にアトランティス大陸についての預言を投稿しました。

安定していると見える文明が滅ぶとすれば、それは大西洋から始まるだろう。世界のいがみ合いが終わらない限り、大西洋に強大な大陸が浮上する。

人類にある自分の中の精神的存在に戻ることでのみ生き残る。だから古代に何が起きたかを知ることはとても大事だ。

推理小説の作家はすごい。未来が読めるのだと思います。もしくは未来から来た魂なのかもしれません。

ここで考えることは、知識や科学や証拠によって、人間の直感力があまりにも損なわれることは、避けなければいけないということです。

人生のどん底にある人が立ち上がるのは、現実を認識するからではなく、想像力(創造力)を発揮したときです。よく「足元をみろ」とか「現実を知れ」と言ったりしますが、果たして現実を知ること=立ち上がる、ことができるのでしょうか。

すべての人に平等に与えられたものは、想像力(創造力)です。才能は人それぞれ偏りがあり、性格には長所も短所もありますが、想像力(創造力)だけは誰もが無限に伸ばすことができます。

一流の人たちは、誰もが幼き頃の想像力(創造力)を忘れずに、よき子ども的大人になった人たちです。

アトランティスの最後の王だったポセイドンは拡張主義、グローバリズムだった

もっともっと領土が欲しい!もっともっと貿易をしてカネ儲けしたい!

ポセイドンの拡張主義は行き着くところまでいって、本家本元のギリシャとぶつかりました。というのは、アトランティスは「ポセイドンに与えられた土地」と言われていますから、当然先住民族がいたはずです。

そして古代ギリシャ神話の中にもポセイドンは登場しますから、アトランティス文明はギリシャ文明の一つある、古代ギリシャの植民地だったのではないだろうか、と僕は創造力を駆使して考えました。

ポセイドンはアテネに戦争を仕掛けた。アトランティス物語というのは、もともとは古代ギリシャの内紛、クーデターがもとになっている、このように読み解いたわけです。

アトランティス文明は強大な力と知恵を持っていました。その力の秘密は「オレイカルコス」または「オリハルコン」と言われるウランと真鍮の超合金です。

オリハルコンは真鍮ではないかと言われていますが、真鍮から電気は取れません。電気が取れる物質は明らかに放射性物質です。

アトランティス人は、放射性物質の超合金、簡単にいうと、ウランの変化したものを使っていた。もちろんウランは国家単位で厳重に管理されていたと思います。ですから放射性物質は古代から非常に注目されていたということです。

精神性を重んじるムー文明

領土拡大のために、物質科学の力が行き着くところまでいってアトランティス大陸は沈んでしまったわけですが、そのアトランティスと対照的なのが精神性を重んじる、ムー大陸と言われるムー文明です。

アトランティスは西洋文明のもとになり、ムーは東洋文明のもとになり、その二つの文明が世界中に散らばっていったのが古代文明の真相ではないかと考えています。

20歳の時に見た未来ヴィジョン

1977年7月17日、午後7時17分、大学時代のことですが、相対性理論を勉強している時に、部屋にホタルのような光が飛んできました。7月だったので「珍しいな、この季節に何なのだろう?」と思ってじっと見ていたら、その光がいきなりスピードを上げて僕の眉間に入ってきました。

すると頭の中に宇宙が見えて、近未来にどんなことが起きるのかなど様々なヴィジョンを見せられました。そのヴィジョンのひとつに、ムー大陸の浮上がありました。

それは2040年前後のこと…...そんなに遠い未来のことではありません。

古代に栄えたムーとはいかなる文明だったのか。もしかしたら、これからやってくる新しい時代の、重要なヒントが隠されているかもしれません。

ラフ3b

2020年5月Dr.Shu(記事協力*超越気功協会 愛知支部定例会より一部抜粋)

参考書籍 『ムーとアトランティス』 スピリチュアルを解くサイエンス3

参考DVD 『ムーとアトランティス』 スピリチュアルを解くサイエンス3


この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?