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運命の快速列車

46億年前の、銀河の衝突による新物質創造という偉業は、海の超酸性化という、生命にとっては無神経とも言える副作用をもたらしました。

もとより、周りから無神経と言われても、そもそも無神経でないと出来ない働きもあるわけです。

続いて忍耐を象徴する、母なる大地の運動が海を無毒化し、ついに23億年前、活発な動きを可能にし、やりたいことは何でもできる酸素を利用する、ミトコンドリアと共生した快速列車のようなバクテリアが出現し、人間の発生を可能にしました。

私たちは、現実の快速列車に乗るには時刻表を利用できますが、運命には時刻表がありません。

ただ、快の気持ちになることだけが、運命の快速列車に乗ることを可能にするでしょう。

この際、「可愛いと言われたい」「格好いいと言われたい」これも「快」をつくる、大切な感情なのですが、さらに大切なのは、誰かを大切に思うひとときを持つことでしょう。

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今治アースランド「地球は子孫から借りている」(倉本聡、ネイティブアメリカン)子供たちのためにも、美しい自然を残してやりたい。

大利根幼稚園、「発達しょうがいインストラクターセミナー」未来を担う子供たちのために、道を開いてあげたい。

蔵王権現「過去、現在、未来、時間」を大切にする気持ちは語り続けたい。

さて、薄曇りの今治を後にする。

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2018年5月15日 五島秀一
 

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