花は咲くだろう
花はどんな天気でも生き生きと咲く。
それは人から色々言われてもあまり気にしないから。
赤い花は赤らしく
白い花は白らしく
たとえ隣の花が自分より大きく見えたりしてもみじめになったりはしない。
助け手が現れなかったとしても
人のせいにしたり、身近な誰かを責めることもない。
それはきっと、寂しいという気持ちが
豊かな愛するという気持ちに育つことに気がついているから。
赤は赤らしく、白は白らしく
今日も明日も 、ひっそりと愛を育んでいる。
創造神は、たとえ一輪の花をお造りになるのでさえ
宇宙中の光が残らず必要だったのではないか?
こんなに素晴らしい花はないよ、と、ささやきつつ
一輪の花を尊ぶ気持ち「尊」
2016年5月11日 五島秀一
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