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開幕延期中の「さいたま国際芸術祭2020」さいたまアートセンタープロジェクトの「現在」


現在開幕延期中の「さいたま国際芸術祭2020」

再び、「安心・安全に・わくわく参加【できる】芸術祭を」つくるべく、

2020年1月から5月までの「さいたま国際芸術祭2020」、「さいたまアートセンタープロジェクト(以下、SACP)」の動きを中心に時系列でまとめてみました。

タイムスケジュール-01

(画像クリックでオリジナルデータを6/30までDL可能です。)
パスワードは「SACP」

生活都市さいたまで、「ライフスタイルにアートを」標榜し、「さいたま国際芸術祭2020」の先行プロジェクトとして、2019年8月から継続的に、アートに参加できる場をつくっている「SACP」。

現在、芸術祭は事実上の凍結状態になっています。(2020年3/28、芸術祭本体の開幕日の「当面の間延期」がアナウンスされた)

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2019年8月から2020年2月初旬の7ヶ月間
(新型コロナウイルスの影響でプログラム延期になるまで)
開催したプログラム一覧


その中で、さいたま国際芸術祭2020の会場となる予定だった公共施設も、3/8から閉鎖され、人と人が直接出会い、アートのプログラムで時間を共有することが困難になりました。

SACPでも、ライフスタイルそのものの変化にどのように対応するか模索しています。ささやかですが、5/4から5/31まで、「お家で芸術祭」をつくろう!SACPカードゲーム」をオンラインで提供したり模索しています。

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また、3/28-4/5。さいたま国際芸術祭2020・美術と街巡り事業「桜の季節編」のプログラムとして、別所沼公園のヒアシンスハウスにて作品展示を実施し、制作希望者を公募して集った約20名の方と、「大切なもの・記憶の品」を布に焼き付ける写真作品(フォトグラム)を制作しました。


さらに、招聘作家の一人、遠藤一郎さんは、2/8よりさいたまに入り、「ほふく前進お百度参り」をほぼ毎日積み重ね、5/17で100回目を達成しました。


自粛期間中は、これまでのプロジェクトを振り返り、これから始まる「ウィズコロナ」「新しい生活様式」で展開していくアートを構想しています。

芸術祭が再び動き出す時は、「緊急事態宣言下」に育まれた想像力も重なり合い、豊かに響く場になることを想像しながら、二度とない今を大切に過ごしていきたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。


●関連リンク

・さいたま国際芸術祭2020
https://art-sightama.jp/jp/

・「Sightama Art Center Project」とは?
https://art-sightama.jp/jp/artist/uFoQfZSn/



⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター