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【雑談】 いきすぎた思い込みの話

人は、思い込む力によって人生を好転させる術を持っていると思う。

例えば、大事なプレゼンテーションを前にして、掌に人を書いて飲み込むのもそうかもしれない。

また、妻は1人の時にゴミが落ちていたら拾うようにしていて、それで運が貯まる。

と思い込んでいる。

誰しもこういった思い込み、1つや2つはあるのではないか。

僕もその力を発揮するときがある。

それは、

尻にニキビが出来たとき。

である。

通常、尻にニキビが出来たら嫌な気持ちになるのが普通かもしれない。

一方で、僕はその時に「ラッキー」と思う。

正確に言うと、「顔に出来なくて、ラッキー」である。

なぜなら、

「人は誰しも、生涯できるニキビの数は決まってる。」

と勝手に思い込んでいるからである。

ここからは思い込みの話になる。

産まれたときからの遺伝なのか、
神のお告げなのか、自分のニキビができる総数は決められていて、唯一分からないのがそのニキビが「いつ、どこにできるのか。」である。

基本的には顔に出来ることが多い。顎なのか額なのか頬なのか、それはもう運のみで決められる。

ちなみに思春期にニキビが出来やすいのは、若いうちから「人生は全て思い通りにいくわけではない。」との教えを請う為である。

つまり、本来は顔にできる可能性が高かったものが、運良く尻に出来たのだから、かなりラッキーなのだ。

尻が身代わりになってくれたイメージである。

鬼滅の刃の世界で例えるなら、鬼に遭遇した時にたまたま柱に救われた。そんなとこだ。

実際のところ尻に出来るのは、3%くらいの確率だから、相当レアな世界。

頭皮に出来たときも、尻くらい嬉しい。

そして、それが大きければ大きいほど更に嬉しくも思う。

なぜなら、大きさも元から決まってるので、より大きいものを身代わりに尻が受けてくれたと思えば、とてもラッキーなことなのだ。

当然ながら顔に出来た時にはもちろん落ち込む。

しかし、生涯できるニキビの数を一つ減らせたと思うので、前向きに捉えようとする自分もいる。

この話を1度妻にした時、1ミリも共感されなかった。

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