サッカーをする目的
久しぶりの投稿になります。色々思うことがあり投稿できずにいました。今は様々な意見がある事は承知の上ですが山形の実家にいます。しばらくいる予定です。
最初に貼ったのは、
学芸大の先輩である五勝出さんのツイートです。
なるほどなぁと思いました。
これってトップアスリートのみならずわざわざ20歳を超えてまで多額のお金を払いながら週6日もサッカーをしている僕たちにも一致する事はあると思います。もちろんトップオブトップの方達は本当に考えるべきものなのかなと思います。
僕にサポーターがいるわけでもなければ(1番のサポーターは家族だと思っています)特別僕個人を応援してくれている人は僕の友達くらい。
それでプレーする事で何を伝えたいとかを考えるところまで頭は回りませんが、
競技は手段で、目的は先にある
という事は本当に考えるべきことかなとは思います。
また、個人的なサポーターはいないとしても今は東京学芸大学蹴球部に所属しているため、沢山のOBの方々やそうでなくても学芸に注目してくださっている人は大勢います。
私達は最近チームの練習で
昇格決定戦の勝利の為に
という事を本当に強調しています。これは学芸の歴史に不名誉なものを刻んでしまった我々の責任であり、一年で関東に戻る事は使命であるとも部員一同感じています。
でもなぜ関東の舞台に行かなければならないのか。
それは私達のサッカーをより良いもの、より楽しい試合をする為、より良い経験をしたい、プロに近付きたい(大学サッカーで区切った考え方ではあります)、注目されたい、というものと、
応援してくださる方々にもっとエキサイティングな試合を観てもらう為、OBの方々にも安心してこれからもサポートしていただく為、東京学芸大学という名を世に知らしめる為。
というような、自分の為にも周りのためにも必ず一年で戻らなければならない理由があります。
しかし、なぜそもそもサッカーなのかというと
僕の場合は物心ついた時から好きな時間がサッカーだったという事です。
サッカーをしている時間が楽しい。1人でリフティングをしていても、複数人集まって回しをすれば楽しさ倍増。試合に勝ったりすればめちゃ嬉しい。大抵の嫌な事は試合終了のホイッスルそして応援席の盛り上がりで忘れられる。この快感は本当に最高。
こんな感情一度味わったらもう一回味わいたくなるもんです。だから今までサッカーを続けているのかもしれません。
話が繰り返されるようですが、このような感情を味わうためにもチームとして関東リーグを目指して活動する事は必要な手段になります。
今書いていて気がつきましたが、やはり関東リーグに復帰するという事は手段なのです。
個人としての目的は最高の感情を味わう為
僕としてはこれに限ります。
ではチームとしては何なのでしょう。
我々が掲げている存在意義
サッカーマインドを育み専門的知識やスキルを身につける社会に貢献しうる人材の育成
やはりこれにいきつきますね。
簡単に言えば、サッカーをする事で得た知識やスキルを社会に出た時も使えるようにする事かなと思います。
手段を選ばなければ、チームとしてSNSや集客活動、審判・指導活動なんかもせずにとにかく練習以外もサッカーの事に集中する。もちろん全寮制で徹底的に生活が何者かに管理してもらっている。全員がそうなったらもしかしたら今よりもサッカーは上手くなるかもしれませんね。
しかし、学芸は現実は違います。ピッチ外の活動にも全力で取り組む。寮生活ではない為全部自己管理が必要。
こういう事をしながらも、サッカーで最高の結果を目指すことが、卒業した後、そしてサッカーが自分の中になくなったときに生きてくるものなのかなと思います。
学芸の中でトップレベルの選手だってここまで考えて生活しています。もし仮にこれが何者かによって管理されているものだとしたらサッカーを続けている分には生きてくるかもしれませんが、やめた瞬間何も残らなくなりそうです。自由が与えられているからこそ、自ら考えこういう行動が出来ているところが本当に尊敬できます。今シーズンも期待大ですね。
今はチームも活動停止になり各自の練習になっています。こういう時こそ自分がこれから何をしていかなければならないのか、最終的なサッカーの目標は何なのか、何のために大学でサッカーをしているのか、応援してくださる方々に伝えたい事は何なのか
時間がある分色々考えたいですね。
そして、2個目のツイートにあるように、
競技に全振りしているアスリートも尊重されるべき
と五勝出さんは言っています。
意外と世に発信する人って、最初に述べたようなことばかりを美化して、
競技しかしていない人はダメだ!
みたいに言う人が多いように感じます。
僕もどちらかと言えば競技だけではダメじゃないかなと思っていますが、競技に全振りしている人も尊重されるべきですよね。
だって多分その人は生きる目的がその競技をする事になっていますからね。
それだけその競技が好きで、その時間がなければ生きがいすらないような状態ですよ多分。
そういう人も僕は素晴らしいと思うし、そういう選手は本当にその競技で行けるところまで行って欲しいなって思います。どこまでもその競技でお金を稼いで行って欲しいです。それはそれで小さい子にも夢を与えることができます。
多くのプロスポーツ選手がどういう感情で今の期間を過ごしているかはわかりません。そして部員の仲間も電話で少し話すくらいでどんな感じかわかりません。
来月末までチームとして活動は出来なさそうですが、サッカーしたい欲満タンでみんなでまた元気に集まりたいですね。
実家にいるうちに色々投稿できたらなって思っています。
未来の山形の為に全力を尽くします。 夢の叶え方を教えられるような教育者になります。 よろしければサポートいただけたら嬉しいです!